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【種類別】新米の美味しい炊き方・コツ・道具|水の量

更新日:2020年08月28日

そろそろ田植えが始まる季節、実りの秋には新米が食卓にのぼります。そこで今新米をおいしく味わうための炊き方のコツをご紹介します。同じようにみえても、実は新米は普段食べているお米とは少し違う特徴を持っています。そんな新米をおいしく味わう炊き方を見ていきましょう。

【種類別】新米の美味しい炊き方・コツ・道具|水の量

ここまで、新米の炊き方のポイントを水加減を中心に見てきました。次に考えたいのは、おいしく新米を炊くための道具と、道具を使った炊き方です。

土鍋で新米を炊いてみよう

お米をおいしく炊く道具、と聞いて一番にあげられるのが土鍋です。普段は炊飯器にお任せの方も、おいしい新米の時期、一度は土鍋で新米を炊いてみてはいかがでしょうか。

土鍋は厚みがあり、熱が逃げにくいため、おいしいお米の炊きたいときにはぴったりの道具です。また炊飯器では味わえないおこげの楽しさも味わえます。

それでは、土鍋で新米を炊く時にポイントや注意点を見てみましょう。

土鍋を使った新米の炊き方は?

土鍋を使った新米の炊き方も、お米のとぎ方や浸水、水加減は変わりません。ただし、普段炊飯器で炊いている方は、普段の水加減よりも土鍋で炊く時のほうが水を少し多めにすると失敗が少なくなるでしょう。

新米の場合、水加減を少なめにするといいのですが、土鍋で炊く時は、普段の古米を炊飯器で炊く時の水加減と同じと考えましょう。

土鍋での炊き方に大切なのは火加減です。火加減と時間をレシピで確認してみましょう。

新米を土鍋で炊いた

ご紹介するレシピは、シンプルですが、詳しい火加減や時間を書いてくれているわかりやすい炊き方です。沸騰するまでは、しっかりと火力を使い、沸騰してからはできる限り小さい火力で火にかけていきます。

蒸らす時間も忘れずにしっかりとりましょう。

お米が1合増えるごとに、弱火で加熱する時間を少し増やすとよいでしょう。炊き方の目安は1合ごとに5~8分弱火で火にかける時間を長くとることをします。

[材料]
・新米 2合
・水 400ml
[作り方]
(1).米は研いて30分水に浸しざるにあげ、水切りしておく(前の晩などにここまでやっておく)
(2).中火に10分ほどかけ、沸騰している状態を確認する
(3).弱火にして、15分炊く
(4).ふたをあけて、水気が多いようなら弱火で1~2分水気を飛ばす
(5).水分がとんだら、10秒中火で加熱する
(6).火をとめ、ふたをして10分蒸らす

出典: https://ameblo.jp/gohanrecipe/entry-12322272592.html |

種類別・新米の炊き方

続いて、品種別に炊き方を見てみましょう。

ゆめぴりかの新米をおいしく炊く方法

まずは、最近の高い北海道の「ゆめぴりか」です。

もともとは、寒冷な気候のために、おいしいお米を育てるのは難しいといわれていた北海道で作られた新しい品種のお米です。そのおいしさには定評があり、全日空の機内食にも使われました。

ゆめぴりかの大きな特徴は、その強い粘りです。炊いたときに、粘りが強く、そのため冷めてもおいしいという特徴があります。またたんぱく質の含有量が低く、柔らかいもちもちした食感になります。また、お米自体に強い甘みがあるので、おかずを合わせるときは濃い味付けのおかずにするか、おかずなしでお米をしっかり味わいたいときにです。

炊く時に注意したいのは、水加減です。もともと粘りと柔らかさがあるお米なので、水が多いとべちゃっとします。水を少し少なくした炊き方がです。

コシヒカリの新米をおいしく炊く方法

次にブランド米の代表といってもよい、コシヒカリの特徴を見てみましょう。コシヒカリの特徴は、そのうまみと粘りのバランスの良さにあります。でんぷん成分が多すぎると、かえって粘りが出ないため、しっかりしたうまみともちもちした粘りのバランスの取れたオールマイティな品種と言えます。

また、コシヒカリはおいしいお米の代表といってよく、今ではコシヒカリから生まれた品種も数多くつくられています。そこで、基本的なお米の炊き方はコシヒカリを標準といってもよい状況にあります。コシヒカリをおいしく炊くためには、基本的な炊き方をしっかり守って炊くとよいでしょう。

また、ササニシキなどに代表される、ややあっさりした味わいのお米は、固くなりすぎないようにしっかり浸水時間を取って水分を十分に含ませてから炊くとよいでしょう。

新米・玄米をおいしく炊いてみよう

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初回公開日:2018年04月11日

記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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