高コスパの日本酒13選・高コスパの価格の目安
更新日:2022年04月11日
4:紀土 純米大吟醸 山田錦
紀土(きっど)は、山田錦を50%まで精米して造った純米大吟醸です。紀土は、若い人たちにも美味しいお酒を飲んでほしいという思いからすべての商品のコスパが高くなっていて、上品な果実香で透明感のある旨味やキレの良さなど、すべてが高レベルです。
5:刈穂 醇系辛口80
刈穂は、秋田県が育種開発した酒造好適米の「秋田酒こまち」を全量使用していて、自社の培養酵母を使い、精米歩合を80%に留めて、原料枚の旨味をたっぷりと引き出した純米酒です。
米の味わいが非常に強い日本酒です。米の旨味が濃厚ですが、嫌な味わいは口の中に残りません。
6:楯野川 純米大吟醸 清流
山形県で開発された酒米「出羽燦々」を原料にしています。楯野川 清流はアルコール度を14%に抑えているので、軽快な飲み心地が特徴で、「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」の2018年の金賞を受賞しています。
ホワイトピーチのような甘さと酸味のある香りで味わいはフルーティーですので、女性に喜ばれる日本酒です。冷すか常温で楽しむのが良いでしょう。
7:杉勇 純米 出羽の里
杉勇の社長が元エンジニアで、科学的な手法を醸造に取り入れつつ、古き良き手法を維持しているのが特徴です。50%の精米でありながら、純米を名乗っている日本酒で、華やかな香りというより控えめで飲み飽きない感じで、やや甘めで柔らかい味わいです。
冷で飲むのがベストですが、やや甘口なので、人肌燗かぬる燗で飲むのがです。
8:寫楽 純米酒
銘柄「寫楽」のフラグシップです。品薄状態が続いていますので、店頭では入手しにくく、見つけたら即買いがな高コスパの日本酒です。寫楽は、果実系のふくみ香があり、米の旨味がバランスよく口の中に広がり全体的にスッキリとした印象でキレも良いです。
9:信濃鶴 純米
信濃鶴の長生社は、中央ではほぼ無名の小さな蔵で、純米酒しか造らない「純米蔵」となり、冷却装置付きのサーマルタンクを導入して、全銘柄低温の醸造の蔵に変わりました。酒米には、単価の高い美山錦を使い、精米歩合を60%まで磨いているにもかかわらず、一升瓶で2000円を切る高コスパの日本酒で、吟醸香はバニラのようでフルーティーでかすかな甘みを感じられます。
10:九頭龍 逸品
九頭龍というのは、純米大吟醸なら一升瓶で10000円ほどする超高級酒のひとつです。その廉価版が九頭龍逸品で、コスパの高い日本酒です。
九頭龍逸品は、日本酒のランクとしては普通酒ですが、国産の酒造好適米のみを使用されており、香りも十分に楽しめ、味わいは辛口で、旨味はあるが、スッキリした印象です。
11:醴泉 純米 山田錦
醴泉は、兵庫県の東条特A地区の山田錦を使用しており、山田錦の上品な旨味をしっかりと感じさせながら、軽快な味わいに仕上がっていて、薄味、濃い味と幅広い料理に合うのも特徴の日本酒です。最高峰の山田錦を使用していますが、720ml、1500円ちょっとという高コスパです。
12:喜久酔 特別本醸造
喜久酔 特別醸造は、ほのかに吟醸香があり、超辛口の火入り酒で、超辛口ですが、ソフトな印象があり、高コスパで、バランスが良くて飲みやすいお酒です。お酒が初めての方にもピッタリな飲み口です。
13:初亀 縁 プレミアム
山田錦100%と、醸造用アルコールがキャンディーのような酸味のある甘みを作り出す静岡流の普通酒です。口当たりはずっしりと甘いですが、のど越しはきっちりと辛い爽快感が味わえます。
初亀 縁 プレミアムは料理や飲むタイミングを選ばない万能タイプで、酸味があるので、油物の肴でも合い、食前には山田錦の甘さを、食後には醸造用アルコールのキレを堪能でき一升瓶で1800円程度の高コスパです。
初回公開日:2018年10月01日
記載されている内容は2018年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。