【素材別】プリンが固まらない時の対処方法・固まらない原因
更新日:2020年08月28日
プリンの栄養価を「明治プリンパック78グラム/3個入り」の商品を例に見ていきましょう。プリンの一個あたりのカロリーは「100キロカロリー」です。含まれる栄養素は下記のとおりです。
・たんぱく質(1.5グラム)/主に血や肉、骨など身体を生成するもとになります。
・脂質(3.7グラム)/身体のエネルギーになったりホルモンなどの物質のもとになります。
・炭水化物(15.2グラム)/糖質でもあり主に脳のエネルギー源になります。
・ナトリウム(36ミリグラム)/栄養素の吸収を助ける働きがあります。
・カルシウム(54ミリグラム)/歯と骨を形成する働きがあります。
プリンが固まらないときの対処法
プリンの作り方、材料、分量などのレシピも確認して、いざプリン作りに挑戦してはみたものの、プリンがうまく固まらない結果となり「やっぱり失敗してしまった」という場合の各、対処法を見ていきましょう。
オーブンで作ったとき
オーブンでプリンを作って固まらないときの対処法はどうすればよいのでしょうか。オーブンでの加熱でプリンを作る場合は先に説明したとおり、過熱温度と時間にポイントがあります。固まらなかったプリンをもう一度オーブンで加熱しなおしてみましょう。
天板に温度計で測った60度のお湯を張ります。オーブンの温度も150度で確認して設定します。そこから再度加熱しますが先にオーブンで加熱済みなので、途中10分くらいの間にオーブンを開けて竹串を刺して固さを見ましょう。加熱しすぎはプリンに「す」がたってしまいます。
それでも固まらない場合は卵に対しての牛乳の量が間違っている場合があります。その場合、再加熱しても固まらないので、材料の分量をもう一度確認して一から作りなおしましょう。
ゼラチンで作ったとき
ゼラチンでプリンを作って固まらなかったときの対処法はどうすればよいのでしょうか。その場合、案外冷蔵庫で一晩冷やしてみると固まる場合があるので、一晩置いてみましょう。
それでも固まらないときは、ゼラチンの量が少なかった場合が考えられます。ゼラチンは液体に対して2・5%がよいとされていて、プリンの場合、牛乳200mlなら5グラムを基準にしましょう。ただしクックパッドのレシピなどは人によりゼラチンの量は多少のバラつきがあります。
プリンを小鍋などにあけ、温度計で確認しながら60度くらいに温めて、再びゼラチンを加えて溶かし作りなおします。その後、同じように冷蔵庫で冷やし固めます。
作り方・その他の注意ポイント
常温に戻した卵と人肌に温めた牛乳を使いましょう。卵は強く泡立てずに白身を切るように静かにかき混ぜます。プリン液を型に流す際も泡が立たないように静かに注ぎいれましょう。
オーブンで作る場合は庫内の予熱を忘れずにしましょう。オーブンの天板のお湯張りは、プリン型の半分が埋まるくらいにいれましょう。火で蒸す場合も同じようにプリン型の半分までお湯をいれます。
失敗したプリンのリメイク
プリンが固まらないで失敗してしまったときのリメイク法をご紹介します。もう一度作りなおすのは面倒だし、失敗してしまったプリンを何か別なものにできないかな、という方には「ミルクセーキ」にしてしまうのが、です。
失敗したプリンを全部ミキサーにかけて漉します。それだけでおいしいミルクセーキになります。グラスに入れて、生クリームやフルーツなどを添えるとさらにおいしくなります。
手作りプリンにトライしましょう
これまでプリンの作り方のあれこれをご紹介してきましたが、ぜひ手作りプリンにトライしてみましょう。プリンは柿、かぼちゃ、生姜、カスタードの他にもイチゴやバナナ、チョコレート、キャラメルなどお洒落でおいしいフレーバーのものがたくさんあります。
手作りのプリンは市販のものとはまた違ったおいしさがあります。お子さんのおやつや、彼氏や友達に作ってあげると喜ばれるでしょう。
初回公開日:2017年12月27日
記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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