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今更聞けない北欧デザインとは|特徴7つとの理由を解説

更新日:2020年08月28日

インテリアの定番となっている北欧デザインは、日本でも大です。厳しい気候だからこそ生まれた洗練されたシンプルモダンなデザインは、日本人にとっては懐かしい雰囲気も感じさせます。日本の建築や調度品とも相性が良く、よく似合う北欧デザインを取り入れましょう。

今更聞けない北欧デザインとは|特徴7つとの理由を解説

そもそも北欧デザインとは

北欧デザインとは、北欧のスウェーデン、ノルウェー、デンマークのスカンジナビア諸国やフィンランドのデザインの総称です。

北欧諸国は厳しい冬が長く続くので、屋内で用いられる家具や食器など飽きが来ず、機能性の高いデザインが求められる傾向があります。日照時間が短いため、照明器具が発達しているのも北欧デザインの特徴です。

素材の質感を活かし、職人の手作業による有機的なデザインが日本でもです。

北欧デザインの歴史

北欧デザインは、第二次大戦後アメリカに輸入販売されるようになり、となりました。

1950年代~60年代には北欧デザインのデザイナーがたくさん登場し、近代的な思想とも合致し、シンプルモダンな北欧デザインが世界的に知れ渡ります。

日本でも近年、北欧デザインのは定番となり、IKEAの出店でますます身近なものとなっています。北欧出身のキャラクター、ムーミンが配されたグッズも、日本では愛されています。

日本ではIKEAが有名

多くの日本人が北欧デザインの世界観を知ったのは、スウェーデン発祥のIKEAが全国に店舗展開された2000年代に入ってからです。

実はIKEAは1970年代にも一部のデパートに出店しており、がありましたが、撤退。その後も日本再上陸をして撤退しています。やっと2000年代に入り成功を収めました。

シンプルで機能性の高い家具や、セルフで家具を倉庫から取り出し、自分で組み立てる販売方法も注目されました。

北欧デザインの特徴7つ

厳しい冬が長く続き、年間通じて日照時間が短いことで、屋内で過ごす時間が増え、それによって植物や自然をモチーフとしたデザインが好まれています。

北欧でつくられるものには、北欧の風土・気候が生み出すニーズに対応しており、共通した特徴があります。北欧デザインのことをよく知ると、日本の美意識とも共通する部分も発見できます。

1:シンプルなデザイン

北欧デザインと言えば、直線が多用されたシンプルなフォルムと、幾何学的な模様をイメージする方が多いでしょう。

シンプルなデザインはモダンでありながら、どことなくかわいらしい雰囲気もあり、インテリアを邪魔せずです。見た目のみならず、機能性も高く使いやすいのも、北欧デザインのの秘訣です。

2:ミニマリズム

寒く厳しい冬が長い北欧は、土地が豊かとはいえないため、自ずと家具や食器などの生活用品も必要最小限で、最大限の機能性を備えたデザインが目立ちます。

機能性が先鋭化されたデザインは、緊張感をはらみ、目にも美しく映ります。余計な要素を排除すう様子はミニマリズムにも通じ、モダンなイメージを作っています。

3:アースカラーが多い

北欧は冬が長いうえ、日照時間も短いので、色鮮やかなデザインが好まれると言われています。とくに、凍てつく冬には、緑や暖色系の自然なアースカラーが心を和ませます。北欧の気候が生活用品のデザインまでを決めています。

日本では、このアースカラーが、和室や日本の伝統工芸品とも相性が良く、組み合わせしやすいこともあり、北欧デザインを愛用している方もいます。

4:自然をモチーフにしたデザイン

次のページ:北欧デザインが日本人に好かれる理由3つ

初回公開日:2018年11月30日

記載されている内容は2018年11月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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