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コンソメとブイヨンの違い・代用・使い分け|味/スープ

更新日:2020年08月28日

コンソメとブイヨン、ともによく聞く言葉ですが、その違いを説明できる人は少ないのではないでしょうか。今回はそんなコンソメとブイヨンの違いや、料理による使い方をご紹介していきます。この機会を生かして今日の料理にも使えるワンポイントを学んでみてはいかがですか。

コンソメとブイヨンの違い・代用・使い分け|味/スープ

コンソメとブイヨンの違いってなに?

コンソメとブイヨンはともにスーパーとかに買い物にいくと売っているのを見ます。しかしこの二つ、似て非なるものというのは知ってますか?ここからはそんなコンソメとブイヨンの違いについて見ていきましょう。

味に違いはあるの?

コンソメとブイヨンはそのままお湯に溶かしてみると味の違いを確認することができます。中には試したことがある人もいるのではないでしょうか。コンソメを溶かすと普通においしいスープになるのに対して、ブイヨンでもスープにはなりますがコンソメと比べると味が薄く、何か物足りない感じになります。

塩分はどっちが高いの?

日本で一般的に売られているブイヨンとコンソメだと、コンソメのほうがしっかり味付けされているからコンソメのほうが塩分が強いと思われがちです。しかし1回分当たりの量に若干の差はありますが、表記されている塩分量にはほとんど差がありません。

このためブイヨンだから濃いめに味付けをしなきゃ、と思うと塩分過多になってしまう事もあるので注意が必要です。

カロリーもコンソメのほうが高い?

コンソメとブイヨンのカロリーを比較すると、一般的に売られているもので見た場合1gあたりのカロリーはコンソメが2.4kcal、ブイヨンが約1.87kcalとコンソメのほうが高いことがわかります。

ブイヨンに比べてコンソメのほうが使われている素材や調味料が増えるのでこれも当然と言えます。

コンソメとブイヨンの代わりになるものは?

料理中にコンソメやブイヨンを使おうと思いつき探しても、そういう時に限ってないという経験はありませんか。そんな時に代わりになるものがあればいいのに、と思うはずです。コンソメとブイヨンは同じようで違うものなので、代わりとなるものも一緒ではないです。

ここからはコンソメの代わりになるものとブイヨンの代わりになるものをそれぞれ見ていきましょう。

コンソメの代用品に使えるものはコレ!

コンソメの代わりとしてブイヨンを使うことはよくありますが、それ以外にも味覇(ウェイパァー)や粉末の鶏ガラスープなどを使うこともできます。味覇を使う場合はそれだけだと中華風になってしまうので、ローリエなどハーブを入れると洋風に近づきます。

ブイヨンの代用品にはこんなものも使えます!

ブイヨンは「だし」なので、普通に売られている粉末の和風だしでも代用が可能です。ですがブイヨンに比べるとあっさりした味になってしまうので、それをなんとかしたいという人はクレイジーソルトやハーブミックスが入っている塩なんかを使うと味が洋風に傾きます。

もちろんコンソメの代わりにブイヨンを、またはその逆でも十分に使うことはできますが、ブイヨンの代わりにコンソメを使う場合は味が濃くなりやすいので注意ですし、逆の場合は物足りなくなるので他の味付けを考える必要があります。

特にコンソメのかわりにブイヨンを使う場合は、ブイヨンにもそれなりの塩分が入っているので塩分過多にならないように考える必要があるので注意です。

料理別のコンソメとブイヨンの使い分け

コンソメとブイヨンの違いや代用品になるものをご紹介してきましたが、ここからは日常的に作ることの多いメニューの中で、コンソメとブイヨンのどちらを使ったほうがおいしく作れるかという例をいくつかの料理にわけてご紹介していきます。

スープの場合

次のページ:コンソメとブイヨンとフォンドボー、どう違う?

初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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