家庭でのたこ焼きの焼き方のコツ・生地の作り方|カリカリ
更新日:2020年08月28日
市販のたこ焼き粉は、一度ふるいにかけておくと水と混ざりやすくなります。生地は緩めに作り中をとろっとさせるのがコツです。まずは、水と卵を表面が泡立つまでかき混ぜます。泡立ったところで、たこ焼き粉を入れて混ぜます。よく混ざったら完成です。
焼き
たこ焼き器はしっかり加熱します。たこ焼き器の種類にもよりますが、コンロを使用する時は中火で加熱し、ホットプレートのたこ焼き器なら200度にして加熱します。
加熱したプレートにまんべんなく油をひきます。穴の中に油が1/3程度たまる位ひきます。油が温まってきたら穴の半分まで生地を入れて、お好みの具材を入れましょう。生地を流し入れ、穴からあふれるまで入れます。
5分程度したら焼き加減を見てひっくり返します。穴の周りの生地をまとめながら、丸くなるように形を整えて焼きます。銀だこでは、生地を入れてから5分以内にひっくり返しますから、手早くやるのがコツです。
そして、ひっくり返したら油を入れるのがカリカリに仕上げるコツです。油を入れたら少し待ち、少しずつひっくり返して表面を焼き上げていきます。この時、油がはねますから注意しましょう。こんがり焼けたら、からしマヨネーズやソースをかけて完成です。
秘訣その1
たこ焼きの外をカリッとさせるには、火の使い方にこつがあります。生地を流し入れる時に強火にして、生地を流し入れたら中火~弱火に設定します。油を多くしてもカリッとしますが、あまり量を入れ過ぎると油っこくなって美味しくないです。
たこ焼きは食べ過ぎてしまうので、油はほどほどにして、火加減でカリッとさせると美味しいでしょう。
秘訣その2
たこ焼きを作る時に使う水の代わりに、炭酸水を使うと衣に空気が含まれてサクっとした食感に仕上がります。「粉300g、卵2個、水400ml、炭酸水500ml」で焼くととても膨らみ、通常より多くのたこ焼きを焼くことができます。
焼き上がりは、表面がサクッとして中はふんわりしています。軽い感じに仕上がりパクパク食べてしまいます。お好み焼き粉でも代用できますから、残っている方は作ってみましょう。
秘訣その3
カリトロのたこ焼きにするなら、片栗粉を入れるのがコツです。片栗粉を入れるともちっとした食感も楽しめ、配合によって色々な食感が楽しめるでしょう。みりんと醤油を生地に加えれば、ソースを塗らなくてもそのまま食べられます。
他にも、薄力粉に強力粉を加えて焼けば、もちっとた食感のたこ焼きに仕上がります。粉の配合によって食感が変化しますから、自分好みの配合を覚えておくと美味しく食べられます。
道具別たこ焼きを焼くコツ
コンロ
ここでは、カセットコンロを使って、1度に16個のたこ焼きが焼けるプレートで作ります。食べながら作ることができますから、あつあつのたこ焼きが楽しめます。
まず、焼く準備をします。ガスコンロにたこ焼きプレートをのせ、強火にし油を全体的に塗ります。穴の部分には油を5mmほどためておきます。油を塗ったたこ焼きプレートは、高温になるまで温めるのがコツです。
しっかり温めたら中火~弱火にして温度をキープしましょう。
焼き
たこ焼きプレートが温まったら、さっそく焼きましょう。生地を6分目まで流し込み、タコを入れます。他に加える材料があれば、一緒に入れていきましょう。具材を入れたら、あふれる位生地を流し込み焼きます。
約4分くらいすると、平らな部分が固まってきます。竹串で16分割して、平らな部分の生地をたこ焼きの真ん中に集めます。竹串を使って、くるっと一回転させて形を整えていきます。しばらく焼いて、たこ焼きの表面が固まってきたら裏返しにします。
裏返しにして3分くらいすると完全に焼き上がり完成です。ふんわり食感を楽しむなら、焼き時間は短めに、カリッとさせるなら焼き色が付くまでこんがり焼くのがおいしく食べるコツです。
南部鉄器
南部鉄器のたこ焼き器は重量がとてもあり、商品によってはIHに対応していますから、コンロで焼くことができます。南部鉄器のたこ焼き器をはじめて使用する時は、油慣らしからはじめます。
まず、たこ焼き器をお湯で洗い、空焚きをして水分を飛ばします。食用油を鉄板に塗って、野菜くずなどを炒めて油を馴染ませます。たこ焼き器は、全ての面を使用しますから、まんべんなく馴染ませましょう。
きちんと馴染ませてから焼くのが、くっつかないコツです。使用後は、お湯で洗い焦げた部分はお湯でふやかして綺麗にします。洗剤を使用すると油分を落とし過ぎるので、使わないようにします。
洗い終わったたこ焼き器は、コンロにのせて水分を飛ばして、冷めたら新聞紙などに包んでしまいます。しまう時に食用油を塗っておくと、錆止め効果があるでしょう。
ホットプレート
初回公開日:2018年02月07日
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