メバルの刺し身に寄生虫はいるのか・料理と値段の目安
更新日:2020年08月28日
メバルは煮つけにするとおいしい魚です。刺身と違って火をしっかり通せるため鮮度に不安がある場合は煮つけにしましょう。
下処理をしたメバルの皮目に切れ込みを入れます。鍋にしょうゆ、みりん、酒などの調味料を沸騰させ、生姜をひとかけら刻んで投入しましょう。くつくつと煮たたせ、煮汁の量が少なくなったら完成です。
ちなみに、メバルの煮つけを作った煮汁を利用して、ごぼうやおからを煮るとおいしいです。
メバルのアクアパッツァ
アクアパッツァはイタリアのナポリ地方で生まれた料理です。新鮮な魚介類をトマトやオリーブオイルなどで炒め煮にして作ります。白身魚や貝類など、好きな魚介類を使用できます。オリーブオイルの独特な風味は、メバルのくせのないたんぱくな白身と好相性です。
アクアパッツァの作り方は簡単です。深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、刻んだにんにくを入れます。メバルの切り身もしくは内臓を抜いたメバルの両面を、焼き色がつくまで焼きましょう。両面を焼いたら刻んだトマトを入れ、白ワインもしくは料理酒を入れてフタをし蒸し焼きにします。
メバルの刺身の値段の目安
大型のメバルは高級魚として知られます。刺身以外にも煮つけや唐揚げにされ高級料亭や旅館などで提供されることが多いです。スーパーや鮮魚店で内蔵を抜いて下処理を行なった30cm前後の大きさのメバルは、1,500~2,000円前後で売られていることが多いです。
ネットショップを調査すると、メバルの刺身は姿造り(400g前後)が約1,500円で販売されていますが、季節や大きさによって価格が異なります。大型のものほど値段が高いです。
メバルの刺身にサイズ
メバルの身は脂肪分が少なくたんぱくですが、中型~大型のメバルになると良質の脂がのっていて非常に美味です。大きなメバルほど刺身としておいしく食べられます。小さなメバルは刺身にするよりも煮つけや唐揚げにした方がおいしいです。
メバルの刺身の捌き方
メバルの刺身をおいしく食べるための簡単なさばき方をご紹介します。メバルは、えらぶた、腹びれ、背びれ、尾びれにトゲがあります。そのため、さばき始める前にキッチンばさみでトゲを除去しておくと安心です。メバルのトゲに刺されると腫れたり炎症を起こしたりすることがあるため注意しましょう。
うろこをとる
メバルの刺身を食べるときうろこが口に入ると、味わいを大きく損ねてしまいます。うろこは念入りに落としましょう。うろことりや包丁の刃先を使って丁寧にうろこを落としていきます。
メバルからせっかくうろこを取り除いても、調理する場所に鱗が飛び散っていては台無しです。メバルの両面のうろこをこそげ落としたら、まな板の上や包丁についたうろこをきれいに洗い流しましょう。
頭と内蔵をとる
うろこを落としたメバルは胸びれを持ち上げるようにしながら、えらのあたりに包丁で切れ込みを入れ頭とエラを除去します。切れ込みが入ったら頭をひねるようにしながら、一緒に内蔵を引き出しましょう。
三枚におろす
頭と内臓をとったら、身をさばきにかかります。背中側から包丁を入れ、背骨にそわせるようにして尾ひれから頭の方向へ包丁を入れていきます。最初は2~3ミリを目安に少しずつ切れ込みを入れ、最終的に中骨に届くまで深く包丁を入れていきましょう。腹側も同様に包丁を入れていきます。片方の身が切り離せたらもう片方の身も同じように切り離しましょう。
三枚におろせたら、腹骨を削ぐようにして切り離します。最後に中骨を身の下側に残して切りましょう。ここまでくれば後は皮をはがすだけです。中骨の部分は皮をはいだ後忘れずに切り離しておきましょう。
皮をはぐ
初回公開日:2018年01月13日
記載されている内容は2018年01月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。