苔テラリウムの作り方と育て方|8つのポイントを解説します!
更新日:2020年08月28日
苔テラリウムは比較的手間がかからない植物インテリアですが、コツをつかみ育てることで、より美しい苔テラリウムを楽しむことができます。
そこで、苔テラリウムを育てるときに気をつけたいポイント5つをご紹介しますので、ぜひご覧いただき参考にして、元気な苔を育ててください。
4:置き場所
苔テラリウムの置き場所は室内で直射日光が当たらない場所です。室内の優しい光が当たるような場所に置く必要があります。
例えば、すりガラス越しの柔らかな光が入る場所や、北向きの窓の側、室内で日当たりがいい場所(カーテン越しの光が入る場所)などです。光が当たる場所が無い場合は、蛍光灯やLED照明の光でも育てることができます。
照明を使う場合は1日8時間程度、苔テラリウムを照らす必要があります。
5:湿度管理
苔テラリウムは容器にガラスやコルクの蓋をして育てます。苔は湿度の高い場所を好むので、蓋をすると苔の成長に一番いい環境になります。
しかし、環境が良すぎると苔が軟弱になるので、1日5分程度は蓋を開けて空気を取り込むと理想的です。新鮮な空気に触れることで苔が強くなります。
また蓋を閉めきった状態だと苔が早く伸びるので、成長をコントロールする意味でも、蓋を開けて換気をすることが重要になります。
6:水やり
苔テラリウム水やりは霧吹きを使います。苔は葉から水分を吸収するので、葉全体がうっすらと濡れるくらいに水をかけます。
水やりの頻度は2週間1回くらいです。多く与えすぎるとカビ発生の原因になるので注意しましょう。また、肥料は必要ありませんが、苔が薄い色になったときは園芸用の液体肥料(ハイポネックスなど)を水で薄めてかけると苔の色が濃くなります。
7:トリミング
苔テラリウム内の苔が伸びすぎてしまった場合は、ハサミでトリミングしましょう。トリミングとは不要な部分を切ることです。
長く伸びてしまい蓋にくっついてしまうと見た目が悪く、ついた部分からカビが発生しやすくなるので、蓋につく前に早めにトリミングをしましょう。また茶色くなった葉も取り除きましょう。
トリミングした苔はソイルに置いておけば成長しますので、別の苔テラリウムに使用するといいです。
8:カビの除去
苔テラリウムにカビが生えたらガラスの表面を綿棒でこすって取り除きます。カビがたくさん生えてしまったら園芸用の殺菌剤をかけてカビを殺します。
カビがひどい場合は、最終手段として苔を取り出して水洗いしますが、苔が痛むのでなるべく避けましょう。カビが生えてから処理するよりも、カビが生えないように予防するのが大切です。
土は園芸用ソイルを使い、換気を毎日行えばカビを防ぐことができます。
美しい苔テラリウム容器の
苔テラリウムの美しさを決める大切な要素がガラスの容器です。ご紹介する容器は美しい球形で、容器を置く木の台がついていて高級感があるデザインです。
また、穴が斜めについているので、苔やソイル、オブジェなどの配置もしやすい形状です。サイズは手のひらに乗るくらいの小型のもので、穴も大きめになっています。
苔テラリウムを初めて作る方に商品です。
苔テラリウムに必要な道具
苔テラリウムを管理するには特別な道具は必要ありません、一般的な園芸用品でOKです。100円ショップで売っているもので充分なので、なるべく安く済ませましょう。
スプーンやピンセットなど小さな苔を扱うのに便利な道具をご紹介しますので、ぜひ参考にして素敵な苔テラリウムを作ってください。
初回公開日:2018年12月14日
記載されている内容は2018年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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