電球のワット数の違い・明るさとの関係・わからないときの調べ方
更新日:2020年02月28日
LEDは、その光の色によっても選ぶことができます。LED電球の光の色は主に三つに分けられます。まず、電球色は白熱電球に近い色になっており、昼白色のLBP電球は、電球色と昼光色の中間程度の色合いになっています。昼光色とは青みがかった光のことです。
電球色
電球色とは、白熱電球に近い色をしており、黄色みが強く、温かく落ち着いた雰囲気を演出できます。そのため、リラックスが必要なリビングや寝室、お風呂といった場所に多く用いられます。
今迄白熱電球を使用していた方は、この電球色のLED電球を選ぶ方が多くいらっしゃいます。
昼白色
昼白色は、その名のとおり光の色が白い色をしており自然に近い光の色となっています。電球色で少し暗く感じる方の場合には、この昼白色の電球がおすすめです。ディーリングで読書をされたり、手仕事をされる方の場合にも、この昼白色の電球がおすすめです。
昼光色
昼光色の電球は、青みを帯びていてさわやかな雰囲気を演出できます。視界がクリアになるため、細かい作業をされる方にはおすすめです。リラックスすることよりも、細かい部分までよく見え明るく照らし出すことに重点を置かれている場合には、この昼光色の電球がおすすめです。
電球の口金の選び方
電球を選ぶにあたっては、そのお部屋にふさわしい明るさと、照明器具本体に合ったワット数や口金のタイプを選ばなければいけません。ワット数の違いについてはすでにお話ししましたが、電球を選ぶ場合には、ワット数のほかにも、口金のタイプによってもそれに合う電球を選ばなくてはいけません。
口金とは
口金とは、電球の根元部分にある、照明器具の本体とをつなぐ金属部品のことを言います。
電球は、そのほとんどがねじ込み式になっています。一般的には「E16」と、「E26」の口金が多く使われています。これは、口金部分の直径を表しているもので、選び方を間違えると照明器具の本体に取り付けられませんので注意しましょう。
サイズによる電球の違い
電球は、そのタイプによって大きさも異なります。多く流通しているタイプの電球は、ボール型のものと、ナス型のものです。ボール型電球は、ボールのように丸い形が特徴の電球です。ホテルのロビーや、ペンダントライトにも多く用いられ、デザイン性が高く、見た目の美しさでも人気があります。
電球はガラス部分の形にも種類があり、取り付ける場所によって変えることもできます。電球のサイズは、ガラス部分ではなく、口金のサイズで選びます。例えば「E26」という記載があるものは、口金の直径が 26 mmの電球ということです。26mmとは、だいたい500円硬貨くらいの大きさがあり、一般家庭でも多く用いられる電球です。
電球のワット数を交換する方法
ワット数を上げるには、電力会社に連絡をするだけで簡単に行います。ワット数を上げるだけであれば、電力会社にお願いすれば無料で変えることができます。ですが、つながっている電線が細く、分電盤が対応できない場合には、容量を大きくするための工事が必要です。
ワット数を上げたい場合は、電力会社へ電話をして、アンペアをあげてもらいます。アンペアはその数ごとに基本料が違います。
料金については電力会社によっても異なりますが、だいたい10アンペアから60アンペアまであり、電力会社へ連絡をしてアンペアブレーカーを取り外し、新しい契約アンペアに設定し直して頂きます。
工事は、電力会社によって無料で行えるところもありますので、工事費用について確認しておきましょう。アンペアは最低のもので300円前後、最高のものでも2000円程度の料金がかかります。
ワット数を上げる方法
お部屋を明るくしたい場合には、ワット数を上げたり、安定器を上げる工事をしなくても、明るい電球に取り換えるだけで対応可能です。例えば、今現在白熱電球を使っている場合には、LED電球に交換するだけでお部屋を明るくすることができます。
LEDは低い消費電力で、より明るい光を作り出すことができる照明器具です。そのため、いまお使いの電球が100ワットの白熱電球であった場合、その消費電力は20ワットから50ワットになります。これをLED電球にすると、10ワットから20ワット程度の消費電力で白熱電球100ワットに相当する明るさが手に入ります。
ワット数を下げる方法
ワット数を下げる場合は、ただワット数の低いものに取り換えるだけで構いません。ワット数を下げると、それだけ消費電力を抑えられるため、電気料金の節約にもなります。ワット数を下げるには、照明器具利害にも、ほとんどの家電がワット数を下げることができます。
家電の中には切り替えスイッチが付いているものも多く、ご自分でスイッチを「強」から「弱」へ切り替えるだけで、すぐにワット数を下げられます。また、テレビの場合は、「省エネモード」といったスイッチが付いていたり、リモコンにワット数が書かれている場合もありますので、必要に応じてワット数を変更して下さい。
ワット数を下げると、おのずと消費電力も抑えられるため、電気料金を今よりもを安くすることができます。
初回公開日:2018年02月14日
記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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