乾燥機の電気代の比較|布団乾燥機/洗濯機乾燥機・ヒートポンプ
更新日:2020年08月28日
洗濯物だけでなく布団の乾燥機も注目されています。自宅で簡単に使える布団乾燥機があります。寝汗による布団の湿気を取り除くことをはじめ、ダニ対策としての効果も発揮します。ベランダに干すには布団を運ぶのが困難な人や、雨の日でも布団乾燥機を使って布団のケアができます。
布団乾燥機の電気代は、どのくらいかかるのでしょうか。パナソニックの布団乾燥機の電気代を確認してみましょう。1kWhあたりの電力量料金を27円として計算しています。
布団乾燥 | ダニ対策 | |
---|---|---|
一回あたりの電気代 | 約14.58円 | 約72.9円 |
一回あたりの時間 | 約60分 | 約5時間 |
靴乾燥機の電気代
靴専用の靴乾燥機もあります。いろいろな形の商品があり、乾燥機に靴を差して使うものや、ホースを伸ばして靴に入れ込むものなどさまざまです。丈の長いブーツや長靴に対応しているものもあります。雨が続く梅雨の時期には大活躍します。乾燥はもちろんですが、消臭効果も期待できます。
靴乾燥機の電気代は、メーカーにより異なりますが、目安として1日1時間、標準モードで使用した場合すると、年間およそ1,370円です。大型のタイプのものですと、プラスで約700円の電気代がかかります。
乾燥時間の目安は、50分~120分くらいです。
エアコンによる乾燥の電気代
東京電力のまとめによると、梅雨の時期はエアコンを使った洗濯物の乾燥もしています。エアコンには、冷房・暖房のほかに除湿機能も搭載されていて、除湿機能をうまくつかうことで洗濯物を効率的に乾かすこともできます。
エアコンによる乾燥時間は、約160分で電気代は33.6円です。同時に扇風機を使って風を効率よく動かせば、乾燥時間は、約120分となり電気代も27.2円と省エネになります。
乾燥方式別の電気代の比較
洗濯乾燥機は縦型かドラム型のほかにも、乾燥方式の違いで電気代は大きく異なります。乾燥方式の簡単な仕組みと、電気代を確認してみましょう。
ヒートポンプ乾燥機
ヒートポンプ乾燥機は、ヒートポンプで湿気を含んだ空気を除湿し、機外に排水します。乾いた温風で衣類を乾燥させる仕組みとなっています。ヒートポンプ乾燥機は、衣類にも優しく槽内の温度は約60℃以下の低い温度です。乾燥運転中には、周囲も暑くならなく、ヒートポンプで効率よく熱交換するため、省エネで電気代を抑えることができます。
洗濯容量9kg乾燥容量6kgのドラム型のヒートポンプ乾燥機の目安となる電気代は、約15.93円です。消費電力量は約590Whです。稼働時間145分の場合の例です。1kWhあたりの電力量単価を27円として計算しています。
ヒーター乾燥機(水冷・除湿式)
ヒーター乾燥機は、冷却水で湿気を含んだ温風を除湿し、乾燥の際に発生する水蒸気を水に戻して機外に排出します。ヒーターによる熱風で衣類を乾燥させる仕組みとなっています。
ヒーター乾燥機は、槽内の温度が約80 ℃以下の高温となっており、衣類の傷み・縮みが起きやすいです。ヒーターで温度を上げるため、ヒートポンプ乾燥機よりも電気代が高くなってしまいます。
洗濯容量10kg乾燥容量5kgの縦型ヒーター乾燥機の目安となる電気代は、約49.95円です。消費電力量は約1850Whです。稼働時間185分の場合の例です。
洗濯容量10kg乾燥容量6kgのドラム型ヒーター乾燥機の目安となる電気代は、約50.76円です。消費電力量は約1880Whです。稼働時間150分の場合の例です。1kWhあたりの電力量単価を27円として計算しています。
メーカー別の電気代の比較
乾燥機のメーカによっても電気代は異なります。各メーカーの乾燥機の電気代について確認していきましょう。
日立
日立は「ハロー!ハピネス」をキャッチフレーズに、子供も大人も喜ぶ、新しい幸せを生み出す家電を目指しています。これまでに培ってきたモノづくりの力とデジタル技術で、新しいハピネスと出会える暮らしをつくります。
日立の家庭用乾燥機の電気代について確認していきましょう。
洗濯機乾燥機
初回公開日:2018年03月30日
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