【料理別】たけのこの切り方|細切り/短冊切り/水煮/天ぷら
更新日:2020年08月28日
料理別たけのこの切り方
たけのこの旬は4月~5月ですが、旬以外でも水煮などを使ってたけのこ料理を1年中楽しめます。食感も良く、おいしいたけのこですが、料理によって切り方を変えると、いつもの料理も調理しやすく、もっとおいしくランクアップできます。まずは、調理ごとのたけのこの切り方をご紹介します。
水煮
旬の時期を逃しても、たけのこの水煮なら、いつでもおいしいたけのこが食べられます。さらにうれしいのは、めんどうな下処理の手間がかからず、切ってすぐに調理することができる所です。
しかし、水煮はたけのこ1本丸まるの形で売られていることが多いので、円錐の部分など切り方に迷う方も多い食材です。水煮1本キレイに使いきれるたけのこの水煮の切り方をご紹介します。
たけのこの水煮の根元の切り方
まず、たけのこの水煮を横向きに寝かせて置き、太い根元の部分を好みの幅に切ります。たけのこが転がらないように注意して下さい。輪切りしたものをさらに半分にしたのが、半月切りです。
もっと小さいサイズがお好みの場合、輪切りしたたけのこを4分の1に切っていちょう切りしましょう。この2つがたけのこの基本の切り方です。根元部分は、他の部位より堅いので煮物などの料理に向いています。
さらに、輪切りしたものを千切りして細くした切り方が細切りです。こちらの切り方は、炒め物の時によく使います。細いので火がとおりやすく、味の絡みが良くなるのが特徴です。
たけのこの水煮の穂先の切り方
水煮の穂先は、やわらかく、形も三角形で切るのが難しい部位ですが、やわらかい分とてもおいしい部分です。切り方もぜひマスターしましょう。
まず穂先の部分を縦に2等分します。切り口を下にしてさらに縦に4~5等分に切るとうす切りのでき上がりです。煮物などに入れるときはこの切り方で大丈夫です。
少し難しい切り方ですが、穂先を縦半分に切り、穂先のとがった所を基準にさらに半分にします。裏返してさらに2~3等分に切るときれいなくしの形に切れます。このキレイな三角形のくし形切りは、お吸い物などに入れても形が映えておいしそうに見えてすすめです。
チンジャオロース
チンジャオロースに使うたけのこの切り方のポイントは細切りです。1本1本のたけのこの細さがそろっているととてもキレイに仕上がるので、たけのこの根元部分を使うのがです。
節の部分がジャマになる場合は、先に包丁で落としましょう。節は細かいのでそのまま料理に入れて大丈夫です。節が付いていた側を下にして、好みの厚さに切ります。2〜3mmの細さが味絡みが良く、です。
たけのこてんぷら
旬の時期にぜひ挑戦したいのが、たけのこの天ぷらです。1本丸ごと使いきることもできます。天ぷらにするときのたけのこの切り方ですが、小さいものだと、根元部分は、輪切りにするだけで十分です。根元は、堅さがあるので、あまり厚く切りすぎないように注意しましょう。輪切りじゃ大きすぎるときは、半月切りにします。
穂先部分は、やわらかく天ぷらに最適です。くし切りにすると見た目も美しくとてもおいしそうに仕上がります。節部分もくし切りなら断面が美しいですので、ぜひ挑戦してみて下さい。
初回公開日:2018年01月27日
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