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2019年05月17日

豆苗の育て方・豆苗の再生栽培方法と種から育てる方法・栽培のコツ

豆苗は「リボベジ」と呼ばれているのをご存知ですか。豆苗は種を買わなくても、豆苗自体から苗をとって育てることもできます。ここでは、種から、苗からの豆苗の育て方や注意するポイントなどもご紹介します。栄養も満点の豆苗を自宅で存分に味わいませんか。

豆苗の育て方・豆苗の再生栽培方法と種から育てる方法・栽培のコツ

豆苗とは

豆苗は、えんどう豆のスプラウト、えんどう豆の若芽なので一年を通して安定した価格で購入できる食材の1つです。グリーンピースの芽とも言えます。

豆苗をいくつの株にし、それぞれ上手い育て方をすれば、若い段階では豆苗、そのまま育ててつるになったらサヤエンドウが実り、さらに育てるとサヤエンドウの中の豆がぷっくりと大きくなり、グリーンピースとして収穫可能です。

えんどう豆は莢の硬さで、硬莢種と軟莢種に分かれます。

目・科・属マメ目マメ科エンドウ属
英名pea
学名Pisum sativum L.
原産地南西アジア
別名ノラマメ
育てやすさ初心者向きで比較的簡単です。
草丈150~180cm
開花期5月~7月
耐寒性エンドウ豆自体は寒さに強いですが、豆苗として育てる場合には暑すぎず寒すぎない環境を保ちます。
耐影性弱いので直射日光を避けた日当たりの良い室内で育てましょう。

話題のスプラウトの種類

スプラウト(Sprout)は、穀類・豆類・野菜の種子を人為的に発芽させた新芽で、発芽した芽と茎を食用として、発芽野菜または新芽野菜と呼ばれます。プラウトは生育の仕方によって、もやし系(豆型)とかいわれ系(アブラナ科型)に分かれます。

1999年に村上農園がブロッコリー・マスタード・クレス・レッドキャベツの新芽をスプラウトとして発売を開始し、さまざまな種類の発芽野菜が家庭で食べられるようになりました。

  • 豆苗(とうみょう):かいわれ系
  • ブロッコリースプラウト:かいわれ系
  • レッドキャベツ:かいわれ系
  • マスタード(からし菜):かいわれ系
  • 青しその芽:かいわれ系
  • ひまわり:かいわれ系
  • ロケットサラダ(ルッコラ):かいわれ系
  • そばの芽:かいわれ系
  • ガーデンクレス(胡椒草):かいわれ系
  • かいわれ大根:かいわれ系
  • ルビーかいわれ大根:かいわれ系
  • サンゴかいわれ大根:かいわれ系
  • 白ごま(セサミ):もやし系
  • アルファルファ:もやし系
  • グリーンマッペ(緑豆):もやし系
  • 大豆もやし(姫大豆):もやし系

豆苗(とうみょう)の収穫時期と食べ頃の旬

スプラウトの豆苗(とうみょう)はハウスや施設内で栽培され、通年安定して流通していますが、本来の豆苗(とうみょう)は、ハウス又は露地栽培されて、その収穫時期は3月から5月にかけての春ですので、食べ頃の旬の時期もその時期となります。

水耕栽培の豆苗は、根付きのまま出回りますが、ハウスや露地ものは手摘みで根がないものが販売して、根付きの豆苗は、再度収穫することができます。


1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ハウス物
露地物

豆苗を再生栽培する場合の準備 ・必要なもの

豆苗の育て方・豆苗の再生栽培方法と種から育てる方法・栽培のコツ

豆苗の再生栽培をするときに必要なものは、豆苗の根の部分が大きいので、豆苗の根がすっぽり入るサイズのお皿1つです。

家庭にあるタッパーや、カット果物が入っていたトレーなど、代用はなんでもあります。深すぎるものは日光が届かない可能性があるので、注意しましょう。

また、種ではなくて、野菜として売られているそのままの姿の豆苗も必要です。

  • 種ではない豆苗
  • 豆苗の根がすっぽり入るサイズのお皿

豆苗を種から育てる場合の準備 ・必要なもの

豆苗の育て方・豆苗の再生栽培方法と種から育てる方法・栽培のコツ

豆苗を種から栽培するには、底が平らなザルとボウルが必要になります。キッチンファームなどと名前がつく水耕栽培用のツールが売られています。それを使うと、見た目もオシャレに簡単に豆苗を育てられます。

育て方も、このような水耕栽培用のツールがあった方が楽になるので、今後も何回かチャレンジしたいと思うなら、購入することをオススメします。

  • 豆苗の種
  • 底が平らなザルとボウル

豆苗の育て方1:再生栽培する手順

「種からの育て方は難しそう」と思う人には、豆苗の苗から育て方もおすすめです。豆苗は、スーパーなどで売られている下の根の部分を「苗」として栽培することができます。

豆苗は再生栽培が可能で「リボーンベジタブル」を略した「リボベジ」と言われ、葉と茎を食べ終わったあと根を水に浸しておくと新しい豆苗が伸びてきて、7日から10日で再収穫できるという育て方が楽しめます。

豆苗を再生栽培する手順1:豆苗をカットする

豆苗の苗をつくるポイントは、茎との切り離す場所で、脇芽(わきめ)と言われる、植物の新しい芽が伸びてくる部分を「苗」側に残してカットしなければいけません。

豆苗の根元をよくみると、脇芽が2つあることがわかりますので、2つのうち、葉に近い上の方の脇芽でカットします。すると、もうひとつの脇芽でカットするよりも、早く育てられます。

豆苗を再生栽培する手順2:根っこを水につける

苗の育て方でも水を使いますが、種からの育て方ほど神経質になることはなく、切り離した苗の根だけがつかる状態にすれば大丈夫です。自宅にある平らな皿やトレーを使えばいいでしょう。

大切なのは水の量で、多すぎると腐りやすくなってしまうので注意が必要です。豆まで浸かってしまったら水の入れすぎで、水は根っこが浸かればいいので入れすぎないようにします。

豆苗を再生栽培する手順3:日当たりの良い場所に置く

豆苗の育て方・豆苗の再生栽培方法と種から育てる方法・栽培のコツ

種からの育て方と違ってすでに発芽しているので、暗いところで育てる必要はありません。

室内の窓の近くの明るい場所でもいいですし、室内の窓のない場所でも育ちますが、日光が当たる方が豆苗の葉が大きく緑も濃くなり、豆苗本来のバランスがいい状態になりますので、収穫量も多くなります。

また、夏場は直射日光をさけて育てることが大切です。

豆苗を再生栽培する手順4:毎日水をあげる

苗から育てるにしても、豆まで水に浸った状態は豆が腐る原因になってしまいますので、根だけが浸るくらいで十分です。

特に夏には、1日2回以上の水の交換か補充が必要です。基本的に水が少ないので、水温が上がりやすく、水も根も腐ってしまう危険性が高いからです。蒸発して水が少なくなるのが早いのも、夏には注意すべき点です。梅雨の時期など湿気がある時には、カビが生えやすいので、カビにも注意しましょう。

豆苗を再生栽培する手順5:収穫する

豆苗の背丈が15cmほどで収穫のタイミングですが、さらに成長させても美味しくなくなるのでほどほどの大きさに成長した時点で切り取って収穫しましょう。

スーパーで出回っているものは衛生管理が厳密な工場で減菌パッケージされているのでサラダなど生で食べてますが、自宅で再生栽培したものは加熱調理すると安心です。

豆苗の育て方2:種から育てる手順

豆苗の種は、ホームセンターなどで入手でき、種を水耕栽培で育てるのが一番簡単な育て方です。家の中で完結する豆苗の育て方なら、明日からでも始められます。

発芽の温度は20度から25度なので、栽培時期は秋の終わりから冬が育てやすいでしょう。収穫までの栽培期間は1週間から10日ですが、寒いと少し発育が遅れます。

豆苗を種から育てる手順1:種をケース(ザル)にいれる

種まきの時に気をつけたいのは種の量ですので、用意した入れものの半分ほどに抑えておきましょう。次の手順で入れる水で種が膨らむので、乾いている状態でいっぱいに入れてしまうと、密集しすぎて育ちがわるくなります。

このとき種を入れるケースは、水を入れられる容器なら何でも構いませんが、今回はボウルと、それにすっぽり入るザルを準備します。

豆苗を種から育てる手順2:水をいれる

種をボウルに入れたザルに広げたら、種の1/2くらいまで水を入れて栽培を開始して、まずは発芽を待ちます。育て方の流れは、暗いところで発芽するまで成長させて、日光にあてて豆苗の緑化させていく感じです。

室温は20度から25度を保ってあげましょう。発芽は暗いところでもいいというのは、場所を選ばず、自宅での育て方にぴったりです。

豆苗を種から育てる手順3:毎日水を取り替える

日光を浴びて緑色の立派な豆苗になってきたら、根もよくはり太めに変化して7~10cmほどにどんどん伸びてきます。

日光に当てている時の育て方は、日に一度の水の交換です。水の量の目安は、一番短い根の先端が浸かればOKです。この段階で、水耕栽培開始から1週間くらいだと思いますが、カビやにおいに注意しながら収穫まで育てましょう。

豆苗を種から育てる手順4:収穫する

あまり大きく育てすぎると硬さが出てきますので、豆苗の背丈が15cmほどが収穫のタイミングです。育て方によっては、丈があっても茎が細いこともありますので、その時にはもう少し大きくなるまで様子を見たり、肥料水をあげるのも効果的です。

新しい芽は根元から約1cm上の小さな葉が出ている箇所から出てきますので、ここを残して根を切ると、育ちやすくなります。

1回目の豆苗の収穫のコツ

豆苗を種から育てる手順の収穫のところなどで説明しましたが、新しい芽は根元から約1cm上の小さな葉が出ている箇所から出てきますので、ここを残して根を切ると、育ちやすくなります。

豆苗の再生栽培は、葉と茎を食べたあとに切り落とした豆近くの茎にある脇芽を成長させて、再び収穫することですので、植物が新たに芽を伸ばしていく部分(成長点)でとなる脇芽を残します。

豆苗を育てるときの注意点

豆苗の育て方・豆苗の再生栽培方法と種から育てる方法・栽培のコツ

豆苗の再生栽培に挑戦する場合は、特に衛生面に注意しましょう。

条件が揃えば豆苗の再生栽培は2回まで可能ですが、豆にカビが生えるなど衛生面で問題が生じがちですので、再生栽培の1回目が終了したら、また新しい苗を用意するのがおすすめです。

特に夏は水温が高くなりやすいため、豆苗の根の部分の豆がとても腐りやすくなり、カビの発生や藻の発生リスクも高まりますので、豆苗自体がダメになりやすく失敗しやすいです。

豆苗が弱ってしまったときの対処方法

豆苗が弱ってしまった状態にもよりますが、夏場などで発育が悪いといったことなら肥料水をあげたり、日当たりがいい涼しめの環境(最適な温度は15〜25℃)に移動させるのも効果的を望めます。

しかし、カビが生えたといった状態であれば、カビの胞子が葉っぱの方に飛んでいる可能性も考えられるので、対処法や食べるといったことは考えずに諦めて、新しい豆苗で再生チャレンジしましょう。

豆苗の収穫回数

豆苗の収穫(再生)回数は、基本的には2回までです。1回目の収穫は生食でも食べられますが、2回目の収穫で獲れた豆苗は火に通すことをおすすめします。

「栽培条件と栄養が豆苗の成長に及ぼす影響について」などの報告で3回目までの収穫(再生)も可能であるということですが、はやり食用には向いてない様子ですので、2回目まで楽しんだあとは、新しい豆苗を再び準備しましょう。

市販の豆苗(エンドウ豆の新芽)を用いて研究した。豆苗は普通に栽培すると収穫は2回が限界であ
るが、その収穫回数を3回以上にすることを目指した。「水耕栽培と土壌栽培」「養分を与える」など、
栽培条件を変えて実験を行った。結果、水耕栽培と土壌栽培では、水耕栽培の方が良く育つという事、
ハイポネックスなどのいわゆる液体肥料では予想よりも育たず、レモン水や紅茶では予想以上に育つこ
とが分かった。また、だしの素など塩化ナトリウムを含む溶液で栽培すると数日後に枯れてしまう事が
分かった。

出典: https://school.gifu-net.ed.jp/ena-hs/ssh/H26ssh/sc2/21450... |

初心者が豆苗を育てるときにやりがちな失敗 :水の入れすぎ

手順のところで説明いたしましたが、豆まで水に浸った状態は豆が腐る原因になってしまいますので、根だけが浸るくらいで十分です。

水の入れすぎには注意しないといけませんが、蒸発して水が少なくなるのが早い夏には、1日2回以上の水の交換か補充が必要になってきます。基本的に入れている水が少ないので、水温が上がりやすく、水も根も腐ってしまう危険性が高いからです。

初心者が豆苗の栽培を成功させるコツ:脇芽を残してカットする

豆苗の再生栽培は、葉と茎を食べたあとに切り落とした豆近くの茎にある脇芽を成長させて、再び収穫することですので、植物が新たに芽を伸ばしていく部分(成長点)でとなる脇芽を残すことが初心者が豆苗の栽培を成功させるコツです。

3回目以降は脇芽や豆自体が持つ養分を使い果たしてしまうことや、雑菌が繁殖するなどのトラブルも生じやすくなるので、2回目以降は新しい豆苗を準備しましょう。

豆苗のカビと対策

根っこの部分(豆の部分)に白い綿のようなもの(カビ)が発生している状態は、カビの胞子が葉っぱの方に飛んでいる可能性も考えられるので、対策や食べるといったことは考えずに諦めて、新しい豆苗で再生チャレンジしましょう。

カビの発生を予防する方法としては、水のやりすぎに注意して、夏場は特に1日に2回は水を交換するといった対策が考えられます。豆苗に傷んでいる部分があれば、あらかじめ取り除いておくのも対策です。

豆苗の栽培で発生する害虫と駆除方法

栽培期間が短く室内で栽培する豆苗は、基本的に害虫が発生しませんので、駆除する必要もありません。

しかし、栽培する場所によっては種のまま鳥に食べられたり、虫がつくこともありますので注意が必要です。また、コットンシートやスポンジ、根の密集している部分にはカビが発生やすいので注意しましょう。

種から育てる場合は、発芽しない種もカビの原因になりますので、3日経って発芽しない種は取り除きます。

豆苗の栽培におすすめのガーデニンググッズ

豆苗はもちろん、かいわれ大根やブロッコリースプラウトなども水耕栽培できます。水耕栽培では、どの野菜でも水と根の位置関係が育て方のポイントになりますので、ボウル部分がスケルトンで見えやすいもののほうがいいでしょう。

キッチンファーム250の3個セットになっていますので、それぞれ別のスプラウトを栽培してみたり、育てかたを容器ごとに変えてみるといったことにも挑戦できます。

豆苗を自宅で育てて美味しく食べよう!

豆苗(とうみょう)は、緑黄色野菜の中でも栄養が豊富で優秀な野菜で、他の野菜に比べて短い期間で収穫できます。

緑の野菜がテーブルにあがると、一気に食卓の料理が華やかな雰囲気になります。再生栽培が同じ苗で2回まで可能な豆苗は、味も美味しくさまざまな料理にも使えますので、ぜひ自宅で豆苗の栽培に挑戦してみてください。

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