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美味しい餅の食べ方3|よもぎ/鏡開き/紅白

更新日:2020年08月28日

皆さん、お餅は好きですか。もちもちとした食感は多くの人に好まれています。では、どのような食べ方をしていますか。個人・地域・行事・餅の種類によってさまざまな食べ方があります。余った餅がある方や、お餅をアレンジしたい時のお餅の食べ方について説明いたします。

美味しい餅の食べ方3|よもぎ/鏡開き/紅白

餅別でご紹介!美味しい餅の食べ方!

もちもち食感が好まれる「餅」ですが、食べ方は個人や地域によってさまざまです。また、日本では行事の時に食べたりもします。人それぞれ好みの食べ方は異なりますが、ここでは「美味しい餅の食べ方」を紹介していきます。

後に「美味しい餅の食べ方」を紹介しますが、その前に「餅の種類別」で存在する「美味しい餅の食べ方」をお伝えしていきます。

紅白

「紅白餅」と言えば、一般的に馴染みのあるお餅です。建前の餅投げの時に用いられることが多い種類で、見たことがある・食べたことがあるという方も少なくないでしょう。

餅屋にもよりますが、投げ餅で使うような紅白餅は「保存料不使用」のこともあります。その場合は、製造3日後にカビが発生するため、投げ餅の保存は基本的にその日の内に冷凍します。

食べ方はさまざまで、「生で食べる・雑煮・具の1つとして鍋に入れる・レンジで温める・きな粉や餡を付ける」などがあります。

温めた紅白餅の上に「チーズを乗せる」という洋風な食べ方も好評です。「焼き餅が好き」な場合、古くからの言い伝えで「投げ餅を焼いて食べると火事になる」と言われているため、投げ餅の紅白餅は焼く以外の方法で食べましょう。

よもぎ

「よもぎ餅」は、蓬(ヨモギ)と呼ばれる野草を餅に混ぜたものです。蓬はハーブとしても扱われる野草で、古くから健康・治療に用いられてきました。

食物繊維が豊富で、クロロフィルという造血作用がある成分も多く含まれています。また、便通改善や貧血予防に有効です。関東地域では「よもぎ餅」を「草餅」の呼び名が主流ですが、2つは同じものとされます。

よもぎ餅の美味しい食べ方には、「軽く焼いて醤油をかける(+海苔を巻いても良い)」や「湯通し後にきな粉をかける」といった普通のお餅と変わりない食べ方もありますが、「バター醤油」もしくは「餡と生クリーム」を乗せるといった、昔には無い新しい食べ方も存在します。

甘い牛乳と煮れば、ぜんざい風な甘味のでき上がりです。きな粉・黒砂糖などをトッピングすることで甘さが増し、蓬の風味が苦手な場合でも食べやすくなります。おしるこを買って、その中に入れても十分な甘味になります。

エビ

関西地方(特に岩手県関市花泉周辺・宮城県栗原市など)で見かける餅で、郷土料理の1つとされています。溜め池・小川・田んぼの用水路・湖沼などにいる「沼エビ」を洗ってから殻付きのまま茹でて、醤油・酒・塩などで味付けした後、餅に混ぜ込んで作ります。加熱前はピンク色をしていますが、加熱すると鮮やかな赤色になることが特徴です。

通常の餅のように「焼いて食べる」のも美味しい食べ方の1つに挙げられますが、薄味のすまし汁に焼きエビ餅を入れると、エビの香りを楽しみながら食べることができます。手軽さを求めるのであれば、お茶漬けの素と焼きエビ餅を茶碗に入れて湯を注げば、美味しい「エビ餅茶漬け」が完成します。加熱や温めを取り入れた、エビの香りを活かす食べ方が良いでしょう。

鏡開き

鏡開きの時には、お正月前から飾ってあった「鏡餅」を食べます。一般的な食べ方は「おしるこ」や「雑煮」ですが、他にもさまざまな食べ方が考え出されています。

おしること調理法が似ている食べ方としては、「お茶漬け」があります。よもぎ餅の時にも登場しましたが、鏡餅は普通の餅と同様に特別な味付けがされていない餅なので、お茶漬けにも向きます。

市販の安価な鏡餅は「茹でると変にドロドロする」こともありますが、この場合は「グラタン」か「リゾット」にするのも良いでしょう。

茹でる前の硬い状態で、切ることが可能であれば「おかき」にもできます。切った餅を揚げるだけなので簡単です。加熱しても変にドロドロしない餅であれば、「ピザの土台(生地の部分)」にしたり「いちご大福」にする食べ方もあります。

美味しい餅の食べ方!3

餅の食べ方は個人・地域・種類によって、それぞれのものがあることは確かですが、「美味しい食べ方」の基本となっている食べ方が存在しています。

ここで言う餅の美味しい食べ方の基本というのは、一般的に「美味しい(好き)」と思う人が多い食べ方のことです。誰もが知っているであろう食べ方になりますが、形式で基本的な美味しい餅の食べ方を3つ紹介します。

第3位「おしるこ・ぜんざい」

美味しい食べ方の第3位になったのは、「おしるこ・ぜんざい」です。この2つは広く見れば同じものですが、地域によって名称が異なっています。

関東では「汁気なし=おしるこ・汁気あり=ぜんざい」とされており、関西では「こしあん=おしるこ・つぶあん=ぜんざい」と区別されています。また、関西では「汁気なし=亀山・金時」と呼びます。

九州は「関西と同様の分け方」をしており、北海道では「区別の決まりが無い」とされています。いずれにしても、「小豆と餅の組み合わせ」という食べ方になります。

餅の味付けと言えば「小豆(餡)・きな粉・醤油」が基本です。餡を乗せる・きな粉をまぶす・醤油を付ける食べ方もですが、第3位には小豆の中に餅を入れる「おしるこ・ぜんざい」がランクインしました。

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初回公開日:2018年02月10日

記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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