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【調理法別】キャベツの食物繊維の量・種類|加熱/少ない

更新日:2020年08月28日

「食物繊維が体に良い」「ダイエットには食物繊維をとること」といった言葉を聞いたことはありませんか?なんとなく耳にしたと思っていても、詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。ここではキャベツに含まれる食物繊維量の詳細や種類などについて解説していきます。

【調理法別】キャベツの食物繊維の量・種類|加熱/少ない

まずは「水溶性食物繊維」です。その名のとおり、水に溶ける性質を持っている食物繊維のことです。食べた後、水に溶けてゼリー状になることで、よりゆっくりと体内を移動し、糖質の過剰な吸収を抑えたり、有害な物質の排出をより促します。

また、不溶性食物繊維に比べ、腸内細菌に分解されやすく、腸内の善玉菌を増やす役割も持っています。

水溶性食物繊維を多く含む食品としては昆布、わかめ、里芋、納豆、果物類などがあげられます。また、こんにゃくやゴボウなど、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を多く含む食品もあります。

不溶性食物繊維とは?

水溶性食物繊維に対し、不溶性食物繊維は水に溶けません。そのため、水を吸収し、膨らんだ状態で体内を移動します。その時、膨張した食物繊維は腸を刺激し、腸の動きを活発にします。さらに、膨張することで、より満腹感が得やすく、食べすぎの防止にもつながります。

不溶性食物繊維を多く食品には大豆などの豆類があげられます。ただし、不溶性食物繊維はたくさん食べすぎると、かえって腸の動きを邪魔してしまうことがあるので、食べすぎには注意しましょう。たくさん食べたい方は、一緒に水分も多めにとるように心がけるといいでしょう。

キャベツで食物繊維を賢く採ろう

キャベツは食物繊維だけを考えると、とびぬけて優秀な食材ではありません。しかし、キャベツには食物繊維以外にも、さまざまな栄養素が含まれています。胃の粘膜を保護し、胃腸の働きをよくしてくれるビタミンUや、抗酸化作用などで知られるビタミンC、むくみを防止して体内の水分量の調整にも役立つカリウムなど、栄養満点の野菜です。

そして、一年を通して手に入りやすく、生食や炒め物、煮たり蒸したりとさまざまな調理ができるおいしい野菜です。いろんな調理法ができるということは献立にも取り入れやすいということです。キャベツを食卓に取り入れることで、賢く、気軽に食物繊維を摂取しましょう。

初回公開日:2018年01月31日

記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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