の野いちごの種類・育て方・花言葉|花/苗/葉/栽培
更新日:2020年08月28日
ワイルドストロベリーは、ヨーロッパや西アジアが原産地です。日本では、北海道に自生していて、エゾヘビイチゴと呼ばれています。この種類は、日本の広い範囲で苗や種の状態で売られていることが多いです。高さは20cm程です。
4月〜10月頃まで花が咲き実がなるというサイクルを繰り返すのが特徴で、収穫時期が長いのでがあります。
モミジイチゴ
モミジイチゴは、本州の中部地方以北から北海道の一部に分布しています。東日本では、山野によく見られます。モミジイチゴは、葉の形が紅葉の葉に似ていることからこの名前がつきました。4月ごろに花が咲き、夏前には果実を収穫することができます。果実は、橙黄色をしていてとても美味しいです。
バライチゴ
バライチゴは、本州の関東地方以西、四国、九州の日当たりの良い山地で見られます。20〜50cm程の高さになります。また、葉は幅の狭い細長い葉をしています。6月〜7月に花が咲き、8月頃から赤く熟した実を食べることができます。
毒のある野いちごの種類
何種類もある野いちごですが、実は毒がある野いちごはありません。私たちが普段食べるイチゴと違う色をしていると、食べても大丈夫か不安に感じてしまうでしょう。しかし、毒があることはないので安心してください。
ただ、食べてもあまり美味しくない種類の野いちごもあります。例えば、よく毒があるのではないかと思われているヘビイチゴです。ヘビイチゴは甘みがあまりなく、全体の味も薄いのであまり美味しくないと言われています。
また、野いちごに毒はないとは言っても道端に生えているものには農薬や除草剤、犬のおしっこなど何がかかっているかわからないので、水でよく洗って食べることをします。
種類別野いちごの育て方
美味しくて見た目もかわいい野いちごを自分で育てたいという方も多いでしょう。野いちごは、家の庭やプランターなどで育てることができます。何種類もある野いちごの中から家庭で育てやすくの種類を紹介します。
ナワシロイチゴ
ナワシロイチゴは日向で水はけが良く、風通しの良い場所を好みます。土は特別なものでなくても良く育ち、肥料もあまり必要がないので手間がかからず育てやすい種類です。
地面を這うようにして伸びていくので地植えにする場合は、肥料を撒く際の範囲を広めにすると良いでしょう。また、広い庭がないという方も大丈夫です。プランターやポットでも簡単に栽培できるので、マンションのベランダなどでも育てることができます。
ナワシロイチゴは、寒さや暑さにも強い種類ですが夏の多湿には注意が必要です。うまく育つと6月〜7月には収穫して食べることができます。
カジイチゴ
カジイチゴは、立性で高さが2〜3mになることもあるので、場所を選んで植える必要があります。小さい苗の状態のときは、ポットやプランターでも育てることができますが、大きくなったときに植え替えられるよう庭がある家庭にです。
この種類は、日向で水はけが良く風通しの良いところを好みます。寒さや暑さに強く、成長も早いので育てやすいでしょう。ただ肥料を与えすぎてしまうと、実が成りにくくなることがあるので注意が必要です。果実は、橙色で5月〜6月にかけて収穫することができます。
の野いちごの種類
ワイルドストロベリー
ワイルドストロベリーは苗が手に入りやすく、家庭でも育てることができるので野いちごの中でもとてもがある種類です。見た目は、普段食べるイチゴによく似ていて、サイズはイチゴより小さめです。
今現在、広く食べられているイチゴは「オランダイチゴ」という種類を改良したものです。その「オランダイチゴ」が出てくる前は、ワイルドストロベリーが主に食べられていました。
ワイルドストロベリーは4月〜5月に苗を植えると、10月頃まで何度も収穫できます。苗を植える場所は、日向で風通しの良いところにしましょう。また、乾燥に弱いので土の表面が乾いたら水をたっぷり与えることが必要です。
ワイルドストロベリーはそのまま食べても美味しいですし、練乳をかけて食べるのもです。ジャムにしても美味しくいただくことができます。
食べることができる野いちごと食べ方
初回公開日:2017年11月12日
記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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