電球のワット数の違い・明るさとの関係・わからないときの調べ方
更新日:2020年02月28日
白熱電球とは暖かく、やわらかい光が特徴の電球です。そのほか調光も可能なため、その場所にふさわしいものを選ぶことができます。光の微調整を行えるということから、その場面に合わせた演出効果が可能です。そのため、その場所を美しく見せるためスポットライトとしてもよく使われている物です。
蛍光灯
先ほどお話ししたとおり、蛍光灯は一般家庭のほか、オフィスや学校の教室にも多く用いられている照明です。なぜ蛍光灯が用いられるのかというと、低コストであるということと、重量が軽いため、不安定な場所にも取り付けやすく、価格も安価なため手軽に用いられるということです。
最近ではLED電球に人気が集まっていますが、今でもリビングといった広い場所を照らすためにご利用になっている方も多くいらっしゃいます。
LEDとは
省エネ効果が高いということで最近人気が高い LED電球ですが、LED電球の選び方についてご存じでしょうか。家電量販店へ行くと、いろいろな種類が多すぎてどれを選んだら良いかわからない、といった方も多くいらっしゃるでしょう。LED電球もほかの電球と同じように、選び方についてのポイントがあります。それでは次にLED電球の選び方についてお話ししましょう。
LED電球のメリットとデメリットについて
省エネ効果が高いLED電球ですが、LED電球にこれから買い替えようという方は、どういった特徴があるのかについてきちんと覚えてから買い替えましょう。LED電球もその場所やご使用になる方によっては、メリットばかりとは限りません。LED電球にはどういった特徴があり、メリットやデメリットについても覚えておいた方が良いでしょう。
LED電球のメリット
LED電球のメリットは、白熱電球に比べ消費電力が少なくて済み、寿命が 4倍ほど問長いことが特徴です。また、点灯してから明かりがつくまでの時間が早く、通常の蛍光灯や電球ではスイッチを入れたり切ったりするたびに寿命を縮めてしまいますが、LED 電球はそれが少なくて済みます。
また、フィラメントが使用されていないということで、振動や衝撃に強い、といった特徴もあります。そのほか、LED 電球は紫外線や赤外線を含まないため、熱を持たず、虫が寄り付きにくいといったメリットがあります。
その他、電球は処分する際に水銀が含まれているため、これまでは環境問題となっていましたがLED電球には水銀が含まれていないため環境に優しい電球と言えるでしょう。
LED 電球のデメリット
LED電球にもデメリットはあります。LED電球のデメリットは、ほかの電球に比べ購入する際価格が高いということです。LED電球は寿命が長い電球ですが、蛍光灯やほかの研究に比べて値段が4倍以上と高くつきます。
また、通常の電球が放射状に照らしだすのに比べ、LED電球の光はその方向によって光の強さが異なっており、真下を中心に照らすことしかできない、といったデメリットもあります。そのほか、電源回路が入っているため、重量がほかの電球に比べて重く、落下を防止するために、部品を別に使用しなければならないといったデメリットがあります。
LED電球の選び方
LED電球に買い替え、付け替える場合には以下のことに注意しましょう。まず口金のサイズをチェックしておくということです。
口金が、電球を取り付ける部分の金具のことを言います。LED電球で多く用いられている口金は、「E17」または「E26」の電球です。例えば「E11」、「E26」と表示があるものは、ハロゲン電球や常夜灯電球の場合です。これは口金の直径を表しているものですので、間違えないよう注意しましょう。
LED電球の光の角度について
LED電球は、取り付ける場所によっても選ぶ必要があります。例えば、300度全方向タイプの LED電球は、お部屋全体を明るくしたい場合に取り付けられる物です。また、約120度下方向タイプの LED電球は、主に真下を照らし出すための電球になりますので、トイレやどうかといった場所に向いています。
そのほか、120度の LED電球には、斜めに取り付ける専用のタイプのものもあり、これはダウンライトとして用いられ用いられまています。これらのものは、それぞれ部屋の明るさや雰囲気が異なりますので、取り付ける場所や、そのお部屋に応じた、適切なタイプのLED電球を選びましょう。
LED電球を選ぶ際の注意
熱を持たないことが特徴のLED電球ではありますが、使用する場合には、それぞれに取り付ける場所に対応した口金を使用しないと加熱したり、故障の原因になってしまいますので、購入、または取り付ける前に、きちんと器具が取り付けられているかどうかについて確認しておきましょう。
LED電球の光の色
初回公開日:2018年02月14日
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