節分の恵方巻き方角の調べ方・由来・角度・食べ方|誰が決める
更新日:2020年08月28日
恵方巻きと節分について
ここ数年でかなりメジャーになった恵方巻は、今やコンビニやスーパーマーケットなどでも売られています。恵方巻きとは、節分に恵方を向いて食すると縁起が良いとされる巻寿司のことです。恵方巻き方角の恵方は、毎年変わります。
また、節分は2月3日と思っている人が多いでしょう。しかし、節分の日にちは年によっては変わることがあります。
さらに、節分は、2月3日のことを言うのではなく、季節の分かれ目である=季節が変わる前日が節分になります。季節が変わる日とは、立春・立夏・立秋・立冬のことを指します。その前日が節分なので、節分は年に4回あります。
2018年の2月3日の節分は、2月4日の立春の前日なので、春の節分ということいなります。しかし、一般的には節分といえば、春の節分を指すでしょう。
節分の恵方巻き方角の調べ方
恵方巻きを食べる時には、恵方巻き方角の恵方を向かなければいけません。どちらの方角を向くべきか知るには、パソコンで検索したり、アプリを使ったりすれば、すぐにわかります。
今年の恵方は南南東
今年の恵方巻き方角は、「南南東」です。実際に恵方巻を食べるときに、南南東を正確に知るにはスマホで確認できます。
スマホには、コンパスがついています。コンパスで南南東は、150°の方角になります。しっかり恵方巻き方角を確認するのに、食べる時にはスマホを用意しておくのがです。
恵方巻き方角と角度
実は、恵方巻き方角は4種類しかありません。それが、西南西・南南東・北北西・東北東の4種類です。
南南東は、恵方巻き方角の角度として150°とご紹介しました。他の恵方巻き方角は、西南西が240°、北北西が330°、東北東が60°となります。
恵方巻き方角の由来
恵方巻を食べる時に向く恵方は、その年の「十干(じっかん)」に由来しています。十干とは、古代中国を発祥としていて、五行説と陰陽道が結びついた暦のことを指しています。
十干には、「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」の10種類があります。そこから、恵方巻き方角が決まります。詳しくは、後ほど説明します。
恵方巻き方角の決め方
先にご紹介したように、十干には対応した方角が決まっています。毎年の十干から、恵方巻き方角が決まります。
たとえば、2018年はでは「戊」とされていて、それに対応する恵方巻き方角が「南南東」です。
誰かが決めるのではなく対応した方角が決まっている
十干は、なじみのないもので難しく感じるでしょう。10年周期で十干が展開するので、西暦の末尾の数字で十干を判断して、方角と角度を知ることもできます。
以下が、西暦の末尾と十干、方角の対応になります。
末尾:0 十干:庚(かのえ) 恵方巻き方角:西南西
末尾:1 十干:辛(かのと) 恵方巻き方角:南南東
末尾:2 十干:壬(みずのえ) 恵方巻き方角:北北西
末尾:3 十干:癸(みずのと) 恵方巻き方角:南南東
末尾:4 十干:甲(きのえ) 恵方巻き方角:東北東
末尾:5 十干:乙(きのと) 恵方巻き方角:西南西
末尾:6 十干:丙(ひのえ) 恵方巻き方角:南南東
末尾:7 十干:丁(ひのと) 恵方巻き方角:北北西
末尾:8 十干:戊(つちのえ) 恵方巻き方角:南南東
末尾:9 十干:己(つちのと) 恵方巻き方角:東北東
恵方巻き方角の意味
初回公開日:2018年04月06日
記載されている内容は2018年04月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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