生クリームとホイップの違い・作り方・保存方法|簡単/砂糖
更新日:2020年08月28日
開封して泡立てた生クリームやホイップは、常温ではなく必ず冷蔵庫、または冷凍庫で保存するようにしましょう。冷蔵庫で保存する際は、クリームが分離してしまうのを防ぐため、あらかじめ泡立てを6~8分立て程度におさえて、いざ使う時にホイッパ―を使って固さ調整をすることをします。分離をおさえることができると、それが長期保存できることに繋がります。
冷蔵保存する場合は、開封後のクリームをタッパーなど密封容器に入れ、ジップ袋で更に密封して保存するようにしましょう。
生クリームとホイップは冷凍できるのか
お菓子作りや料理で生クリームを使ったものの余ってしまった、という経験がある方は多いのではないでしょうか。余ったからといって捨ててしまうのは勿体ないので、余った生クリームは適切な方法で保存して賞味期限を延ばしてあげると良いでしょう。
もちろん、そのまま冷蔵庫にいれても良いのですがそれでは期限が短いためすぐに使い切らなければなりません。そんな時は迷わず冷凍保存することをします。生クリームは冷凍保存することで長期保存が可能になるだけでなくとても便利に使うことができます。
ここでは生クリームやホイップの冷凍保存について解説していきましょう。
冷凍すると一気に期限が伸びる!
生クリームやホイップは常温保存した場合、開封後であれば植物性は3~4日ほど、動物性の生クリームの場合は1~2日が期限とされています。しかし、冷凍した生クリームやホイップは1ヶ月ほど保存がきくと言われているので、余った際は冷凍保存するほかないと言っても過言ではありません。
すぐに使う用途があるなら話は別ですが、特にない場合はすぐに冷凍保存してあげることでより鮮度が良い状態を保つことができるでしょう。
クリーム状でもホイップでも冷凍は可能!
上記でも触れていますが、開封後に液体のまま残ったホイップや生クリーム、泡立てて余ってしまったホイップ状のクリーム、どちらであっても冷凍保存することは可能です。しかし、ここで注意してほしいことがひとつあります。「液体のまま冷凍した生クリームやホイップは解凍したときに泡立てることができない」ということです。
もしも冷凍保存したクリームを、解凍後ホイップ状にしたいのであれば予め泡立てたものを冷凍保存しておく必要があります。多くの場合、冷凍保存で失敗する例がこちらになりますので覚えておきましょう。
しかしながら、もしもクリーム状で冷凍してしまってもクリームパスタや料理のコク出しに使うこともできるのでホイップ状にするのは諦めて他の用途に役立ててあげましょう。
生クリームとホイップの冷凍保存方法
生クリームとホイップは冷凍保存することが可能だとお伝えしました。ここでは保存する際の保存方法をご紹介します。よく生クリームを使用する方であれば必見です。是非参考に試してみてはいかがでしょうか。
クリーム状のまま冷凍する場合はどうする?
生クリームを冷凍保存する場合の保存方法は、「製氷皿」を使うのがです。
製氷皿に生クリームを流しいれ小分けにしておけば使いたい分使うことができますし、取りやすいという利点もあります。製氷皿で凍らせた生クリームはいつまでもそのままにせず、ジッパー袋やタッパーなど密封できる容器に移しておきましょう。こうすることで劣化を限りなく防ぐことが可能です。
脂肪分を含む生クリームは冷凍すると分離してしまいがちですが、分離してしまってもそのままカレーやシチューに入れてあげればコク出しに使えるので用途によっては気にせず冷凍保存しましょう。
ホイップを冷凍する場合はどうする?
生クリームをホイップ状にして冷凍保存する場合は、ホイップ状のものを小分けにして固めてあげましょう。この場合は劣化しないうちに急速冷凍させたいので、アルミホイルや金属トレーなど冷えやすい素材の上にサランラップを敷いて、絞り出して小分けにします。固まったホイップはジッパー袋やタッパーにいれて保存しましょう。
絞り袋で絞る際に、ハートなどの形を作ってしぼっておけばいざ使うとなったときに可愛らしいので、それもまた楽しむことができます。
冷凍クリームの解凍方法
さて、生クリームやホイップを冷凍する際の保存方法に続き、解凍方法をご紹介します。冷凍保存した冷凍クリームを解凍する場合、使用する3~4時間前にあらかじめ冷蔵庫に移して解凍をします。冷凍した生クリームやホイップはどうしても多少の劣化はおきるため、風味やクリーム感が落ちるのは理解しておきましょう。
生クリームとホイップの賞味期限の目安
初回公開日:2018年03月20日
記載されている内容は2018年03月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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