【地域別】みかんの種類と特徴・見分け方|高知/沖縄/宇和島
更新日:2020年08月28日
みかんの農薬の種類
柑橘系の農薬は時折問題視され、2014年に台湾に輸出された日本産のみかんから多量の農薬「メチダチオン」が検出され廃棄処分になるニュースがありました。欧州連合では健康被害あるため2004年には使用中止されている農薬で、日本ではまだ使われています。
これは農協の利益を重視した判断で、日本は台湾の5倍、欧州連合の250倍という甘い基準を放置しています。みかんの農薬は他にも多数使用されいます。例えば、ベトナム戦争の枯葉剤で使用された「2、4-D」はみかん畑の除草剤として使用され、発がん性の心配があります。
また、殺虫で使用される「カルタップ」は毒物指定をされており、おう吐や呼吸困難、けいれんを引き起こす農薬です。
みかんの肥料の種類
みかんの肥料は年に3回与えます。3月に与える春肥は、新しい枝の成長をうながす役割があります。たっぷりと肥料を与えて大きく育ってもらいます。
6月ごろに与える夏肥は、みかんが花をつけた直後に与えます。実の成長を促す役割がありますが、量を加減しないと身が落ちしてしまう事もあります。10月になると秋肥を与え、夏の暑さをせ弱った木に栄養を与えます。
肥料の種類は、有機肥料や化学肥料が使われますが、化学肥料は即効性があり有機肥料はゆっくりと効果が出る違いがあります。みかん生産者の方は、いろいろ試行錯誤しながら肥料を選んでいます。
冬になると食べたい果実
みかんの特集いかがでしたか?みかんには多くの種類があり、味や食感が違うことがわかりました。みかんは、暖かい地方の栽培が向いており、四国や九州、沖縄地方で多く栽培されています。
生産する地域によっても味が違い、気候に左右される果物です。色々な地域のみかんを食べ比べしても楽しめるでしょう。また、農薬についてもお話ししましたが、気になる方は無農薬や減農薬のみかんを購入することもできます。
冬の代表的な果物「みかん」を食べて寒い季節を乗り切りましょう。
初回公開日:2017年11月18日
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