ピンクソルトの使い方・効能と成分・味の特徴|ヒマラヤ岩塩
更新日:2020年08月28日
ピンクソルトにはどんな種類があるの?
ヒマラヤ岩塩とは
パキスタン、ネパール、チベット、インド産の岩塩の総称をヒマラヤ岩塩と呼びます。その中でもピンクソルトの原産地はヒマラヤ山脈に繋がる パキスタンの巨大ソルトレンジです。
300kmにわたるソルトレンジで採掘量が最も多いピンク色した岩塩をピンクソルトと呼びます。種類は原石である直径3cm~5cmの塊状のもので、専用のおろし金ですって使います。
直径3~5mmの粒状(ミルタイプ)は専用のミルでひいて使います。直径0.85mm以下のものは粉末(パウダータイプ)で、そのまま料理に使えます。
ピンクソルトの成分は何?
ナトリウム以外にも鉄分、カルシウム、カリウムなどの微量元素が含まれています。84種類のミネラルが含まれています。色の発色は天然のもので、岩塩に含まれる鉄分が発色の元です。
ピンクソルトってどんな味がするの?特徴は?
ピンクソルトの味は一般の食塩よりまろやかでほんのり甘みがあります。演歌ナトリウムのほかに鉄分やカルシウムやカリウムなどのミネラルを含んでいるので料理に使うとまろやかで角の取れた優しい味わいになり、食材のうまみを増します。どんな料理にも合います
特に、野菜類、魚介類、甲殻類などのさっぱりした食材と相性がいいです。ですが、さっぱりした味が好みの方などには物足りないと感じたり苦手だったりと好みがわかれる塩でもあります。
ピンクソルトは色が赤くなるほど塩化ナトリウムの塩味が軽減されしょっぱさがなくなります。しかし、その他の成分が多くなるほどうまみが薄れて雑味になってきます。ですからピンクソルトは程よいピンク色を選ぶとよいでしょう。
ピンクソルトはどう使えばいい?
食用として使う時は一般的な食卓塩に比べてまろやかで、甘く、うまみが強いので白いご飯にふりかけがわりに使っても十分です。料理には普段使っている食塩をピンクソルトに変えるだけで料理のうまみが増すのでです。
抗酸化作用、発汗作用があるのでバスソルトとして入浴時に使用すると高い効果が得られます。また、ヒマラヤ岩塩を含んだ石鹸や歯磨きも良いでしょう。
塊状のピンクロックソルトはインテリアに使えます。ソルトランプとして癒し効果があり、ヨーロッパではヒーリングの治療用として施設で用いられたりもしています。
また粒状のものをビンなどに入れて食卓に置いておくのもピンク色が可愛くて食卓のインテリアとしてもよいでしょう。
ピンクソルトを使う上での注意
ピンクソルトは自然塩なので、不純物が使われていないか確認することが大事です。食用として売られているピンクソルトは不純物はないが、その分、ミネラル成分bがほとんどなくなり、ナトリウムのみということもあります。ですので、ミネラル補給がしたいなら食用以外のものを使用したほうが良いでしょう。
バスソルトとしてピンクソルトを使うときには、浴槽や配管のダメージを考えて、毎日の使用は避け、入浴後は早めにお湯を抜くのがいいでしょう。
ピンクソルトの効果や効能は?
ミネラルが豊富なのでミネラルを補給したい時にピンクソルトは効果的です。84種類ものミネラルが含まれており、身体に必要なミネラルが摂取できます。
代謝をアップさせる効果があります。体に悪い老廃物を出してくれるデトックス効果があり、バスソルトとして入浴時や足湯に使うと良いでしょう。抗酸化作用によってシミやシワにも効きます。また、保湿効果が高く、お風呂に浸かりながら美肌を目指すことができます。身体の浄化もしてくれます。
それから、代謝がよくなればダイエットにも効果があります。
薬効効果もあるピンクソルト
血流に溶け込みやすく、筋肉をリラックスさせたり、血流が良くなるので、血圧を下げる効果もあります。ピンクソルトを入れたお風呂は、皮膚にさまざまなミネラル成分を供給でき。アトピーの改善にも高い効果があるといわれています。
古代インドでは岩塩は薬効効果があるとされていました。皮膚をきれいにしてくれるものとして主に火傷などに効果があります。岩塩でも色のついたピンクソルトの塊のピンクロックソルトの不純物はミネラル成分なので、お肌を外側からきれいにしていく作用があり、お肌を若々しく保ちます。
水道水には皮膚に悪影響を及ぼすカルキが含まれていますが、ピンクソルトはカルキを中和する効果があります。
また、鼻炎や鼻づまりにはお湯と混ぜて鼻うがいをすると解消されます。そして、体のPhバランスを整えてくれるので身体をアルカリ性に変えて体調やお肌を整えてくれます。
ピンクソルトを使ったレシピ、料理は?
初回公開日:2018年02月05日
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