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【店別】うどん麺とスープの塩分濃度|なし/そうめん

更新日:2020年08月28日

日本人から切り離せないソールフードと言えば「うどん」です。このうどんの塩分について今回は報告しましょう。そもそもうどんの塩分とはどのくらいがご存知ですか。また調理法によってもその塩分が変わります。関東と関西では同じうどんでも違いがあります。

【店別】うどん麺とスープの塩分濃度|なし/そうめん

どうしてもうどんには「醤油」を使うため、うどんを茹でることで塩分が抜けてもまたまた塩分を加えることになってしまいます。そのため減塩に気を付けているという人は、出汁を濃くすることで、塩分を少なくするようにし、汁を飲み干さないようにしましょう。

塩分なし・ゼロのうどんはあるのか

近くのスーパーでも購入可能なのがありました。「はくばく」という会社などでは、ネット販売もしています。「シマダヤ」「岡本製麺」「大森屋」「はりま製麺」などなどいろいろあります。

控えめ

塩分控えめのうどんを購入しても、汁に塩分が多いとせっかくの麺も台なしですので、出汁により味の調節を心がけましょう。

うどんとそうめんの塩分濃度の違い

うどんもそうめんも、小麦粉+塩+水を練って作る麺ですが、製造工程において少し違いがあります。

・そうめんの場合:表面に植物油を塗り「引き延ばす」=「手延べ」作業を行います。
・うどん・ひやむぎの場合:麺の生地を薄く伸ばし、細く切ります。

100グラムあたりの塩分量

「うどん」と「そうめん」100gあたりの塩分量とカロリーを、一覧表に表示してみました。同じうどんながら「茹でることで」塩分は、こんなにも減少することが数値で分かります。

塩分量カロリー
生うどん2.5g270kcal
茹うどん0.3g105kcal
干しうどん(生)4.3g348kcal
干しうどん(茹)0.5g126kcal
茹そうめん0.2g127kcal
手延べそうめん0.3g127kcal

関東と関西のうどんの塩分の違い

出汁の違い

関西も関東も、最初に昆布でだしを取ります。その後水18リットルに、関西は600gのだしを入れ5分間煮る、関東は1000gのだしを入れ1時間煮ていました。つまり「関西はコンブだし、関東は魚だし」が中心となる訳です。

このコンブだしについては「ミネラル分」が重要なポイントです。関西=「軟水」ミネラル分が少ないのに対して、関東=「硬水」ミネラル分を多く含む水です。昆布だしは軟水の方がより多く抽出されます。

この出汁の取り方により味付けに違いが出ます。そして塩分の摂取量にも違いが出ます。出汁が命と言う「関西」は、出汁の味を生かすためにも塩分量をひかえます。

香川

香川と言えば「讃岐うどん」が有名です。この香川の讃岐うどんは「麺で減塩」ではなく、汁に減塩の秘密があります。香川県の伝統的な出汁として「イリコダシ」があります。こののツユは塩分濃度が低く旨みが強いため、うどんの塩分量低く押さえられます。

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初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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