メンマの原料になる竹・たけのこ・原料が割り箸という元ネタ
更新日:2020年02月26日
私たちが食卓で見ることが一番多いのが、こちらのたけのこではないでしょうか。大型で厚みがあり、歯ごたえもあります。えぐみも少く独特の甘味を含んだ上品な味わいが特徴です。
真竹(マダケ)
細めのたけのこで皮に黒い斑点があるのが特徴です。味がしっかりとしていて、あくや苦みも強いたけのこです。
根曲がり竹(ネマガリダケ)
主に東北、北海道などでとれるたけのこで、太さは1~2cm程度ととても細いです。身は白くて独特の風味があります。アクも少なくてとても歯ざわりが良く、好きな人にはたまらない味です。
日本で麻竹は買えないの?
すでにご紹介しましたがメンマの原料は麻竹で、そのほとんどが中国産です。水煮の缶詰や発酵・乾燥後といった加工をした「乾燥メンマ」は売っていますが、生の麻竹が販売されているのは見かけません。日本にも麻竹はありますが非常に量が少なく、メンマの原料になる生の麻竹は手に入りずらくなっています。
麻竹以外のたけのこで代用できる?
日本で生の麻竹が手に入らないなら、他のたけのこで代用はできないのでしょうか。日本にも生育している孟宗竹などを原料にしてメンマを作ることができます。できれば普段煮物なので食べるような、小さくて柔らかいたけのこではなく、メンマにする麻竹と同じように少し育ちすぎた大きさのたけのこを使うといいでしょう。
原料から作る自家製メンマ
たけのこを熟成・乾燥させて、絶品の自家製メンマを作ってみませんか。少し手間はかかりますが、原料から作った自家製のメンマは香りがとても良くやみつきになる味です。
生のたけのこから自家製メンマを作ろう
麻竹は手に入りづらいので、原料は孟宗竹を使います。育ちすぎたたけのこが丁度良い大きさです。
1.節の部分は固いので取り除き、輪切りにします。
2.鍋で1時間ほど蒸し煮にします。
3.普段目にする短冊の、メンマと同じようにカットします。
4.タケノコ1kgに対して、250gの塩を入れてよく混ぜます。
5.次にこのたけのこを1か月ほど発酵させます。清潔なビニール袋に入れて空気を抜き、野菜室で保存します。
6.天日に干します。天気のいい日に外に並べて、3~4日乾燥させます。
乾燥メンマを塩出し
初回公開日:2018年01月17日
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