塩素系漂白剤の商品・正しい使い方・使用時の注意点
更新日:2025年03月05日


食器にも使える塩素系漂白剤の、便利な使い方をご紹介します。
黄ばみにはこうしよう
塩素系漂白剤は、食器の茶しぶや食器の汚れにも効果を発揮しますが、効果が強い分使い方にも注意が必要です。ふきんや食器をつけ置きする時には、あまり長時間漬けておくと材質を傷つけてしまうので、30分~1時間ほどにしておきましょう。
塩素系漂白剤を熱湯で薄めると塩素ガスが発生しやすく危険なので、水で薄めてください。キッチン全般の除菌消臭に使える塩素系漂白剤ですが、食器の種類によっては使えないものもあります。メラミン食器は材質を傷めて黄ばませてしまうので使えません。
塩素系漂白剤を熱湯で薄めると塩素ガスが発生しやすく危険なので、水で薄めてください。キッチン全般の除菌消臭に使える塩素系漂白剤ですが、食器の種類によっては使えないものもあります。メラミン食器は材質を傷めて黄ばませてしまうので使えません。
カビにはこうしよう
保存容器や水筒のゴムパッキンに見られる黒ずみはカビですが、塩素系漂白剤できれいにすることができます。台所用洗剤で洗った後、塩素系漂白剤を水で薄めたものにゴムパッキンをつけ置きし、水でよくすすぎましょう。
蛇口のカビを取る時には、塩素系漂白剤を薄めた消毒液を作り、その中に外した吐水口を入れてつけ置きします。ホースで伸びるタイプであればそのまま入れて30分ほどつけ置きし、水でよく流します。
蛇口のカビを取る時には、塩素系漂白剤を薄めた消毒液を作り、その中に外した吐水口を入れてつけ置きします。ホースで伸びるタイプであればそのまま入れて30分ほどつけ置きし、水でよく流します。
塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の効果の違いって?

知っているようで知らない、塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の効果の違いについてご説明します。
塩素系漂白剤の効果
塩素系漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、漂白や除菌効果が高く、即効性があります。強アルカリ性でタンパク質を溶かすという性質から、皮膚につくと荒れるなどの炎症を起こしたり、粘膜を刺激することで目やのどが痛くなったりします。
塩素系漂白剤は効果が強いため、洗濯では白い衣料にしか使えず、色柄ものに使うと色落ちしてしまいます。しかし、洗面所やお風呂、台所やトイレなどの水回りの掃除では強い除菌、消臭作用を発揮します。
さまざまなところのカビ取りにも、即効性の効果がありです。実際、市販の洗濯槽のカビ取り剤の主成分も塩素系漂白剤と同じ次亜塩素酸ナトリウムです。
効果が強く表れて即効性がありますが、ツーンとするにおいが強く気分を悪くすることがあったり、使える用途が限られる、使い方に注意が必要で場合によっては危険が伴うという特徴もあります。
塩素系漂白剤は効果が強いため、洗濯では白い衣料にしか使えず、色柄ものに使うと色落ちしてしまいます。しかし、洗面所やお風呂、台所やトイレなどの水回りの掃除では強い除菌、消臭作用を発揮します。
さまざまなところのカビ取りにも、即効性の効果がありです。実際、市販の洗濯槽のカビ取り剤の主成分も塩素系漂白剤と同じ次亜塩素酸ナトリウムです。
効果が強く表れて即効性がありますが、ツーンとするにおいが強く気分を悪くすることがあったり、使える用途が限られる、使い方に注意が必要で場合によっては危険が伴うという特徴もあります。
酵素系漂白剤の効果
酵素系漂白剤には粉末と液体の2種類があります。粉末の酵素系漂白剤の主成分は過炭酸ナトリウムで弱アルカリ性です。液体の酵素系漂白剤の主成分は過酸化水素で弱酸性です。どちらも塩素系漂白剤では使えない色柄衣料の漂白に使えます。
塩素系漂白剤のような即効性はなく穏やかに効果がでるので、衣料を傷めたり色が抜けたりする心配はありません。また、強い臭いもなく、皮膚に触れても塩素系漂白剤のような炎症は起こりにくいです。
除菌消臭効果もあり、さまざまな場所の掃除や食器の漂白にも使い勝手がいいのも特徴です。液体の酵素系漂白剤は、塩素系漂白剤と粉末の酵素系漂白剤では使えない毛と絹の洗濯で使うこともできます。
粉末の酵素系漂白剤は、ステンレス以外の金属では化学反応を起こしてボロボロにしてしまうので使えません。このように、粉末と液体で効果や使い方に違いがあるのも特徴です。
塩素系漂白剤のような即効性はなく穏やかに効果がでるので、衣料を傷めたり色が抜けたりする心配はありません。また、強い臭いもなく、皮膚に触れても塩素系漂白剤のような炎症は起こりにくいです。
除菌消臭効果もあり、さまざまな場所の掃除や食器の漂白にも使い勝手がいいのも特徴です。液体の酵素系漂白剤は、塩素系漂白剤と粉末の酵素系漂白剤では使えない毛と絹の洗濯で使うこともできます。
粉末の酵素系漂白剤は、ステンレス以外の金属では化学反応を起こしてボロボロにしてしまうので使えません。このように、粉末と液体で効果や使い方に違いがあるのも特徴です。
塩素系漂白剤と酵素系漂白剤はこう使い分けよう

塩素系漂白剤と酵素系漂白剤の、使い方をご紹介します。
○○には塩素系!
その強い作用を効果的に発揮するのが、ノロウィルスなどの感染性胃腸炎によるおう吐の時の消毒です。アルコール消毒が効かない場合は塩素系漂白剤を使いましょう。
塩素系漂白剤で消毒液を作り、おう吐物の処理や汚れた床の掃除、汚物を捨てた後のトイレ、洗面台などを消毒する時に使うと効果的です。
ペットボトルを使って消毒液を作ると使い終わった後にすぐ捨てられて便利ですが、くれぐれも誤飲には注意しましょう。作った消毒液はその日のうちに使い切るか、残った場合は処分してください。
キッチンやお風呂などの水回りの壁や床、タイルに見られるカビには、塩素系漂白剤を溶かした液を塗布することでカビ取りとしても使えます。
塩素系漂白剤で消毒液を作り、おう吐物の処理や汚れた床の掃除、汚物を捨てた後のトイレ、洗面台などを消毒する時に使うと効果的です。
ペットボトルを使って消毒液を作ると使い終わった後にすぐ捨てられて便利ですが、くれぐれも誤飲には注意しましょう。作った消毒液はその日のうちに使い切るか、残った場合は処分してください。
キッチンやお風呂などの水回りの壁や床、タイルに見られるカビには、塩素系漂白剤を溶かした液を塗布することでカビ取りとしても使えます。
○○には酵素系!
市販の洗濯槽のカビ取り剤は塩素系漂白剤ですが、実は粉末の酵素系漂白剤も洗濯槽の掃除に使えます。
塩素系カビ取りはカビを分解するので、掃除の後はスッキリと何も残りませんが、粉末の酵素系漂白剤を使うとカビや汚れがはがれ落ちるので、掃除の後にごっそりと汚れが浮いて出て、「こんなにも汚れていたのか」と驚くことでしょう。
酵素系漂白剤を使う時のポイントは、水の温度です。酵素系漂白剤は、40度~50度の水温で最も効果を発揮しますので、水ではなくお湯を使うとしっかりと効果を得ることができるでしょう。
塩素系カビ取りはカビを分解するので、掃除の後はスッキリと何も残りませんが、粉末の酵素系漂白剤を使うとカビや汚れがはがれ落ちるので、掃除の後にごっそりと汚れが浮いて出て、「こんなにも汚れていたのか」と驚くことでしょう。
酵素系漂白剤を使う時のポイントは、水の温度です。酵素系漂白剤は、40度~50度の水温で最も効果を発揮しますので、水ではなくお湯を使うとしっかりと効果を得ることができるでしょう。
初回公開日:2018年04月03日
記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。