苔テラリウムの作り方と育て方|8つのポイントを解説します!
更新日:2020年08月28日
苔テラリウムとは
テラリウムとはガラスの容器の中で植物を育てることで、苔を使ったテラリウムを苔テラリウムと呼びます。ガラスの容器の中に石や土、オブジェを入れレイアウトし、苔を入れ見た目にバランスのいい苔の世界を表現します。
ガラスの器はどんなものでも良く、小さなボトルや金魚鉢のように大きなものまで作れます。100円ショップで売っている電球型のガラス容器は、見た目が面白いのでです。
生きた緑のインテリア
苔テラリウムは生きた植物を使った、緑のインテリアです。緑の色合いが美しくインテリアとして使うと室内が華やかになります。
大きめのガラスのキャニスターで苔テラリウムを作って玄関に置いたり、小さなアンティークボトルに入れて机にちょこんと置いたり、インテリアとしてのアレンジの幅は広く、個性的なものが作りやすいのが苔テラリウムの特徴です。
苔テラリウムの作り方のポイント3つ
苔テラリウムは植物を使ったテラリウムに比べて、簡単に作ることができ、作った後の管理も楽です。しかし、間違った作り方で苔テラリウムを作ると、長持ちしなかったり、見た目が悪くなります。
そこで、苔テラリウムの正しい作り方をご紹介しますので、ぜひご覧ください。素敵な苔テラリウムを作って友人に紹介して苔テラリウムが趣味の仲間を増やせば、情報交換もでき、自分だけで楽しむよりもアレンジの幅が広がります。
1:土台作り
苔テラリウムの土台はテラリウム本体となるガラスの容器です。プラスチックの容器は透明度が低く、汚れやすいので避けましょう。色つきの容器も中が見えにくいので使いません。
苔テラリウムの土台として適しているのは、ガラス製の透明な器です。100円ショップや無印良品などでシンプルでおしゃれなものが購入できるので、探して見てください。
ガラスの容器の中に、テラリウム用のソイルという土を中に敷いて土台の完成です。
2:用土を入れる
苔テラリウムの容器が決まったら、用土であるソイルを入れます。ソイルは苔が育ちやすいように配合された用土で、カビなども発生しにくいです。
ソイルが手に入らない場合は園芸用の土でもいいですが、テラリウムのように密閉された湿度の高い空間では、カビや汚れが発生しやすくなりますので、なるべくソイルを使いましょう。
用土を入れたら自然に近い見た目になるように、用土に起伏をつけましょう。
3:苔を入れる
用土を入れて起伏のデザインが決まったら苔を配置します。ポイントは背の高い苔を後ろに配置することです。
苔テラリウムの基本デザインは、背の高い苔が一番後ろ、中ぐらいの苔が容器の中心の左か右より、背の低い苔が手前部分に芝生のように薄く広がるかたちです。これをベースに石や流木、人形などのオブジェを配置してバランスをとります。
苔の緑色が映えるように石を紫や黒などにペイントして使うとかっこよく仕上がります。
苔テラリウムの育て方のポイント5つ
初回公開日:2018年12月14日
記載されている内容は2018年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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