唐辛子の収穫方法・おすすめの収穫時期・乾燥方法・保存方法
更新日:2020年02月12日
収穫した唐辛子を乾燥させる方法
唐辛子は乾燥させると長持ちさせることができます。株ごと収穫した唐辛子は株ごと実を下にして軒下などに吊るして乾燥させます。
また、1つずつ摘み取った唐辛子はザルの上に唐辛子の実が重ならないように並べ風通しの良い日に、直射日光の当たらない場所で自然乾燥しましょう。中までしっかり乾燥させましょう。
数日かけて裏表ひっくり返しながら乾燥させると、しっかり乾燥できます。十分水分がなくなると表面にシワができ、振るとカラカラ音が鳴るようになったら完成です。
収穫するまでの唐辛子の育て方
種まき・植付け時期
唐辛子を栽培するのに適した温度は25℃~30℃です。種まきも、その事を考慮して蒔くと発芽しやすいです。
地域毎の目安は、関東・東海地域など:3月下旬~4月下旬です。北海道・東海地方など:4月中旬~5月中旬です。沖縄・九州地方など:3月中旬~4月中旬です。種からではなく、苗から植付ける場合は、上記の時期の1ヶ月を目安に植えると育ちやすいです。
苗から植付けた方が育てやすいので初心者の方は、植付けをおすすめします。苗の植え付けに最適な時期は、5月~8月です。日当たりが良く、水はけの良い場所に植えましょう。鉢に植える場合は、10号ほどの大きめの鉢を選ぶと育ちが良いです。
1株の苗の間隔を30cmほど空け、唐辛子の苗の脇に支柱を立てて株を支えます。植え付け直後の苗は、茎が細く風などの影響で倒れてしまうことがあるためです。
摘葉とは?
プランターで唐辛子を栽培する場合、隣同士の苗の枝や葉っぱが干渉して、育ちが悪くなることがあるので主枝1本と、一番花の下の枝2本以外の側枝は摘み取ります。その先は、込み合っている葉のみ切り取って枝は放置してもかまいません。
プランターでも、地植えでも大事な作業が1つあります。最初の花のつぼみができた頃、葉っぱの付け根から出てくる脇芽を摘んでしまうことです。1番上にある2つの芽だけを残して、残りは摘み取ってしまいます。この作業をする事で、花がたくさん咲き、実もたくさんつきます。
追肥方法と水やり
次に追肥のタイミングですが、1番果が付いたタイミングで1回目の追肥をあげます。株の周りに追肥を蒔いて、軽く土と混ぜ合わせたら完了です。その後は、果実がつき始めたら1株につき2週間に1回のタイミングで追肥を行います。液肥であげる場合は、1週間に1回を目安に追肥しましょう。
次に、水やりについてご紹介します。唐辛子の根は浅く張るため、乾燥にはとても弱い植物です。水やりは、朝・夕2回たっぷりとあげましょう。地植えの場合は、土が乾燥しているときに水やりすれば大丈夫です。乾燥が気になるときは、根元を腐葉土やワラで覆うと乾燥を防ぐことができますのでお試し下さい。
初めての家庭菜園におすすめ!
唐辛子の栽培・収穫方法についてご紹介してきました。初心者でも比較的簡単に失敗無く栽培できるのが唐辛子の特徴です。手間も掛かりませんし、何より自分で作った野菜の収穫は最大の楽しみです。
収穫後は、唐辛子を使ってさまざまな料理にも挑戦して1ランク上の料理で自分磨きしてみましょう。
初回公開日:2018年01月15日
記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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