ひまわりの育て方|種まき・水やりなど栽培のコツ
更新日:2020年03月04日
ひまわりは間引きや植え替えをしたタイミングが弱りやすいです。その原因は水分不足であることが多いです。
暑い日などに水やりを怠ったりするとすぐに葉から水分が蒸発してしまい、弱って葉が垂れてきます。このように葉が弱っているときに、葉に直接水をかけてしまうと弱りやすくなります。
葉に水がかからないようにしながら、毎日水やりをしてあげましょう。
初心者がひまわりを育てるときにやりがちな失敗
初心者がひまわりを育てるときにやりがちな失敗は主に下記の3つです。
・根を傷つけてしまう
・水のやり忘れ、水の与えすぎ
・土に肥料を与えすぎている
上記の項目にさえ気を配っておけばひまわりを上手く育てることができるかと思います。
特にひまわりは土にそこまで肥料を入れなくても育つ植物なので、根と水の管理に特に気を配るようにすれば大丈夫です。
初心者がひまわりの栽培を成功させるコツ
ガーデニングをあまり経験したことの無い方がひまわりの栽培を成功させるためのポイントをいくつか紹介します。
成功のコツが掴めれば、他の種類のひまわりの栽培に応用していくこともできるでしょう。色や品種にこだわって栽培をしてみるのも面白いかもしれません。
初めてのひまわりの栽培を成功させるためのコツを是非参考にしてみてください。
初心者がひまわりの栽培を成功させるコツ1:プランターに植える場合は大きめのものに
70~80センチくらいまで育つ矮性種や、25~50センチくらいまで育つ極矮性種といったひまわりは、プランターや鉢に種まきをしてもよいでしょう。
小さなプランターの場合、根がすぐにいっぱいに張ってしまうので、大きめのものを用意することをおすすめします。一般的に、ひまわりの株の間隔が広いと、背丈や花が大きく、間隔がせまいと小さく育つ傾向があります。
初心者がひまわりの栽培を成功させるコツ2:開花前にいくつかつぼみを摘み取る
大きな花を咲かせたい場合、茎の先端につぼみができはじめたら、2つか3つのつぼみを残し、ほかはつみとります。この作業はひまわりが綺麗に咲くのに重要な作業です。
花を楽しんだ後は、花びらが散ってきたら、つぼみの上を切りとります。そのままにしておくと、種に栄養がまわってしまい、次の花がきれいに咲かなくなってしまうことがあります。
初心者がひまわりの栽培を成功させるコツ3:種を収穫するなら咲き終わった花はそのままにしておく
ひまわりの種を収穫するときは、咲き終わった花はそのままにしておきます。きれいな花を咲かせた元気のいい株を残しておくとよいでしょう。花が終わってから約1月後、真ん中のほうまで黒くなってきたころが収穫時期の目安です。種が完全に熟すまでは水やりをつづけましょう。中心の種を2~3粒とり、指でつまんで押してみます。種が固く、つぶれなくなっていたら、花を茎から切りとり収穫します。
切りとった花は、天日でしっかり乾燥させます。種が乾いたら、指でこするようにして種をとります。とった種も天日にあてて、よく乾かしてから保存しましょう。湿気が残っていると、カビの生える原因になってしまいます。保存した種は、また来年の種まきに使うことができます。
ひまわりの栽培で発生する害虫と駆除方法
- アザミウマ
- アブラムシ
- エカキムシ
- カタツムリ
- カメムシ
- コナジラミ
- タバコガ
- ナメクジ
- ネキリムシ
- ハダニ
- ハマキムシ
- ヨトウムシ
ひまわりは丈夫な花でありながらも、害虫被害は受けてしまうことがあります。
害虫対策は早期発見・早期駆除が鉄則です。
葉っぱに虫の群れが見られたり、葉っぱが食べられているのを見つけたらすぐに害虫駆除用の殺虫剤を使用するなど対策を打ちましょう。
そのためにも、ひまわりは毎日欠かさず観察しておくようにすることが大切です。
ひまわりの栽培におすすめのガーデニンググッズ
初回公開日:2017年10月19日
記載されている内容は2017年10月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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