美味しい餅の食べ方3|よもぎ/鏡開き/紅白
更新日:2020年08月28日
第2位「磯辺焼き」
「磯辺焼き」は、「醤油を塗った餅を焼き、海苔を巻いて完成」する食べ方、および餅の種類になります。
ただ「餅に醤油を付けて食べる」食べ方もがある中で、「醤油を塗って焼く・海苔を巻く」といった手間がプラスされた磯辺焼きの方が、上位にランクインしています。シンプルな食べ方を好む人も少なくありませんが、統計的には調理という手間をかけた方がです。
第1位「雑煮」
堂々の第1位に輝いたのは、「雑煮」です。雑煮と言っても各家庭で味付け・具材は異なりますが、一般的に最もがある餅の美味しい食べ方として第1位にランクインしました。
餅は米から作られることは基本なので、雑煮といった「食事としての料理」に取り入れて食べるイメージが強いとされます。このことが1位になった理由でしょう。
もちろん、「おしるこ・ぜんざい」のように甘味としても美味しく食べることができますが、「しっかりと食べられること・身に染みるような温かさを感じられる・お正月のイメージ」などの理由で、「雑煮」が美味しい餅の食べ方第1位に輝きました。
簡単な餅の食べ方は?
最も簡単な食べ方は、お馴染みの「レンジで温める」方法でしょう。レンジで温めた餅に醤油を付けて食べることが、広く知られた簡単な食べ方です。レンジが無い場合は、熱い湯に入れるとやわらかくなります。
レンジにしてもお湯にしても、ドロドロになってほしくない場合は、温め中の様子を目を離さず観察している方が良いでしょう。特にお湯はドロドロになると大変です。
「簡単が良いけど少しの手間ならできるよ」という場合は、溶けるくらい温めた餅に「小豆・蓬・エビ・みかん・いちご・黒砂糖・チョコ・豆など」を混ぜ込んでも良いでしょう。
雑煮などの「鍋物の中に入れてしまう」という手もあります。「きな粉」や「チーズ」があれば、それらを餅に乗せてレンジで加熱しても美味しいです。「バター醤油」や「大根おろし」を乗せるのもGOODです。
ちょっとアレンジしてみたい時に食べ方は?
「ちょっとアレンジしてみたい」時には、これまでにも登場した「グラタン・リゾット・ピザ・おかき」の食べ方が良いでしょう。
他にも、「チーズフォンデュの具」にしたり「パンケーキ」にしたり「焼き油揚げの中に入れる」や「イカ飯のご飯の代わりにする」などの食べ方もあります。どれも美味しそうなので、餅が余った時にはぜひ参考にしてください。
生の餅の食べ方って?
「生の餅(生餅)」は、そのまま食べることができます。「生」と付いているために「お腹に当たりそうで怖い」と思われる場合もありますが、餅は「蒸した餅米」をすり潰してからついたものなので、刺身のような「生」ではありません。つまり、生餅はお腹に当たる危険がある食べ物ではなく、安全な食べ物ということになります。
生餅で当たった経験がある場合、それは「菌が付着していた」ことが理由です。餡や蓬などの混入物・臼・杵・餅が手にくっつかないように使う水・餅作りをした人などに、お腹に不調をきたすような菌が付着していた可能性があります。食品に付着する菌は、たいてい85度以上の加熱により死滅します。餅作りの際は、熱湯による菌対策を行った方が良いでしょう。
食べ方に関しては、これまでお伝えしてきた食べ方と変わりません。つきたての生餅はやわらかく美味しいので、そのまま食べることをします。
太らない餅の食べ方ってある?
「餅は米だから太る」というイメージが一般的ですが、実は「太らない食べ方」があります。「餅なのに太らないのか」と疑問を持ちたくもありますが、美味しくてつい食べ過ぎてしまうことがある餅に太らない食べ方があるのであれば、それは知っておきたい情報です。
では、太らない餅の食べ方とはどういった方法なのかを紹介します。
雑煮にしてよく噛んでゆっくり食べる
雑煮には、たくさんの野菜を使います。食物繊維が含まれる料理になるため、ゆっくりと食べ進めることができれば、満腹感を感じやすいと言われています。よく噛んでゆっくり食べ進めることで、市販の切り餅くらいのサイズにした餅が2個でも十分に足ります。
海苔や大根おろしと一緒に食べる
「餅は太りやすい」と言われる原因は、餅が持つ「GI値」の高さにあります。「GI値」は血糖値の上昇率を表した数値で、数値が高いほど「血糖値が急上昇」しやすく、血糖値が急上昇すると「糖代謝物質インスリンの量が足りない」状態になり、エネルギー化されなかった(代謝されなかった)糖質が脂肪になります。糖質摂取量過多でも、体内で同じことが起きます。
つまり、「餅は体内の血糖値を急激に上げて代謝機能に負担をかける」から太りやすい食べ物と言われています。大根や海苔には食物繊維が含まれていますが、この食物繊維は「血糖値の上昇を抑える」働きがあるため、GI値の高い餅と一緒に食べるものとしては最適です。このことは、野菜たっぷりの雑煮にも当てはまります。
また、GI値の高い食品を「空腹時」に摂取すると、さらに血糖値が急上昇しやすくなります。「野菜から食べる方が太りにくい」と言われるのは、このためです。
初回公開日:2018年02月10日
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