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ほうじ茶チャイを作る手順6つ・スパイス6種類

更新日:2022年04月11日

ほうじ茶を使ったチャイをご存知でしょうか。濃く煮出した紅茶とスパイスで作るのがよく知られているチャイですが、ほうじ茶とスパイスを濃く煮出して作るのがほうじ茶チャイです。ほうじ茶チャイの基本的な作り方とほうじ茶チャイにスパイスをご紹介します。

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・スパイス6種類

スパイス3:カルダモン

カルダモンはインドカレーに欠かせない香辛料のひとつで、肉料理の臭い消しに活躍するスパイスです。ユーカリとレモンの香りが混ざったような香りと評されており、「香りの王様」と呼ばれています。

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは、ストレスを改善し体力を増進するスパイスとして重宝されています。ほうじ茶チャイに用いる際は、カルダモン1粒から2粒をスプーンの背などで実を少しつぶしてからお使いください。

スパイス4:クローブ

クローブは和名で丁子(ちょうじ)と呼ばれ、殺菌・防腐作用に優れているスパイスです。また、かすかに鎮痛・麻酔作用があり、歯の鎮痛剤としても用いられます。ヨーロッパで、クリスマスの時期に「魔除け」として作られる「オレンジポマンダー(オレンジにクローブを刺して吊るしたもの)」は、クローブの防腐作用により腐らず形を保ちます。

シナモンやカルダモンと並び、チャイには定番のスパイスと言われており、ほうじ茶チャイに分量はホールで3粒前後です。

スパイス5:ナツメグ

ナツメグは独特の甘い芳香があり、ハンバーグやミートローフなどの肉料理の臭み消しに用いられたり、クッキーなどの焼き菓子の風味付けにも使われたりしているスパイスです。種子を乾燥させて仁(じん)を取り出したものがホールスパイスのナツメグです。

ホールスパイスは、おろし金ですり下ろして使います。市販のナツメグのほとんどは、すでにすり下ろした荒い粉状のスパイスを瓶に詰めた形です。ほうじ茶チャイに用いる場合は、風味が強いのでほんの少しから小さじ3分の1までにとどめておきましょう。

目の細かい茶こしを使うとナツメグの粉がカップに入ってしまうのを防いでくれます。

スパイス6:コショウ

コショウには、黒コショウ、白コショウなどいくつか種類がありますが、いずれのコショウにも「ピペリン」という物質が含まれており、ピペリンがコショウに独特の風味と効果を与えています。

抗菌および防腐効果に優れ、肉や魚の保存に古くから活用されてきました。コショウに含まれるピペリンが肉料理の消化を助け、抗酸化作用に優れているため、サプリメントとしても活用されているスパイスです。

チャイに用いる場合は、ホールスパイスを2粒から3粒入れて煮出してください。ほうじ茶チャイの仕上げに、ミルで挽いたコショウを少々カップにふりかけても味のアクセントになるのでです。

メリットたっぷりのほうじ茶チャイを楽しもう

チャイと言えば「スパイスと一緒に濃く煮出した紅茶を牛乳で割って飲む飲み物」のイメージですが、日本のほうじ茶のように味にくせが少なく香りが高い緑茶を使ってもおいしくいただくことができます。

また、ほうじ茶は紅茶よりカフェインが少ないため飲みやすく、ほうじ茶チャイと一緒に煮出すスパイスの効果も合わせていただけるので、仕事で疲れた時のひと休みや休日にゆっくりしたい時の一杯として大変飲み物です。

チャイのためにウバやアッサムなどの牛乳に合う紅茶の茶葉を買い求めるのも本格的でですが、まずはご家庭にあるほうじ茶で、気軽にチャイを楽しんでみてはいかがでしょうか。

中見出し:お茶についてもっと知ろう

日本や世界には、ほうじ茶や紅茶の他にもたくさんの種類のお茶があります。ほうじ茶チャイの他にも、お茶の種類やおいしい飲み方を知って、あなたのティータイムを充実させてはいかがでしょうか。

初回公開日:2018年09月26日

記載されている内容は2018年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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