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アロエの種類・見分け方・食べ方|やけど/ヨーグルト

更新日:2020年08月28日

アロエは、昔からやけどや傷にぬったりとお馴染みの植物です。そんなアロエですが、比較的簡単に育てることができることをご存知ですか。今回は、アロエの種類や効能、そして育て方などを詳しくご紹介します。食用アロエのレシピや、化粧水の作り方もあります。

アロエの種類・見分け方・食べ方|やけど/ヨーグルト

多肉植物アロエの種類の見分け方

アロエとはアロエ属の多肉植物のことで、肉厚の葉が印象的な植物です。多肉植物というのは、葉・茎・根の内部に水を蓄えることができる植物のことで、暑さや乾燥に強い種類が大半です。アロエは南アフリカを中心に、世界で500種類以上あるといわれています。

アロエという名前は、アラビア語のアロッホ(苦い)が語源となっています。アロエのことをロカイとも言いますが、これは中国語の蘆薈(ルーホエ)をロカイと読んだことからきています。今回は、アロエの種類や見分け方などについて詳しく紹介していきます。

サボテンとの違い

アロエもサボテンも多肉植物であり、トゲがある姿もよく似ていますが、別の種類の植物になります。見分け方としては、トゲをよく見てみると違いが分かります。アロエは、葉からそのまま1本ずつトゲが生えているのに対し、サボテンは、一ヶ所から複数のトゲが出ており、トゲの根元にはふわふわした綿毛のようなものがあります。

これは刺座(しざ)と呼ばれ、サボテンの特徴でもあります。中にはトゲのないサボテンもありますが、どのサボテンにも刺座があるので、よく見ればアロエと見分けることができます。

アロエの効果効能の種類

やけどなど

アロエは、古くから”医者いらず”とも言われ、さまざまな効能があることが分かっています。特にやけどや傷、あせもや日焼けの部分に直接塗れば解毒と殺菌効果が期待でき、粉末したものを服用すれば便秘の解消や自律神経の乱れを整えてくれる効果があります。

また保湿などの美肌効果も期待できることから、化粧品にもアロエは多く使われています。古くはクレオパトラの時代から、アロエは使われていたといわれています。

食用アロエの食べ方の種類

食用としても昔から親しまれているアロエですが、どのように食べればいいのか、どの種類が食べられるのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、食用としてよく用いられるアロエベラの調理方法についてご紹介します。

下処理

まず、アロエを綺麗に洗います。次に両サイドのトゲを切り落とし、丁寧に皮を剥きます。そして扱いやすい大きさに切ったものを熱湯で1~2分茹でます。氷水でしめれば下処理は完成です。

刺身

下処理したアロエを薄くそぎ切りにし、お皿に盛ればアロエの刺身の完成です。魚のお刺身を食べるようにネギなどの薬味を用意し、醤油やポン酢で頂きましょう。

ヨーグルトなど

下処理したアロエとその半量の砂糖を鍋に入れ、焦がさないようにゆっくり混ぜながら10分ほど弱火で煮ます。水分が出てきたら、レモン汁を入れて火を止めましょう。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やせばシロップ煮のでき上がりです。

そしてそれをヨーグルトに入れれば、手作りアロエヨーグルトの完成です。ジュースと混ぜてゼラチンと固めれば、アロエゼリーにもなります。市販でよく目にするアロエヨーグルトやアロエゼリーは、実は家でも簡単に作ることができます。

食べる際の注意点

美味しくてさまざまな効能が期待できるアロエですが、食べる量には注意しましょう。大量に摂取するとお腹が緩くなることがあります。適量は体質などによって個人差がありますが、1日の目安は60g程度とされています。

また、アロエに含まれるアロインには子宮収縮作用があり、早産や流産の原因となる恐れがあります。そのため妊娠中の方は食べないようにしてください。ただし、市販されているものはアロインが除去されているので、特に問題はありません。

次のページ:種類別の観葉植物アロエの育て方

初回公開日:2017年11月07日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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