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マグロの種類|大きさ/特徴/写真/見分け方/値段など

更新日:2018年10月03日

マグロと一言で言っても、マグロの種類ごとに旬の時期や風味が違うことを知っていますか?マグロの種類ごとの違いや特徴、料理法を店頭でよく見かける5種類のマグロを中心にご紹介します。マグロの種類ごとの違いをしれば、自分好みのマグロがきっと見つかります。

マグロの種類|大きさ/特徴/写真/見分け方/値段など

マグロの種類

日本人が大好きなマグロは、いまや世界中で人気の魚です。地域を問わずお寿司やお刺身といえばマグロを挙げる人は多いです。一口にマグロと言っても、実はマグロには幾つかの種類がいます。マグロの種類によって味や向いている調理法も異なります。

有名なマグロの種類は、「クロマグロ」、「ミナミマグロ」、「ビンナガマグロ」、「キハダマグロ」、「メバチマグロ」の5種類です。「クロヒレマグロ」、「コシナガマグロ」などのマイナーな種類も併せてその特徴をご紹介します。

マグロの種類ごとの特徴は?

種類特徴
クロマグロマグロの種類は数あれど、単純に「マグロ」と呼べばクロマグロを指します。他の種類のマグロと比べて、大きさも価格も一番の、まさに最高級品として知られています。クロマグロの特徴は、名前の通り体が黒く、他の種類のマグロのように黄色いラインが入りません。 主に北半球に生息する種類です。
ミナミマグロミナミマグロは、クロマグロとは反対に 南半球に生息する種類です。外見はにクロマグロそっくりでよく似ていますが、尾の形が違ったり、身体が黄色味を帯びるので見分けることができます。
メバチマグロメバチマグロは他の種類と比べて、大きな目と頭を持ています。世界中の暖かい海に生息しています。メバチマグロの旬は夏で、柔らかい肉質が主に関東の人に好まれます。
キハダマグロキハダマグロの体は全体的に黄色っぽく、ヒレも黄色が強く出ています。この種類は、別名キンヒレとも呼ばれています。世界中の暖かい海に生息していますが、日本海にはいません。しっかりとした肉質とあっさりとした旨味が関西の人に好まれています。
ビンナガマグロ回転寿司のネタでよく見かける「ビンチョウマグロ」はビンナガマグロと同じ種類です。世界中の暖かい海に生息しており、成長するととても長くなるヒレが名前の由来になっています。身に赤身がなく、味が鶏肉に似ているという理由で、シーチキンとして缶詰の材料になることもあります。
クロヒレマグロ別名でタイセイヨウマグロとも呼ばれる種類です。 大西洋の西に生息している、マグロとしては小柄な種類です。
コシナガコシナガは、インド洋や西太平洋の暖海に分布しています。夏になると海流に乗って西日本までやって来ます。小柄なマグロで、キハダマグロとメバチマグロのちょうど中間くらいの肉質です。

マグロの種類ごとの大きさ比較

種類大きさ
クロマグロ最大で約3m、体重も700㎏に成長する最も大型のマグロです。
ミナミマグロ体長約2.2m、体重約160㎏に成長します。
メバチマグロミナミマグロと同じく体長約2.2m、体重約160㎏に成長します。
キハダマグロ体長約2.1m、体重約175㎏ほどに成長します。
ビンナガマグロ体長約1.4m、体重約40㎏ほどに成長します。
クロヒレマグロ体長約1m、体重約20㎏ほどで、マグロの仲間では小型です。
コシナガ体長約1.3m、体重約35㎏で小柄な種類です。

美味しいマグロの見分け方

マグロの鮮度は、身体の表面の色合い、目、エラなどを見て判断します。脂ののり具合は身の状態を見て判断しましょう。もしも小型の種類のマグロを魚屋さんで見かけたら、表面にぬめり感がないか、硬すぎないかをチェックしてから購入しましょう。

また、大型の種類のマグロの鮮度判断は、一般人にはまず無理なので普段から色々な種類の魚を目利きしている仲買人や魚屋さんなどのプロの人に任せるのが無難です。

■美味しいマグロの見分け方
・目が澄んでいる。
・エラが赤く鮮やかなものを選ぶ(くすんでいたり、黒っぽいものは避ける)
・身が固すぎず、柔らかすぎないもの。
・身に赤いアザのような斑点があるものは避ける。
・冷凍マグロの解凍品は、ドリップ(赤い汁)が出ていないものを選ぶ。
・冷蔵のマグロは、身の色がくすんで黒っぽいものは避ける。
・臭いが気になるものは古いので避ける。

カジキマグロという種類のマグロはいない?

長く鋭い上顎と、大きなヒレが特徴のカジキはカジキマグロと呼ばれることがあります。しかし、カジキはスズキ目カジキ亜目で、マグロはサバ科の魚で全く別の種類の魚です。

カジキとマグロは住んでいる地域や身体の大きさ、身の味もマグロと似ているため、以前はマグロと同じ種類の仲間とされていました。しかし、その後の研究で別の種類と認定されました。

カジキの切り身を見ると、マグロと同じように大きな血合いがなく白っぽい均一な肉質をしています。食味はマグロと比べれば淡泊であっさりとしていて、食べやすい魚です。

マグロの種類別スーパーでの値段

マグロの種類別のスーパーでの値段をご紹介します。特売や品質の安定しやすい冷凍品を狙って購入することで、お得に美味しいマグロが食べられます。

台風など天候が荒れた次の日には、漁師さんが海にでられないため店頭に並ぶ魚の種類が少なくなります。通常マグロがスーパーに並ぶまでは、流通の関係で約3日ほどかかるため、天気が悪い日でも購入できるのは嬉しいですね。

種類価格(100gあたり)
クロマグロ1,000円程度
ミナミマグロ600円程度
メバチマグロ500円程度
キハダマグロ200円~300円程度
ビンナガマグロ200円程度

マグロのおすすめ料理

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初回公開日:2017年09月23日

記載されている内容は2017年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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