【種類別】にんにくの育て方|種・苗から/プランター・室外
更新日:2020年08月28日
にんにくの種からの育て方
にんにくの種を見たことありますか。にんにくは種子からではなく、種球を使った育て方をします。では種球の選び方、植え方などをご紹介します。
にんにくの種ってどんなの?
にんにくは、いつも私たちが食べてる「にんにく」そのものを植えると芽が出てきます。いつも食べている部分は球根なので、買ってきたニンニクを使った育て方もできないことはありません。
しかし、食べておいしいにんにくと、育てるために良い種はまた別です。良い種を選別する必要もありますし、消毒もした方が病気にかかりにくくなります。種球と言われる栽培用のにんにくを購入した方が、食べるにんにくを使うより育て方は簡単です。
どんな種球を選べば良い?
上手なにんにくの育て方の第一歩は、良い種球を選ぶことから始まります。まずは品種を見ていきましょう。にんにくには寒冷地向きの品種と、暖地向きの品種があります。植え付けする地域にあった種類のにんにくを選びましょう。
次に良い種球の選び方です。種球は傷がなく大振りのものを選ぶようにします。全体に艶と張りがあって、色は均一で変色のないものが理想です。
どうやって植えるの?
種球を使ったにんにくの育て方、種と違ってどう植えていいのか少し迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。にんにくは数粒が集まって一つの大きい塊になっています。その大きい塊全体を包んでいる固い皮ははがして、一粒づつに分けます。
そのとき、一粒を包んでいる薄い皮ははがさないのがポイントです。とがっているほうを上に向けて、1か所に1粒5cmくらいの深さに植えていきます。
にんにくの苗からの育て方
にんにくは種球から比較的簡単に育てることができます。そのため、にんにくの育て方としては種球を購入して植え付けるのが一般的です。しかしプランターなどで少量育てる場合などでは、種球は量が多いという方もいるでしょう。そんな場合には苗からの育て方もできます。
また、葉を食べる行者にんにくは苗から育てるのが一般的です。行者にんにくは植えてから、7~8年経って初めて花が咲き、種がつきます。
にんにくの室外での育て方はどうやるの?
香ばしい香りがたまらないにんにくは、昔から疲労回復や強壮効果があることが知られています。育て方としては虫がつきにくく、手間がかからないので、今から家庭菜園を始めたいという方にもです。収穫後は乾燥させて、涼しいところに置くと長期保存ができます。では、室外でのにんにくの育て方を見ていきましょう。
どんなところに植えればいいの?
にんにくは秋に植えて初夏に収穫する香味野菜、日の短かくなる寒い冬を越すことになります。そのためにもにんにくは冬が来るまでに、葉に日光を浴びて一生懸命光合成、しっかりと根をはります。
寒い冬を耐えて春になったら、球根は葉や根から栄養を吸収しておいしいにんにくになります。そのためにも、できるだけ日当たりのよい場所を選んで植えてください。
どんな土に植えればいいの?
初回公開日:2017年12月05日
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