豆腐の種類・特徴・料理|鍋/すき焼き/湯豆腐/マーボー豆腐
更新日:2020年08月28日
豆腐の種類別特徴
豆腐は食卓に欠かせない存在です。いろいろな種類の料理に使うことができて、とても便利です。しかし、豆腐には木綿、絹ごしだけでなく、おぼろ豆腐やソフト豆腐、充填豆腐など、いろいろな種類があります。これらの豆腐は種類によって何が違ってくるのでしょうか?
栄養
豆腐の原料は大豆です。そのため、豆腐にはたんぱく質が多く含まれています。また、カルシウムも多く含まれています。豆腐の種類によって、栄養素の量は変わってきます。特に木綿豆腐は水分を抜いて作られるため、ビタミンも水分と一緒に流れてしまうので、他の種類の豆腐よりはビタミンが少し少なめです。
カロリー
豆腐にはヘルシーなイメージを持っている人が多いです。豆腐の種類によって、カロリーは変わりますが、だいたいは1丁で200kcalほどです。木綿豆腐は上記で述べたとおり、水分を抜いて作られています。なので、成分が圧縮されているため、他の種類の豆腐よりはカロリーが少し高めになります。
ダイエットが目的で豆腐を食べるのであれば、絹ごし豆腐やソフト豆腐を食べると良いでしょう。
豆腐の種類
上記で述べたように、豆腐には木綿豆腐や絹ごし豆腐、ソフト豆腐などいろいろな種類があります。これらは作り方がそれぞれ違い、その豆腐によって特徴も変わってきます。
木綿豆腐
どこでも見かける定番の豆腐です。木綿豆腐の作り方は、まず豆乳を固めます。豆乳が固まると、専用の道具を使って「くずし」という作業をします。「くずし」をする目的は水分や油分などを分けるためです。
次は型に移して、布をかぶせて、上から圧力をかけます。「くずし」は型に移しやすくするという目的もあります。水分が抜けることで、しっかりとした硬さと形をした木綿豆腐ができます。
絹ごし豆腐
絹ごし豆腐も木綿豆腐と並んで、定番の豆腐の種類となります。絹ごし豆腐の特徴は柔らかくて、滑らかなな部分です。絹ごし豆腐がこれだけ柔らかいのは、木綿豆腐のように水分を抜く肯定がないためです。
絹ごし豆腐という名前ですが、絹は使いません。これは絹のように滑らかな豆腐という意味で絹ごし豆腐と呼ばれています。
ソフト豆腐
ソフト豆腐は木綿豆腐と、絹ごし豆腐の間のような豆腐です。作り方は木綿豆腐と同じです。ただ、通常の木綿豆腐よりも、「くずし」や水分の抜き具合を弱めにします。こうすることで、木綿豆腐のしっかりした硬さと絹ごし豆腐の滑らかさの間の豆腐ができます。
基本的な作り方は木綿豆腐なので、ソフト豆腐は木綿豆腐の種類の1つという位置付けになります。
おぼろ豆腐
おぼろ豆腐は別名で寄せ豆腐とも呼ばれます。豆腐を作る肯定で、型に入れる前の状態の豆腐のことを「寄せた」状態と言います。この「寄せた」豆腐を型に入れずに、別容器に移して完成となります。
ざる豆腐
おぼろ豆腐には水分が含まれています。その水分をざるで自然脱水した豆腐のことをざる豆腐と言います。水分が少なくなった分、少しだけ固めになります。醤油ではなく、豆腐サラダのようにドレッシングで食べることもあります。
初回公開日:2017年11月05日
記載されている内容は2017年11月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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