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焼き鳥の「ソリレス」はどの部位か・味や食感・食べ方

更新日:2020年08月28日

鳥の希少部位と言われている「ソリレス」をご存知でしょうか。串焼き屋さんなどでも滅多に目にすることのできない「ソリレス」とは美味しいのか、どこの部位なのか、今回はソリレスの魅力と美味しい食べ方、鶏肉の部位について紹介します。

焼き鳥の「ソリレス」はどの部位か・味や食感・食べ方

ソリレスという焼き鳥の部位はどこなのか

ソリレスとは鶏肉の中でも希少部位と言われています。一般的な居酒屋などではなかなかお目にかかることのできない、珍しい部位の一部です。ソリレスはフランス語で、ソリレスを日本語訳すると、「残すものは愚か者だ」などともったいぶった名前ですが、そのソリレスの名にふさわしい、食べなくては勿体無い、とても美味しい部位です。

串焼き屋さんなどでは「そり」、アメリカでは「チキン・オイスター」とも呼ばれます。今回はソリレスを含め鶏肉の有名な部位の紹介と、ソリレスの美味しい食べ方、価格などを紹介します。ぜひ、皆さんもお店に食べに行ってみてはいかがでしょうか。

ソリレスとは鶏のどの部分?

ぼんじり

焼き鳥屋や居酒屋でよく目にする「ぼんじり」ですが、ぼんじりも1羽から取れる量が少ないため、希少なお肉と言われています。ぼんじりとはどこの部位なのかご存知でしょうか。

ぼんじりとは、鳥のしっぽの付け根の部分です。尾骨と呼ばれる尻尾の付け根の骨を覆っているのがぼんじりです。脂がのっているため、とてもジューシーな味わいで、歯ごたえはあまりなく、とろけるようなお肉です。

脂がのっているだけあり、カロリーはかなり高く、鶏肉の部位では皮に次いで高カロリーな部位です。カロリーがきになる場合、気休め程度ですがタレよりは塩の方がカロリーは低いため、塩味で食べることをします。

胸肉

こちらはとてもポピュラーな胸肉です。胸肉と言う名前からわかるとおり、鳥の胸の位置にあるお肉で、とてもさっぱりとしています。割と筋肉質な部分ですのであまり柔らかいお肉ではありません。

また、火を通しすぎてしまうと食感がパサパサしてしまうため、加熱料理では敬遠されてしまいますが、胸肉を柔らかくする方法はたくさんありますので、下処理を行えばパサパサした食感も気にならないのではないでしょうか。お値段は安く、蒸し料理にはこちらの胸肉が向いています。

鶏肉の中ではヘルシーな部位なので、カロリーが気になる方は胸肉を使用するといいでしょう。カロリーは低いですがタンパク質やナイアシン、パントテン酸という体にいい栄養分が豊富に含まれています。唐揚げやソテーに使用されることが多い部位です。

もも肉

もも肉は鳥の脚の付け根付近で、人間でいう「太腿」の部位です。タンパク質やビタミンB2、鉄分が含まれており、胸肉に比べると脂肪分も付いています。出汁にもなり、メインディッシュにもなる、万能な鶏肉です。唐揚げに使用されているのは一般的にはもも肉の場合が多いです。

日本では胸肉よりもなもも肉ですが、カロリーは胸肉より高めです。カロリーが気になる場合は皮を剥いで使用すればカロリーを抑えることが可能です。また、血中コレステロールを抑える働きのある「不飽和脂肪酸」もたくさん含まれており、ビタミンも豊富です。

ローストチキンや親子丼、カレーやシチュー用に使用されているお肉はこちらの鳥もも肉の場合が多いです。

セセリ

鳥の首のお肉のことを指します。鳥は首をよく動かすため、筋肉が発達しており、身が引き締まっています。弾力があるお肉なため食べた際には歯ごたえがあり、旨味の強いとても美味しいお肉です。鳥の首はとても細いため、1羽から取れる量は少なく、希少部位とされています。

炒め物や串焼きで食べられることの多いお肉です。

手羽元

羽の付け根部分から肘付近のお肉を指します。骨ごと煮込めば鳥の旨味がたっぷりの出汁を取ることができます。唐揚げにもこちらの手羽元のお肉を使用する場合も多いです。骨が多く少し食べづらいですが、あっさりとしていてとても美味しい部位です。

焼き物や煮込み料理、鍋などにも使用されているコクのある部位です。

手羽先

こちらも出汁を取るために煮込み料理に使うことが多いお肉です。羽の先端部分のお肉で、お肉自体は少ないです。お酒のおつまみとして出されることも多い部分です。脂肪分が多くプルプルした食感とお肉らしい弾力のある食感を一緒に味わうことができます。手羽元はあっさりしているのに対し、手羽先は同じ羽の部分でもとても濃厚な味わいが特徴です。

焼き物や揚げ物、煮込み料理に使用されることが多く、大衆居酒屋のメニューでも王道のメニューです。コラーゲンが豊富に含まれているため、お肌にいいと言われており、女性にもの部位です。

ささみ

笹の葉と形が似ていることから「ささみ」と呼ばれるようになった胸肉の一部分です。胸肉よりさらにさっぱりとしています。脂分などではなく、お肉本来の味を楽しむことができる部位です。加熱しすぎると硬くなってしまいますが、多少火を通しても柔らかく、舌触りがいいです。

大葉ともとても相性が良く、和え物や茹でたささみをサラダにあえて食べるなど、野菜と一緒にヘルシーに食べることの多いささみですが、ソテーにしてメインディッシュにしたり、マヨネーズを粗めて揚げて食べるなど、調理方法はさまざまです。

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初回公開日:2017年12月08日

記載されている内容は2017年12月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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