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【季節別別】白身魚の種類一覧|離乳食/切り身/刺身/フライ

更新日:2020年08月28日

さまざまな種類がある白身魚ですが、ここでは、白身魚の旬と相性のいい料理などをご紹介します。これまで味わったことのない種類の白身魚を楽しむきっかけになるかもしれません。旬の魚は栄養価が高く、安価で求めやすくなっていますので積極的に食卓に取り入れましょう。

【季節別別】白身魚の種類一覧|離乳食/切り身/刺身/フライ

きす

きすの旬は、5月~8月頃です。一年を通して出回りますが、産卵前の初夏から夏にかけてが一番味が良いと言われています。きすはアオギスとシロギスの2種類に分けられますが、一般的に見かけるのはシロギスという種類のきすです。

やや大型のアオギスは、現在では九州の一部でしか見られないので食べる機会はあまり多くないでしょう。きすは、三枚おろしにしてお刺身にしたり、酢の物や塩焼き、てんぷらなどさまざまな種類の料理でおいしくいいただけます。

鯵の旬は5~7月の初夏にかけてです。鯵は暖流にのって日本周辺を回遊し、漁獲されます。旬に獲れる鯵は小~中型で、脂ののりがよく、お刺身はもちろんアジフライやなめろうなどさまざまな種類の料理で楽しみます。秋冬に獲れる種類の鯵は大型ですが、やはり旬のものと比べると旨みは劣ってしまいます。

鯵にはさまざまな種類があり、漁獲量はマアジ、ムロアジともに長崎県が1位となっています。

しらす

スーパーや魚屋さんでもよく見かける身近な白身魚のしらすですが、旬は3月下旬~5月頃です。地方によっては、9~10月頃の秋を旬とすることもあります。釜揚げしらすもおいしいですが、新鮮なものは生しらすとしても楽しめます。

1~3月中旬までの間は禁漁とされていて、収穫量が本格的に多くなるのは4月中旬以降となります。しらすというのは魚の名前ではなくて、いわしの稚魚の総称を指します。塩ゆでして干したものは、しらす干しと呼ばれます。しらすの主な産地として知られるのは、相模湾や湘南地区になります。

うなぎ

うなぎは、夏バテに効果があることで知られており、土用の丑の日に食べるのが一般的な白身魚です。うなぎには、消化吸収のよいたんぱく質と脂肪が多く含まれていて、それに加えビタミンAも豊富に含まれています。

うなぎの旬は土用の丑の日で知られる7月ですが、この時期のうなぎは養殖ものがほとんどで、天然もののうなぎは10~12月の冬が旬です。うなぎは冬を越すために身体に脂肪をたくわえるので、身もやわらかくなりおいしさが増します。

土用の丑の日にうなぎを食べるのは、うなぎが夏バテ予防に効果があるとされるビタミンを豊富に含んでいるからですが、さらにおいしさが増す秋頃に食べるのもぜひします。

たちうお

たちうおの旬は7~11月頃で、地域によっても若干異なりますが一般的には産卵期の秋にかけてが一番脂がのっていておいしいとされています。たちうおは、その名の通り太刀のように細長い銀色の体型が特徴で、大きいものだと1メートル以上にもなります。

たちうおは切り身で売られていることが多いですが、新鮮なものはお刺身としても食べられます。ただ、小骨が多く味にややクセがあることから、バターを使ってムニエルなどにすると食べやすくなります。

たちうおは日本で江戸時代から食べられている種類の白身魚ですが、韓国でもよく食べられていて、最近は輸入されることも多くあります。

鮭の旬は9~11月頃で、秋の味覚を代表する白身魚です。鮭は、川から海へ出て成魚となり、その後産卵のために再び生まれ育った川に戻ってくるという珍しい魚です。川を遡る途中の、成熟までにはまだ時間があるものが、一番脂がのっていておいしい時期です。

産卵期に近づきすぎたものだと、おなかの子に栄養を取られてしまうのでやや味が落ちてしまいます。鮭の身は赤いのでよく勘違いされますが、実は白身魚の種類に分類されます。エビやカニを餌にしているため、身の色が徐々に赤くなってきます。

鮭にはたんぱく質や脂質が多く、ビタミンB1やナイアシンも多く含まれています。鮭は塩焼きやフライ、ホイル焼き、石狩鍋、かす汁、飯寿司など幅広い料理に使うことができます。

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初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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