Search

検索したいワードを入力してください

【季節別別】白身魚の種類一覧|離乳食/切り身/刺身/フライ

更新日:2020年08月28日

さまざまな種類がある白身魚ですが、ここでは、白身魚の旬と相性のいい料理などをご紹介します。これまで味わったことのない種類の白身魚を楽しむきっかけになるかもしれません。旬の魚は栄養価が高く、安価で求めやすくなっていますので積極的に食卓に取り入れましょう。

【季節別別】白身魚の種類一覧|離乳食/切り身/刺身/フライ

甘鯛

甘鯛は、秋から春にかけてが旬です。白アマダイ、赤アマダイ、黄アマダイの3種類に分けられ、味わいは白が一番良いと言われ、次いで赤、黄の順になっています。京都では甘鯛のことをグジと呼び、若狭湾で獲れた甘鯛に一塩ふり、身を締めたものが美味とされています。

日本料理のお店では、甘鯛の松笠揚げといってうろこがパリパリに揚げられた料理もあります。うろこのさくさくとした食感と、身のぷりぷり感が同時に楽しめる料理です。

かます

かますは、日本でよくとれる白身魚の一種です。私たちが普段食べているかますの種類は、アカカマス、ヤマトカマス、アオカマスの3種類が主です。ヤマトカマスは夏、アカカマスは秋から冬頃が旬と言えるでしょう。

かますは一夜干しにしてグリルで焼き、酢醤油をつけて食べるのが食べ方です。

冬の代表的な白身魚でもある鱈は、よく食べられている種類の魚なのではないでしょうか。鱈は12月~1月に旬を迎えます。身は脂肪分が少ないので、淡白な白身魚でどんな料理とも相性が良い魚です。鱈の身は低カロリーで高たんぱくですが、特に皮にはコラーゲンが豊富で肌にも良いので、皮までいただきましょう。

鍋物や焼き物、フライなどさまざまな料理に活用される鱈ですが、やや傷みやすいので昔から塩だらや棒だら、すき身だら、でんぶなど日持ちするよう加工品が多く作られてきました。スペインやポルトガルでは、昔からの長持ちさせる知恵として干しだらが有名です。

ひらめ

ひらめの旬は、脂肪がのっておいしくなる秋から冬頃です。ひらめは、身はもちろんですが一番おいしいところは縁側とも言われています。縁側にはコラーゲンが多く含まれていて、食べると身よりも脂がのっていると実感できるはずです。

ひらめは、冬の寒い時期は脂がのっており、それでいて身が引き締まっていておいしいといわれています。ひらめは春から初夏にかけてが産卵期なので、産卵を過ぎると身が痩せてしまい、味も劣ってしまいます。

ひらめは九州から北海道まで、日本全国広い地域に生息していますが、寒い地方ほど漁獲量は多くなっています。

ほうぼう

ほうぼうは、締まった肉質が特徴で味も鯛に匹敵するといわれている高級魚です。市場には、秋から春にかけての比較的長い期間出回りますが、一番の旬は冬です。ほうぼうは淡白な味のため、どんな料理にも相性が良いのが魅力です。薄造りでお刺身を楽しんだり、昆布じめやちり鍋、魚すき、アクアパッツァやブイヤベースなどいろいろな料理で楽しみましょう。

あんこう

あまり多く出回らないため、高級魚ともいわれるあんこうですが、旬は12~2月頃の寒い時期です。冬場は海の水温が低くなることであんこうの身が締まり、味がよくなります。

あんこう鍋などがですが、酒の肴として珍重されているあんきも(あんこうの肝臓)もコクがありの逸品です。あんこうは、身だけでなく皮や内臓もあますところなく食べられ、特に肝臓、胃袋(水袋)、卵巣、ほお骨(柳肉)、エラ、ヒレ、皮はあんこうの七つ道具といわれ、珍味として重宝されているのだそう。

あんこうは、グロテスクな外見とは裏腹に淡白な味わいが特徴の白身魚です。

ほっけ

次のページ:赤ちゃんから大人まで白身魚をもっと楽しみましょう

初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related