イカが旬の季節はいつ？｜名産地別の旬の時期・旬のイカの値段の相場
更新日：2020年02月28日
便利なイカ
毎日の晩ご飯の献立を考えるのは大変です。特に冷蔵庫の中を確認して、使い方が限定されるような食材しか残っていないと、作れる料理も範囲が限定されて困ってしまいます。
そんな冷蔵庫の中に、イカが残っていれば作れる料理の範囲が広がるでしょう。イカは新鮮であれば刺身でも食べれますし、焼き、煮つけ、揚げなど、様々な料理に使えます。そんな困ったときに助けてくれるイカですが、種類や産地も様々です。またイカにも旬があります。便利で日常的に使うイカですが、意外と知らないことは多いです。
旬のイカの値段相場
イカにはいくつも種類があります。その数は日本で130種、世界では500種類にもなります。もちろん、これら全てがスーパーなどで購入できるわけではありません。スーパーなどで見かける種類に限定すれば5〜10種類くらいです。
アオリイカ
地域によってはミズイカとも呼ばれます。アオリイカは身が柔らかいので、刺身や寿司に使われることが多いです。また、柔らかい身は煮つけ、バター焼き、から揚げなどにも適していて万能なイカです。アオリイカはイカの中では高価な種類で、旬の時期は5～8月といわれています。
コウイカ
イカと言えば細身な体をした物が多いですが、コウイカは見た目がゴツいです。コウイカはゴツい体をしているので、蓄えている墨も強力です。家で調理する際に、うっかり墨袋を破ってしまうと、キッチンが墨まみれになってしまいます。
コウイカはアオリイカほどの甘みはありませんが、刺身でも食べることができます。加熱調理もできますが、やはりアオリイカに比べると、やはり少し劣っている印象です。値段もスーパーに並ぶ程度の値段で、コウイカの旬は長く、10～4月くらいといわれています。寒い時期が旬になります。旬ではない夏の時期には小さいサイズの新イカとして出回ります。
ヤリイカ
アオリイカと並んで人気なのがヤリイカといわれています。ヤリイカもイカの中では高価な部類に入るでしょう。特に冬には高級な刺身として出回ります。冬が終わり、春先になるとヤリイカは卵を抱えて、さらに美味しくなります。
スーパーなどでは他のイカと比べると、見かける機会は少ないかもしれません。飲食店で食べることの方が多いでしょう。
ホタルイカ
名前の通り、蛍のように光るイカです。スーパーなどには2月の後半から5月くらいに並ぶといわれています。基本的にボイルされた物や、沖付けとして販売されます。刺身で食べることもできますが、産地以外では見かけることは珍しいです。他のイカと違って、ホタルイカは内蔵ごと全部食べます。値段は小さな体格の割には少し高めといえるでしょう。
スルメイカ
低価格なので、家庭の強い味方です。日本で漁獲量の多いイカといわれています。しかし、最近では水揚げ量が減少してきているようです。鮮度が良ければ刺身で食べることも可能です。スルメイカは身が薄いので歯ごたえが良いです。ただし、アニサキスには注意しましょう。
スルメイカの旬は夏になります。冬のスルメイカは肝に油が乗っているので塩辛に向いているでしょう。
剣先イカ
剣先イカは先に述べたヤリイカよりもさらに細長い体をしています。剣先イカも高価な部類に入るといわれています。ねっとりしていて甘みが強いので、刺身以外にも天ぷらや一夜干し、炒め物など、その調理方法は選びません。剣先イカの旬は春から夏にかけてといわれています。
産地別イカの旬
初回公開日：2017年09月24日
記載されている内容は2017年09月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。