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アイロンの代用品・アイロンがけで困ったときの代用品

更新日:2025年03月05日

アイロンが必要なのに無いというとき、アイロン周りのあのアイテムが無いという時に代用できるものや、その作り方についてご紹介します。また、アイロンがあることによってコレができちゃう、こんなもの作れるというアイデアも合わせてご紹介します。

アイロンが必要なのに無いというとき、アイロン周りのあのアイテムが無いという時に代用できるものや、その作り方についてご紹介します。また、アイロンがあることによってコレができちゃう、こんなもの作れるというアイデアも合わせてご紹介します。
「キーピング」や「スムーザー」といった商品名でおなじみの、いわゆる「スプレータイプのアイロン用のり」ですが、こちらも中身は手作りすることができます。

用意するものはコーンスターチ(なければ片栗粉でも可)小さじ1、水200cc、(お好みで)アロマオイルです。手順は、

①鍋にコーンスターチと水を入れ、強火で混ぜながら煮る
②2〜3分火にかけて透明になったら弱火にして、たまに混ぜながら5分位熱する
③冷ましてからスプレー容器に入れ、お好みで好きな香りのアロマオイルを一緒に入れる

既製品は多くの人にとって最適な「ぱりっと感」を出すような濃度にされていますが、人それぞれ好きな感じがあるため、コーンスターチの濃度を調整することで自分好みのアイロン用のりを作ることができます。
また、好きな香りをつけることで集中力アップやリラックス効果も期待できます。こちらの注意点としては、洗濯のりをご紹介した時と同様にもとは食品であるため、長期保存はできません。長くても数日で使い切る量を作るようにしてください。

下敷き(アイロン台)

アイロン台を捨ててしまって無いけどアイロンをかけなければいけないときなどに代用できるのが、雑誌や電話帳などです。たくさんあれば、新聞紙でも構いません。それらを積み上げ、その上に大きい布やバスタオルなどを敷くとアイロン台の代用となります。

欠点は、積み上げた雑誌や上に敷いたタオルが固定されていないために動き、なかなかシワが伸びない、あるいは別のところがしわになってしまった、ということもあります。慎重にアイロンをかけないといけなくなってしまうことから、アイロン台の代用はあくまでも緊急時に使える知恵です。

アイロンを使って代用できるもの

ここまでは「アイロンあるいはアイロン周りの代用となるもの」をご紹介してきましたが、ここからは「アイロンが◯◯の代用となる」といった情報をご紹介します。衣類のシワを伸ばすため以外に使いみちがないように思えるアイロンですが、意外といろんなものの代用品として使えます。

スノーボードのホットワックス、スキー板のシーラースキーワックスかけ

ここでご紹介するのは、スキー板やスノーボードのメンテナンスのためのワックスかけです。ホットワックスやシーラースキーワックスかけ専用のアイロンも存在し買うこともできますが、家庭用アイロンで代用する方法をご紹介します。

用意するものはアイロン、ワックス、ワクシングペーパーです。

①ワックスをアイロンで溶かしながらボード、スキー板に塗っていく
②同様にワックスを溶かし、ワクシングペーパーに垂らしておく
③アイロンを90〜120度になるよう設定(家庭用では中が約160度)、ワクシングペーパーをボードやスキー板とアイロンの間に挟んで水平にワックスを塗る

注意点として、家庭用のアイロンは専用のものと違い細かい温度設定ができないため、慎重にワックスかけをおこなうことが必要です。白煙が出るようであれば温度設定が高すぎる証拠であるため、温度を下げましょう。また、ワックスを溶かす際にアイロンにワックスを直接つけることになるため、衣類などに使う通常のものと兼用はできません。

エンボスヒーター

エンボスとは、メッセージカードなどで文字や柄が浮き立っている加工のことをいいます。その加工の方法には「ドライ」と「ヒート」の2つがあるのですが、そのうち「ヒートエンボス」のヒーターの代用としてアイロンを使うことができます。

エンボスヒーターの代わりとして使う部分のみご紹介しますので、それまでの手順は省略します。スタンプなどを押し、余分なエンボスパウダーを落としたら、アイロンの登場です。

①アイロンを加熱し、立てて置きます。
②スタンプを押した紙をピンセットなどで持ち、紙の裏面をアイロンの鉄部分に直接押し付けます

ここでの注意点は、スチーム機能はあらかじめOFFにしておくことと、高温に設定しすぎないことです。エンボス加工をしてみたいけど、そんなに頻度は高くない、という方はヒーターをアイロンで代用するのがです。

ラミネーター

オリジナルのしおりやタグをつくる時のラミネート加工、「パウチ」と呼ぶこともありますが、それらを作るラミネーターはアイロンで代用することができます。

用意するものは、市販のラミネートフィルム、写真などのラミネートしたいもの、アイロン、アイロン台、カッターなど、あて布です。

①ラミネートフィルムの中に写真などをはさむ
②あて布をし、低音でアイロンをかける
③確認し、再度圧着の必要があれば裏返して圧着
④余計な部分をはさみやカッターで切り取り完成

アイロンをかけるときはスチーム機能を使用しないこと、低温でゆっくりとアイロンをかけることに注意しましょう。

アイロンがなくても大丈夫

今回はアイロンがない時に代用となるものや、アイロン周りの代用品についてご紹介しました。意外と身の回りのものが代用できて、出先でどうにもならない、ということは少なくなるのではないでしょうか。

また、アイロンが家にあることでシワを伸ばすことはもちろん、熱を使ういろいろな器具の代用とできるので生活や趣味の幅を広げてみるのもよいでしょう。

初回公開日:2017年09月22日

記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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