アーモンドミルクは効果がないのか・効果的な飲み方|肌/妊活
更新日:2020年08月28日
アーモンドミルクの効果と効能
海外のセレブから健康飲料として注目されているアーモンドミルク。日本でもスーパーに置かれるようになりました。アーモンドミルクとは、どのような飲み物で、その効果と効能にはどのようなものがあるのでしょう。
アーモンドミルクとは
アーモンドミルクとは、牛乳、豆乳に次ぐ第3のミルクとして注目されています。豆乳と同じようにアーモンドから抽出した飲み物です。アーモンドを細かく砕いて、水を加え、ろ過して作られます。
さっぱりとした飲み口で、気になるカロリーや糖質も牛乳や豆乳に比べるとかなり抑えられています。カロリーの面から比べると200mlで、牛乳は134kcal、豆乳は92kcalであるのに対してアーモンドミルクは30kcalです。このためダイエットにも効果があります。
アーモンドミルクの効果と効能
アーモンドミルクは、カロリー、糖質ともに低く、ダイエットをサポートしてくれます。それだけでなく、栄養面でもその効果が非常に注目されています。
アーモンドミルクには、ビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB2は、代謝を高め成長ホルモンを促進させるのでダイエットはもちろんのこと、美肌効果が期待できます。
さらに抗酸化作用の強いビタミンEが多く含まれています。ビタミンEによって、体内の活性酸素を抑制し、老化の防止効果、生活習慣病の予防効果、毛細血管を強化して、体内の血流をよくしてくれます。ビタミンEを多く含む食材としてはゴマが有名ですが、アーモンドはゴマの310倍のビタミンEが含まれています。
このようにアーモンドミルクは、ダイエットだけでなく、健康や美容にとって、非常に効果のある栄養素がギュッと閉じ込められているので、毎日の生活にぜひ取り入れたい飲み物です。
便利な粉末
牛乳と同じようにパックで販売されている液体のアーモンドと粉末になっているアーモンドミルクがあります。気軽に食生活に取り入れるなら、粉末が便利です。効果も変わりません。粉末であれば、保存にも気を使う必要はありませんし、持ち運びも便利です。
粉末のアーモンドミルクは、いろいろな使い方ができます。コーヒーに入れれば、アーモンド風味のコーヒーが楽しめますし、スムージーに入れてもおいしくいただけます。
ダイエット中の人は、糖分や乳脂肪分などが気になります。ダイエット効果を実感したいなら、購入するときに成分表をよく確かめるようにしましょう。
アーモンドミルクは効果がないのか
アーモンドミルクは、美容や健康に良いといわれていますが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
肌
アーモンドに含まれる脂質は、オレイン酸で「不飽和脂肪酸」の仲間です。ハリのある肌は、脂質も大切です。ダイエットなどで、摂取する脂質が少なくなると肌が乾燥して、シワの原因になります。良質な脂質をたくさん含むアーモンドミルクを飲むことで、肌のハリを維持する効果があります。
また、ビタミンEの抗酸化作用は、シワやシミなどの原因になる活性酸素を抑制する効果があります。食品の中で最も多くビタミンEを含んでいるのがアーモンドですから、アーモンドミルクを飲むことで、効率的にビタミンEを摂取することができます。
ダイエット
アーモンドミルクが最も注目されているのがダイエット効果です。たくさんの栄養を含みながら、カロリーは牛乳の4分の1以下、糖質も15分の1とダイエッターにとっては、スーパーフードといってもいいでしょう。
またアーモンドミルクには、サツマイモの5倍もの食物繊維もたっぷりと含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えて、腸の中の老廃物をからめとって、排出する働きがあります。そのため、ダイエットの大敵である便秘を改善する効果があります。
さらに、むくみに対しても効果を発揮します。アーモンドミルクには、体内の余分な水分を排出する働きのあるカリウムが多く含まれています。むくみの解消は、ダイエットにとって非常に有効です。
妊活
妊活で大切なのは、女性ホルモンのバランスです。生理不順など婦人科系のトラブルで妊娠しにくいという人は、ホルモンのバランスを整えることが妊活の第一歩です。アーモンドミルクには、妊活をサポートする効果もあります。
アーモンドミルクはホルモンの原料となるアミノ酸の一種「トリプトファン」が多く含まれています。また、ビタミンEも「生殖ビタミン」と呼ばれるほど、妊活には重要な栄養素です。
貧血の予防
初回公開日:2017年12月12日
記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。