強力粉で作るお菓子のレシピ6つ|強力粉と薄力粉の違い
更新日:2022年04月11日
違い1:タンパク質の量
強力粉と薄力粉はタンパク質の含有量が違います。
薄力粉の方がタンパク質を含む量が少なく、強力粉の方がタンパク質を多く含んでいます。小麦粉には「グリジアン」「グルテニン」と言う2つのタンパク質が含まれており、このタンパク質の量が料理の食感に大きな違いを与えています。
違い2:グルテンの量
小麦粉に含まれるタンパク質は水分を加えて捏ねると「グルテン」と言う物質に変化します。このグルテンは料理に弾力感を与えたり強い粘りの元になる成分で、お菓子や料理の食感に大きく影響を与えます。
薄力粉はタンパク質の量が少なくグルテンの量も少なくなるので料理のでき上がりもさくっとした食感になり、強力粉はグルテンを多く含むためもちもちの食感に仕上がります。
違い3:粒の細かさ
薄力粉と強力粉は粒の細かさも違います。薄力粉の方が粒が細かくしっとりとした手触りで、強力粉のほうが粒が粗くサラサラとした感触です。
薄力粉と強力粉の見分け方はとても簡単です。薄力粉のほうがダマになりやすく、固まりやすいと言う特徴がありぎゅっと握ると手の跡がつきます。一方強力粉はダマにはなりにくく、お菓子や料理に使う時も振るう必要はありません。
違い4:適している料理
薄力粉と強力粉、それぞれに向いている料理を見ていきましょう。異なる特徴を持つ小麦粉の使い分けをすることは料理をおいしくする上でとても大切です。
薄力粉はサクッとした食感に仕上がるのが特徴です。てんぷらやお好み焼き、お菓子ではクッキーや軽く仕上げたいスポンジケーキなどに向いています。
強力粉はもちもち感を活かして中華麺や餃子の皮、パン生地などに使うと良いでしょう。
余りがちな強力粉はお菓子で使える
今回は強力粉と薄力粉の違いや強力粉を使ったお菓子などをご紹介しました。
ご家庭で余りがちな強力粉は手作りのお菓子で消費するのがです。
手作りのお菓子は優しい風味で体にも良く、安心して食べられます。次のお休みの日には、余った強力粉でぜひ手作りのお菓子を楽しみましょう。
クグロフ型で作るお菓子もチェック
かわいらしいクグロフ型は、クグロフ以外のお菓子を作るのにも適しています。
焼き菓子だけでなく、冷たく冷やしたゼリーやふわふわのケーキなどを焼くのにも向いていますし、型の大きさも大小様々なものがあるのでぜひチャレンジしてみましょう。
おしゃれで華やかなクグロフ型を使いこなして、ステキなおやつタイムを過ごしましょう。
初回公開日:2018年10月03日
記載されている内容は2018年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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