ソープカービングにメーカー10個|基礎4つ
更新日:2020年08月28日
ソープカービング経験者の多くは、花をモチーフにしたカービングを行った経験があるのではないでしょうか。華やかでゴージャスなイメージのある花をモチーフにすると、シンプルな石鹸も活き活きとしてくるでしょう。
花をモチーフにしたカービングを行いたい方は、「花のソープ・カービング」と言う本を読んでみてはいかがでしょうか。初心者~上級者向けの花が監修され、見ているだけでも楽しい1冊となっています。
ソープカービングの基礎4つ
ここまでは、ソープカービングに向いている石鹸のメーカーについて紹介していきました。ご自身の都合に合う石鹸メーカーを見つける事ができたでしょうか。
ここからはソープカービング初心者のために、カービングの基礎について説明していきます。カービングは刃物を扱うので、適切な方法を身につけなくてはなりません。安全で楽しいカービングが楽しめるように、カービングの基礎4つについて見ていきましょう。
基礎1:ナイフの持ち方
ソープカービングのナイフの持ち方は、鉛筆を持つように持つ方法が適当です。柄の部分ギリギリを親指・人差し指・中指を使って優しく包み込むように持ちましょう。
しかしここで注意が必要なのが、中指の位置です。中指はナイフの刃の部分にあてるので、中指が親指・人差し指よりもやや前に出た持ち方となります。正しい持ち方で安定して彫り進めましょう。
基礎2:石鹸の持ち方
石鹸を持つ際は、彫る面の部分を持ってしまわないよう気を付ける必要があります。彫る面に指があると万一の際ナイフが当たって怪我をしてしまう場合があるので、安全面を確保するためにも注意してください。
石鹸を持つ際はてのひらで包み込むように持つ・指で横の面をしっかり持つなどして滑らないように維持すると彫りやすいでしょう。彫り方や彫る場所によって、最適な持ち方に持ち替えてから彫るようにしてください。
基礎3:ナイフの動かし方
彫刻は一度失敗するとリカバリーが難しい芸術です。絵を描くように白の絵の具を無ってもう1回やり直すような巻き戻し作業ができないので、一発勝負の繊細作業と言えるでしょう。
一度失敗するとやり直しができず、リカバリーもプロでないと難しいので、ナイフを動かす際は一気に彫るのではなく、一枚ずつ剥ぐように彫る方法をします。少し彫って全体を眺めるを繰り返して、慎重に作業を進めていきましょう。
基礎4:利き手と反対の手の使い方
ナイフを持つ方と反対の手は、石鹸が滑らないように上手に持ち替えて彫る方の手をサポートしていかなければなりません。時に削りカスをはらったり、表面を触って確かめたりなど、応用を聞かせていきましょう。
繊細な作品を作っている場合は、作品を折ってしまわないように慎重に触って進捗を確認してください。特にバラのような薄いパーツが何層にも重なった作品は繊細で脆いので、取り扱う際には集中力が必要です。
ソープカービングに挑戦してみましょう
今回はソープカービングに関するノウハウについて紹介していきました。繊細で緻密なソープカービングの魅力などについて知る事ができたでしょうか。
ソープカービングに興味が出たと言う方は、簡単なものからでいいので実際に石鹸を彫ってみると良いでしょう。石鹸を彫る感触に魅力を感じれば、カービングも楽しくなるはずです。見た目や彫り心地だけでなく、匂いにも注目してソープカービングを楽しんでみてください。
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初回公開日:2018年11月30日
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