メバルの刺し身に寄生虫はいるのか・料理と値段の目安
更新日:2020年08月28日
メバルの身から皮をはいでいきましょう。尾の方にある身に切れ込みを入れ、皮だけをつまんで皮と身の間に包丁を入れます。つまんだ皮を揺らすように動かし、包丁の刃の角度は変えないようにはがしていくとうまくいきやすいです。
一口サイズに切る
メバルの身から皮をはぐことができたら、刺身として食べやすい大きさに切っていきましょう。横から見て厚みがある方を奥にして置きます。最初は平行に切り、尾にむかって幅が狭くなっていくにつれて斜めにそぐように切り取っていくと、身の大きさをそろえられます。
メバルの刺身の味
メバルの刺身は見た目が美しく、桃色がかった白い色をしています。メバルの赤い色はおめでたい雰囲気をかもし出してくれるため、姿造りにすればお祝いの席にぴったりです。メバルの刺身の食感はコリコリとしていて、歯ごたえがあります。しょうゆで食べるだけでなく、ポン酢ともみじおろしで食べてもおいしいです。
そのまま食べてもおいしいですが、下処理をきちんとした後冷蔵庫で少々寝かせた方がうまみが増します。メバルの刺身のうまみを感じたい人は1~2日寝かせることがです。
熟成させると味がふくよかになる
メバルを釣りあげてすぐに刺身にするより、熟成させた方がうまみが増します。熟成させる方法は簡単ですが、衛生状態に気を配ることが大事です。メバルを釣りあげたらすぐにしめてエラや内臓を抜きます。内蔵に寄生虫がいることが多いので、すぐに内臓をとってしまった方が安心です。
メバル全体を流水できれいに洗った後、頭や内臓をとりうろこを除去し、3枚におろしましょう。身に付いた水気をキッチンペーパーなどで丁寧に拭きとり、新しいキッチンぺーパーで包んだ後ラップで包みましょう。
身から出た水分に浸ってしまうと味が落ちるだけでなく腐敗しやすいためキッチンペーパーやさらしを使ってしっかり水気をとりましょう。冷蔵庫で1~2日寝かせれば完成です。熟成させたメバルを刺身にすると、歯ごたえがもっちりします。冷蔵庫を頻繁に開け閉めするとメバルの身が傷んでしまうため注意しましょう。
熟成させるとうまみが増す理由
新鮮な魚を調理した際のおいしさは格別ですが、刺身で食べる際には身に歯ごたえがあり過ぎて食べづらさを感じたり、うまみが感じられなかったりする場合があります。白身魚はたんぱくなため、熟成させた方がうまみを引き出しすいです。
死んですぐの魚は身にうまみの元になるイノシン酸があまりありません。死後しばらくたってからうまみ成分が出てくることが特徴です。
熟成がすすむと身がやわらかくなっていきます。コリコリとした歯ごたえを味わいたい場合は熟成させない方がいいでしょう。自宅でメバルをさばけば、ひとまず新鮮な状態の刺身を味わい、残りを熟成させて楽しむという贅沢ができます。
メバルを適切に下処理しておいしく食べよう
メバルは刺身や煮つけなど幅広い調理法で食べられます。ただし、メバルの内臓には寄生虫がいるため、さばくときには注意しましょう。メバルから内臓を取り出した後、身に寄生虫が移動することがあるため、刺身で食べる際には下処理後にまな板や包丁をきれいにした状態で調理することが大事です。
また、メバルの刺身をおいしく食べるには、釣りあげてすぐよりも熟成させることがです。衛生状態に気を配りながら熟成させ、おいしく食べましょう。
初回公開日:2018年01月13日
記載されている内容は2018年01月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。