世界と日本のクワガタの種類|見分け方/血統/値段/越冬
更新日:2020年08月28日
ほとんどのクワガタはオスの方が体が大きいです。メスは大あごが短く頭部は丸みを帯びている種類が多く見られます。
クワガタが採れる木の種類
クワガタの種類によって集まる木は違います。「シイ」「クヌギ」「コナラ」「ヤナギ」「モミ」「サクラ」「カエデ」「ブナ」の樹液に集まります。昼だけ集まるものや夜だけ集まるもの、日中関係なく集まるものがいます。
幼虫でのクワガタの種類の見分け方は?
<オオクワガタ>
頭がでかく濃いオレンジです。口は黒色です。
<ノコギリクワガタ>
アゴが大きく先は湾曲しています。気門の部分には赤い点があります。
<ヒラタクワガタ>
頭は薄いオレンジ色をしていてり四角っぽい形をしています。
<ミヤマクワガタ>
体は比較的毛深く、アゴが湾曲して頭は濃いオレンジをしています。アゴの上には毛穴が4つあります。
オオクワガタの血統の種類
犬や猫と同じでオオクワガタにも血統の種類があります。
③ 国産オオクワの血統
出典: http://www.kuwawakaba.com/kuwa_data/kuwa_Blood/ |
2000年前後には、すでに血統についての考え方は国産オオクワにありました。 現在でも有名な森田血統・元木血統は有名ですよね。
元木さんは、国産オオクワのホワイトアイの固定に成功され、森田さんは形の良いオオクワの累代を作り上げました。
両人が、まだまだ血統固定を研究されている時(1995年前後) 先に有名になったのは平山さんという方でオオクワ取り名人としてテレビメディアで紹介されていました。
平山さんが採集したオオクワの累代がヒラヤマオオクワとして流通していたと思います。 血統の走りかもですね。
その後、クワガタブリードの世界では菌糸瓶の開発が進み ヒラヤマ菌糸瓶が有名でした。
世界のクワガタの種類
アンタエウスオオクワガタ
【学名】Dorcus antaeus
【分布】東アジア(インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、マレーシア、タイ、ラオス、ベトナム、中国南部)
【大きさ】オスは33~87㎜、メスは33~52㎜、大型
の高いオオクワガタでアジアに広く分布しています。それぞれの生息地によって大あごの形状などに変異があります。体にツヤがあり大型になるほど大あごの内歯が発達します。
グランディスオオクワガタ
【学名】Dorcus grandis
【分布】東アジア(ミャンマー、ラオス、ベトナム、中国、インド、台湾)
【大きさ】オスは42~88㎜、メスは45~54㎜、大型
オオクワガタの中でも最も大きくなる世界最大のオオクワガタで、90㎜近くにもなります。大あごは太く中間にある内歯は内側を向いています。がっしりしているわりには、性質は比較的おとなしめです。ラオスとベトナムの基亜種、ミャンマーとインド、台湾にそれぞれ2亜種がいます。
クルビデンスオオクワガタ
初回公開日:2017年11月08日
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