ほうじ茶チャイを作る手順6つ・スパイス6種類
更新日:2022年04月11日
手順5:茶こしを使ってカップにそそぐ
チャイに十分味と風味をつけたら、茶こしでチャイの中のほうじ茶とホールスパイスがカップに入らないように注ぎましょう。ホールスパイスを細かく砕いて使用した場合は、一度でこしきれない可能性があるので、2回こすことをします。
スパイスがカップに入ってしまうと、チャイの舌触りが悪くなります。ナツメグなど、細かいものを少量使うスパイスもあるので、できるだけ目の細かい茶こしを使いましょう。
手順6:パウダースパイスをふりかけていただく
カップにほうじ茶チャイを注いだら、お好みでパウダースパイスをかけて仕上げましょう。チャイの中に煮出していてもシナモンを仕上げにひとふりかけると香りが増すのでです。またコショウやショウガパウダーをかけることで、体を温める効果が高まります。
また変わり種として「七味唐辛子」をほんの少しふりかけても、舌へのピリっとした刺激とほうじ茶チャイのふんわりした風味と甘味の相性が良いのでです。
ほうじ茶チャイに甘味料
ほうじ茶チャイに合う甘味料にはどのような種類があるのでしょうか。チャイに牛乳を使うか豆乳を使うかにより、甘味料が異なります。
豆乳で作る場合、独特の風味が強いため、ほうじ茶とスパイスの風味を移しているにもかかわらず、後味に豆乳くささを感じる場合があります。黒糖やはちみつなど独特の風味がある甘味料を合わせることで、味と風味に深みを加えることができます。
牛乳の乳くささは、ほうじ茶とスパイスの風味でほぼ解消されます。そのため、グラニュー糖や上白糖などあっさりした甘味の甘味料がです。
コクがあるのにクセがないおいしさ「きび砂糖」
牛乳を使ったほうじ茶チャイは、ほうじ茶やホールスパイスをしっかり煮出して風味をつけることで独特の乳くささがほぼ解消された仕上がりになります。しかし「もう少しコクがほしい」場合は、きび砂糖や黒糖など、いわゆる「原料糖」の使用をします。
特に牛乳を使ったほうじ茶チャイには、「コクはあるのに独特のクセは少ない」きび砂糖がです。
ほうじ茶チャイにスパイス6種類
ほうじ茶チャイを煮出す時にホールスパイスを投入します。紅茶のチャイでもよく使われるホールスパイスは、ほうじ茶チャイにもです。
ここでは、特にほうじ茶チャイにホールスパイス6種類について解説していきましょう。
スパイス1:ショウガ
ショウガは料理の臭い消しや薬味として使われるスパイスで、体を温めることができる生薬でもあります。ほうじ茶チャイに入れることで、チャイにさわやかな辛みを与えてくれる上、体を温めてくれます。
ほうじ茶チャイに入れる量としてはお好みもありますが、生ショウガならスライス1枚から2枚程度で十分です。ジンジャーパウダーなら飲む直前にひとふりかけてお召し上がりください。
スパイス2:シナモン
「スパイスの王様」として名高いシナモンは、漢方では桂皮(ケイヒ)と呼ばれ、体を温めて発汗を促し、胃を丈夫にする作用があると言われ古くから民間で親しまれています。
アップルパイやシナモンロールなど洋菓子の香りづけに用いられることが多く、チャイにも使われることが多いスパイスです。独特の甘みと香りで知られています。
ほうじ茶チャイに煮出す場合は、1人分ならホールスパイス2cm程度で十分シナモンの香りが出ます。
初回公開日:2018年09月26日
記載されている内容は2018年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。