テンポドロップの飾り方7例|テンポドロップの仕組み
更新日:2020年08月28日
飾り方5:玄関に飾る
テンポドロップは中身の変化を楽しむオブジェなので、温度差が起こりやすい場所として玄関に飾るのもです。
ドアの開け閉めにより、温度差が生まれやすく夏は涼やかなインテリアとして、冬はスノードームのようなほのぼのとしたインテリアとしてお客さまを迎える最適なアイテムといえるでしょう。
飾り方6:ライトアップする
自然光で見るテンポドロップもいいですが、スポットライトをあてるように飾ると違った雰囲気のテンポドロップが楽しめます。ライトアップすることで中の結晶が生きているように見え、さらに幻想的になります。
テンポドロップは中の液体がブルーのものもあり、光があたると深海のようになります。
飾り方7:ガラスドームの中に入れる
テンポドロップをガラスドームに入れて飾ると、ホコリを防いだり、ぶつかって倒してしまったりなどのうっかりからも防ぐことができます。
特に小さな子供やペットのいる家の場合、ガラスドームに入れれば安心です。温度変化は受けにくくなりますが、中に小さなマスコットなどを一緒に飾ることもできます。
テンポドロップをもっとおしゃれに飾りたいなら
テンポドロップは、温度差で結晶の形が変わるので、温度計を一緒に置いて飾りたくなることがあります。しかし、できれば温度計もテンポドロップに合うおしゃれなものを選びたいです。
ガリレオ温度計は、ガラス容器の中でカラフルな球体が上下することで気温が確認できる温度計です。しずく型のガリレオ温度計なら見た目も可愛く、テンポドロップととてもよく合います。
テンポドロップの仕組み
複数の化学薬品をアルコールに溶かした液体を詰めたテンポドロップは、19世紀のころは船長の必須アイテムでした。気温や気圧で薬品が化学反応を起こし、結晶の変化によって天気を予想していましたが、実は、現在も天気と結晶の関係ははっきりしておらず、研究途上といわれています。
そのため、温度で結晶の形が変わることは分かっても、天気で変わる仕組みについてはよくわかっていません。
天気の変化で結晶が増減
先ほど、天気によって結晶が変わることに少しふれましたが、もう少し詳しく紹介します。
天気が晴れなら、結晶は沈み透明な部分が増え、真夏のような暑い日は、ほぼ液体の状態になります。雨の日は、小さな結晶がたくさん浮遊し、台風が近づくとシダの葉のような形に変わります。寒い日や、雪の日になると液体の高い位置まで結晶が積もり、白濁したようになります。
変化の仕方で天気予報
晴れの日や雨の日で、結晶が減少することはわかりましたが、毎日観察していると天気が予測できるようになるといわれています。
しかし、「結晶の形が変わってきたから6時間後に雨が降る」といったように、はっきりとした予報ではなく、ざっくりとした予測だったり、天気が変わるのにまったく変化しなかったりすることもあります。
プレゼントにも
初回公開日:2018年10月30日
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