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蕎麦屋でのそば湯の使い方・アレンジ・関東と関西での違い

更新日:2020年08月28日

蕎麦屋で蕎麦を食べると、急須のような入れ物で、そば湯を持ってきてくれます。何となく、残った蕎麦つゆにそば湯を入れて飲んでいる人が多いのではないでしょうか。体に良さそうなイメージですが、そば湯はなぜ、飲まれているのでしょうか。

蕎麦屋でのそば湯の使い方・アレンジ・関東と関西での違い

蕎麦屋でそば湯の使い方はわかりましたが、自宅で乾麺の蕎麦を作ったあとのそば湯も飲めるのでしょうか。その使い方は、どのようにすればよいのでしょうか。値段の安いものやコンビニなどで売っている乾麺の蕎麦は、そば粉の含有量が少ないので、そば湯として飲むことは、できません。

乾麺でも、そば粉100%や八割蕎麦であれば、そば粉が多く含まれているので、そば湯として飲むこともできます。乾麺の袋の材料表示は含有量の多い食材順に明記されています。そば粉が先に書かれていれば、そば粉の含有量が多い証です。また、食塩が含まれている場合が多いので、塩分を気にする人は調整しながら飲んでください。乾麺のそば湯の飲み方も、通常のそば湯の飲み方と同じです。

そば湯のアレンジした使い方は?

そば湯の一般的な使い方はわかりました。では、そば湯をアレンジした使い方はあるのでしょうか。どのように使うと美味しいのでしょうか。

おでんを作ってみる

蕎麦を作った時は、そば湯を飲んでみましょう。その余ったそば湯でおでんを作ってみてはいかがでしょうか。大根の下茹でも、そば湯でやります。ほんのり蕎麦の香りのするおでんは蕎麦好きにはたまらない一品でしょう。

そば湯鍋を作ってみる

そば湯を使って鍋を作ってみたらどうでしょうか。そば湯の使い方は簡単です。蕎麦を茹でた、そば湯を使って、いつもの鍋の材料を入れて鍋を作ります。最後に茹でた蕎麦を入れて、でき上がりです。

蕎麦から出た栄養もすべて取り入れられます。味はお好みですが、大根おろしやめんつゆを使うと美味しくいただけます。いつもと違う年越しそばとしても、喜ばれるのではないでしょうか。

何にでも使えるそば湯

そば湯はたくさんの栄養が含まれています。自宅で蕎麦を茹でたときに捨ててしまうのは、もったいないでしょう。そば湯はそれほど味に癖がなく、使い方によっては便利に使えます。

例えば、甘酒を作るときに、そば湯を使えば、甘酒の栄養だけでなく、そば湯の豊富な栄養が摂取できます。他にもいろいろな使い方があるので、工夫して使ってみてはいかがでしょうか。ただし、そば湯は日持ちがしません。冷蔵庫に保存して数日以内に使うようにしましょう。

関西と関東でのそば湯の使い方の違いは?

関東より北のほうは蕎麦をたくさん食べますが、関西のほうは蕎麦よりうどんを多く食べるイメージがあります。実際にはどうなのでしょうか。関西で蕎麦を食べる場合、そば湯はどのような使い方をしているのでしょうか。

関東のそば湯の使い方

関東のそば湯の使い方は、今まで解説してきたように、蕎麦の汁に入れて飲むのが一般的でした。他にも焼酎を割るときに使うこともありました。関東より北の蕎麦が取れるところでは、蕎麦を食べるのが一般的なので、そば湯を飲んだり、さまざまな使い方で体に取り入れています。

関西のそば湯の使い方

関東から北の蕎麦屋で蕎麦を注文すると、何も言わなくても最後にそば湯が出されるところが多いですが、関西では何も言わないとそば湯を出すことはありません。自分でそば湯を注文しなければならないところが多いとされています。

そば湯の使い方は関東と変わらず、汁に入れたり、そのまま飲むのが一般的です。やはり、うどん文化の西日本では、そば湯になじみが薄いのでしょう。

しかし、島根県の出雲地方では温かい蕎麦の「釜揚げ蕎麦」は、そば湯の中に蕎麦が入っており、上からつゆをかけて食べるそうです。他にも天ぷらそばなども、そば湯に入った状態で出てくることがあるそうです。

蕎麦を食べたらそば湯も飲もう

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初回公開日:2017年12月28日

記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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