メンマの原料になる竹・たけのこ・原料が割り箸という元ネタ
更新日:2020年02月26日
先ほど生のたけのこを原料にして、発酵・乾燥させたメンマを塩出しします。この状態に加工された市販品も売っているので、これを使って自分好みの味付けをしたメンマを作るのも良いでしょう。
1.まずは乾燥メンマを洗い表面の塩などを取り除きます。ボールなどに水をはって乾燥メンマを入れ、よくかきまぜた後ざるにあけます。
2.たっぷりのお湯で塩出しします。水の量は乾燥メンマの5倍が目安、沸騰したら火を止めてメンマを入れ1時間ほど付けておきます。1時間したらざるにあけます。
3.もう一度2.と同じ工程を繰り返します。
4.さらに塩を出したい場合には、流水にさらす、水に浸けて2~3時間おくなどして調整してください。
味付け
自分好みの味付けができるのが、自家製メンマの良いところでもあります。初めてメンマを作るときには、塩出ししたメンマ500gに対して以下の分量を目安にしてみてください。
・砂糖(大さじ2)
・醤油(大さじ2)
・料理酒(大さじ3)
・みりん(大さじ3)
・唐辛子(1本小口切り)
・鶏ガラ(小さじ1)
・ラー油(適量)
1.ごま油をしいて、戻したメンマを炒めます。
2.調味料を入れて水気がなくなるまで煮ます。
発酵させないメンマが人気
本格的なメンマのつくり方をご紹介してきましたが、生のたけのこを原料にして発酵までするのは少し手間がかかると感じた方も多いのではないでしょうか。スーパーでも手に入る、水煮のたけのこを原料にした炒めるだけのレシピも人気です。調味料はたけのこ(水煮)300gに対して以下のとおりです。
・ごま油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・創味シャンタン小さじ2
・醤油小さじ2
・オイスターソース大さじ2
・ラー油少々
・塩少々
・七味唐辛子少々
1.水煮のたけのこは細長く、メンマっぽい形に切ります。
2.ごま油をしいてたけのこを炒めます。
3.調味料を加え全体を混ぜ、水分が無くなるまで炒めます。
美味しいメンマを食卓に
メンマの原料についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。「メンマの原料が割り箸」という元ネタについては、エイプリールのちょっとしたジョークでした。見た目は割り箸によく似たメンマですが、ネット上で独り歩きした嘘のレシピです。
本当の原料は麻竹という、スーパーなどでは見かけないたけのこです。しかも、通常日本で食べるタケノコは小さくて柔らかいうちに収穫します。メンマの原料にするたけのこは1~2mの大きさのものを使います。これもメンマの形がたけのこに似ていない理由のひとつです。
日本では生の麻竹は手に入りづらいのですが、孟宗竹なども原料になるので作ってみてはいかがでしょうか。熟成・乾燥などの加工には手間も時間もかかりますが、そのぶん味も格別です。
初回公開日:2018年01月17日
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