エルゴの新生児への使い方・新生児の足の位置とおんぶの仕方
更新日:2020年03月04日
エルゴの使用で新生児の首の対処法
グラグラの対処法
新生児は首が座っていないので、いくらインサートで保護をしても、前に頭が倒れてきて不安定になることがあります。このような時、赤ちゃんが苦しい状態が予想されますので、タオルを首の周りなどに入れて固定させてあげましょう。
手を添えて安定させるのが、1番の得策ですが買い物中や、家事を行っているとき片手を添えては難しい場合があります。そんなときに、首周りにタオルを巻いておくと安定しますので試してみましょう。タオルにより窒息の可能性もありますので、タオルを使用する場合十分に注意しましょう。
前に倒れる対処法
エルゴを新生児から使用したことがある方は、経験がある方が大半でしょう。赤ちゃんの首が前に倒れてきて、顔が胸に圧迫されている状態です。原因として、赤ちゃんをインサートから、エルゴ本体に抱き上げるときに赤ちゃんが前かがみになることで、首が前に倒れてきます。抱き上げるときに前かがみにならないよう、気を付けましょう。
また、買い物をしている途中などに、赤ちゃんが前に倒れてくる場合も想定できます。その場合は、インサートとエルゴ本体の間に手を入れて、赤ちゃんの姿勢を真っすぐ、またはやや後ろ気味にしましょう。そうすることで、赤ちゃんが前に倒れることを防ぐことができます。
エルゴの新生児のおんぶの仕方
エルゴの説明書には、生後6か月以上、体重7.8Kg以上からとされています。腰抱きも同様の条件が定められています。やはり、新生児の場合首が座っていないので、対面抱きでないと赤ちゃんの様子を把握しにくいことから、このような条件がついているのでしょう。
実際、新生児にインサートを使ってみるとおわかりでしょうが、いくら新生児から使用できると言っても、首が安定していないのでなかなか難しいのが現実です。対面抱きならともかく、おんぶはかなり難しいです。説明書に記載されているように、事故防止のためにも生後6か月以上または体重が7.8Kg以上になってから、おんぶをしましょう。
正しくエルゴを使って快適に過ごしましょう
エルゴは、腰や肩に負担がかかりにくい構造となっています。他の抱っこひもを試した方なら、おわかりでしょうが、負担がまったく違います。新生児から正しく使用し、母子ともに快適に過ごしましょう。
初回公開日:2017年09月27日
記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。