ウイスキーのお湯割りの美味しい作り方・効果|グラス/度数
更新日:2020年08月28日
ウイスキーのお湯割りのおいしいつくり方
寒い季節になると、あたたかい飲み物が恋しくなります。お酒を楽しむ場でも、それは同じ。今回はそのなかでも、ウイスキーのお湯割り、別名「ホットウイスキー」をご紹介します。ウイスキーが好きなひとなら、よりいっそう、風味や香りを楽しめるお湯割り。リラックス効果も高く、いつもとは一味ちがった楽しみ方ができます。
ウイスキーのお湯割りの基本のつくり方
ウイスキーのお湯割りの、基本のつくり方は以下のとおりです。
・使用するグラスをあらかじめ、あたためておきます。
・ウイスキーをグラスに注ぎます。目安は、グラスの1/3から1/4程度の量です。
・ウイスキーの2倍~3倍くらいのお湯を注ぎます。お湯の分量は好みで調整してください。
・軽くまぜて完成です。
このように、とてもシンプルなので、誰でも簡単につくることができます。ですが、さらに少しだけこだわることによって、おいしさが増すのが、ウイスキーのお湯割りの魅力です。
最適なお湯の温度は?
ウイスキーのお湯割りに最適なお湯の温度は、80℃です。これは、ウイスキーの香りを楽しむために適した温度となっています。沸騰したお湯を使ってしまうと、アルコールが気化してしまい、香りが抜けてしまうため、ある程度冷ましてから注ぐようにしてください。逆に、低すぎる温度だと、香りがじゅうぶんに立ちませんので、こちらも注意が必要です。
お湯を適温に保つコツ
適温を保つコツとしては、まず、グラスをあらかじめ、あたためておくことです。レンジなどであたためるのではなく、お湯をグラスに注ぎ、あたためておきます。
お湯を注ぐ際も、やかんやポッドから直接注ぐのではなく、一度、別のティーポッドに移してから注ぐなど、一工夫すると良いでしょう。あたためた直後のやかんやポッドから、直接お湯を注いでしまうと、温度が高すぎて、アルコールが飛んでしまうためです。お湯を移しかえることによって、空気に触れ、いち早く適温になっていくため方法です。
また、お湯を注ぐ際にも、ゆっくり注ぐことを意識してみてください。そうすることで、ウイスキーの香りが飛ぶことを、防ぐことができます。
ウイスキーのお湯割りの、最大の魅力は「香り」なので、ぜひ、温度にはこだわってみてください。
トッピング:クローブ
さまざまなトッピングを楽しめるのが、ウイスキーのお湯割りの特徴です。ウイスキーのお湯割りにトッピングのひとつが「クローブ」です。クローブはさまざまな料理に使われている、濃厚な甘い香りが特徴の、メジャーなスパイスです。ウイスキーのお湯割りは香りを楽しむため、クローブとの相性も抜群です。
ウイスキーのお湯割りを飲む際に、クローブを1、2本浮かべたり、紙にさして入れて、スパイスの香りを楽しみます。
適当な分量としては、ウイスキーのお湯割りが200mlの場合、クローブ2本程度と考えておくと良いでしょう。
トッピング:レモン
また、ウイスキーのお湯割りにレモンを加えるのも、定番の飲み方のひとつです。香りを楽しめるだけではなく、レモンには疲労回復効果もあるため、寝つきが悪いときなどに一杯飲むのもです。
レモンとあわせて、砂糖やはちみつを加えることも、の飲み方です。これは「ホット・ウイスキー・トディー」と呼ばれ、スコットランドなどで広く親しまれています。風邪などの体調不良の際にも、好んで飲まれています。
適当な分量としては、ウイスキーのお湯割りが200mlの場合、角砂糖1個(はちみつなら大さじ1杯)、レモン1片程度と考えておくと良いでしょう。もちろん、こちらもお好みで味を調節してください。
そのほかのトッピング
ほかにも、ウイスキーのお湯割りは、さまざまなトッピングを楽しむことができます。シナモンスティックや、バジルなどのハーブ、ジャム、ドライアップルなどを合わせることもです。お湯を紅茶に変えて、紅茶割りにすることも、の飲み方です。
なかには、バターを入れるという方法もあります。ラム酒にバターを浮かべて飲む方法も有名ですが、こちらはそのウイスキー版ということです。
高級な銘柄だと、風味が変わってしまうことに抵抗がある人もいるでしょうが、お手頃価格のウイスキーに関しては、こういったトッピングをすることで、かえって風味を活かしつつ、また普段とは違った楽しみ方をすることができます。
お湯を注ぐ順序は?
初回公開日:2018年02月15日
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