炊き込みご飯の水加減のコツ・3合の時|ルクルーゼ/炊飯器
更新日:2020年08月28日
炊き込みご飯の水加減のコツ
季節の食材が味わえ、栄養バランスの良い炊き込みご飯。炊き込みご飯の具材は新鮮な魚介類や山菜など美味しい食材でアレンジできます。しかしながら新鮮な食材を用意していても、肝心の水加減を間違えて、水分が少ないとお米の心が残ってしまったり、逆に水分が多すぎると、ベチャッとした炊きあがりになってしまい、せっかくの炊き込みご飯が台なしになってしまいます。
そこで今回は、美味しい炊き込みご飯ができるよう、水加減のコツや炊く際の手順をご紹介していきましょう。
もち米入り炊き込みご飯の水加減
おこわやお赤飯のように、炊き込みご飯にもち米を加えるともちっとした食感が加わり、炊き込みご飯がより一層おいしく仕上がります。もち米を加える際の水加減は、白米だけの炊き込みご飯の際の水加減と同じですが、浸水時間を白米のときより長めにして、3~4時間ほど置いておくようにしましょう。そうすることで均一に味が染み込みやすくなります。
3合の時の炊き込みご飯の水加減
炊き込みご飯を作る際は、醤油やみりん、料理酒などの液体調味料を加えて炊くものが多くあります。おいしい炊き込みご飯に仕上げるためには、全体の水分から調味料と同量の水分を減らして水加減しておく必要があります。
炊飯器で3合分の炊き込みご飯を炊く場合は、お米3合と液体調味料を先に炊飯がまに入れ、その後に3合目の線まで水を加えるとちょうどよい水加減になります。そして水分を加えたあと、硬いも具材から順番にお米の上に乗せると上手に炊き込みご飯が炊き上がります。
炊き込みご飯を作る際には、お米を研いだ後、少なくとも浸水時間を30分以上置くのがポイントです。冬は1~2時間程度を目安にしましょう。研いだお米に吸水させずに調味料を入れて炊くと、塩分や糖分が邪魔をするので、お米が十分に水を吸わないで、具の方に水分が行ってしまうため、炊きあがりに米の芯が残ったり、味が濃くなったりする原因にもなります。
方法別の炊き込みご飯の水加減
炊き込みご飯を炊く方法は、炊飯器だけでなく、ルクルーゼなどのホーロー加工鍋や土鍋などさまざまです。おしゃれな鍋で炊くと、鍋ごとそのまま食卓に並べることもできるのでパーティーなどの際には便利です。
では、方法別の炊き込みご飯を作る際の水加減はどうすればよいのでしょうか。方法別の水加減をご紹介していきましょう。
ル・クルーゼ
ル・クレーゼででご飯炊き込みご飯を炊くと、甘みと旨味が引き出され、ふっくらとした仕上がりに炊きあがります。おいしさの秘訣はル・クルーゼの重いフタによる熱伝導率の良さと保温性の良さにあります。水加減は通常の水分量で炊けますがますが、ルクレーゼでご飯を炊く際には火加減に注意しなくてはいけません。
炊飯器
炊飯器で炊き込みご飯を炊く際は、まずはお米を研いだ後は必ず30分以上浸水時間をおきましょう。研いだお米を吸水させずに調味料につけてもお米は吸水できません。必ずお米を吸水させてから、ザルでしっかりと水切りをし、それから調味料を加えた水分で炊き上げましょう。
炊飯器には炊き込みご飯用の炊飯機能が付いていますが、5合炊きの炊飯器で5合分の炊き込みご飯を炊こうとすると具材や調味料の分がオーバーになり、その結果、うまく炊きあがらずにお米の芯が残ってしまったり火加減がアンバランスでベチャッとなってしまいがちです。5合炊き炊飯器の場合は、3~3,5合分のお米と具材で炊くことをします。
また炊飯器には炊飯予約機能がついていますが、味付けした水分に長くつけておくと、具材が痛みやすく、液体調味料が沈殿してその部分に熱が加わり過ぎてうまく炊飯できないので、なるべく炊飯予約は避けましょう。
土鍋
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初回公開日:2018年01月12日
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