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過去の毎年のボジョレーヌーボーの評価一覧・今年の評価

更新日:2020年08月28日

秋の風物詩になりつつあるボジョレーヌーボー。味はもちろん、盛大なキャッチコピーも毎年注目されます。しかし「当たり年」と言われることが多く、本当に毎年当たり年なのか疑問もあります。ここでは、ボジョレーヌーボーとはどんなワインなのか、また歴代の評価をご紹介します。

過去の毎年のボジョレーヌーボーの評価一覧・今年の評価

ボジョレーヌーボーというと赤ワインのイメージが強く、白のボジョレーヌーボーは見かけません。なぜなら、ボジョレーヌーボーは基本的に赤だけに限られているからです。

フランスにはA.O.C法(原産地統制呼称)と呼ばれるワインに関する法律があり、ボジョレーヌーボーに使われるぶどうは「その年にボジョレーで収穫された、ガメイ種のぶどう100%であること」が義務づけられています。

ガメイ種はボジョレー地区では広く栽培されているものの、世界的には希少な品種です。フルーティーでフレッシュな香りにあふれ、渋みが少なく爽やかな酸味を持つワインを生み出すのが特徴です。ガメイ種は赤ワインを造るための品種なので、造られているのはほぼ赤ワインです。

ボジョレー地区でも白ワインは造られていますが、それはボジョレーブランと呼ばれています。白のボジョレーヌーボーという名称は許されていません。白のヌーボーは、ボジョレーではない別の産地のものということになります。

今年のボジョレーヌーボーの評価は?

毎年11月になると、ボジョレーヌーボーの解禁が楽しみになる人も多いでしょう。2017年の解禁日は11月16日の木曜日です。ワイン通の中には、1年前からのレストランを押さえておく人もいるほど注目度の高いボジョレーヌーボーですが、解禁日だけでなくその評価やキャッチコピーも楽しみのひとつです。

毎年盛大な評価がされていますが、気になる今年のボジョレーヌーボーの評価はどうなのでしょうか。2017年のボジョレーヌーボーは、9月初旬時点では「非の打ち所がない期待できるヴィンテージ」という品質予想が発表されています。あとは、今年のワインを飲んだソムリエ達の味の評価を待つばかりです。

ボジョレーヌーボーは?

ボジョレーヌーボーといっても種類がたくさんあるので、どれを選べばいいのか分からないという人も多いでしょう。実際、ぶどうによっていくつか種類があります。

ここでは、数あるボジョレーヌーボ-の中から生産者をご紹介します。

ジョルジュ・デュブッフ

大の銘柄で、味とラベルを楽しむことができます。初心者が選ぶには間違いのない銘柄とも言われています。

カリーム・ヴィオネ

搾りたてのぶどうの味わいをしっかりと堪能できるワインです。

アンドレ・ボニエ

コンクールで数々の賞をとっています。値段も手頃で飲みやすいです。

アンリ・フェッシ

「クリュ・ボジョレー」のスペシャリストと言われています。初心者には高嶺の花ですが、いろいろと飲み比べをして最後にこのボジョレーを堪能してみるといいでしょう。

秋の風物詩!今年もボジョレーヌーボーを楽しもう!

ワイン通でなくとも、毎年秋になると目に止まるボジョレーヌーボー。ここでは、ボジョレーヌーボーの基礎知識やその評価、キャッチコピーについてご紹介しました。

今年の品質評価も上々なので、ソムリエ達の味の評価とキャッチコピーも気になるところです。これらを知った上で改めて飲んでみると、ボジョレーヌーボーの味をより一層楽しめるでしょう。

ボジョレーヌーボーは熟成させるタイプのワインではなく、軽い飲み口が特徴でもあり初心者でも挑戦しやすいワインです。毎年楽しみにしている方も、まだ飲んだことがない方も、話題に乗ってボジョレーヌーボーを楽しみましょう。

初回公開日:2017年10月18日

記載されている内容は2017年10月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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